Ubie、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」を創立
■「Ubie Lab」創立の背景
大規模言語モデル(LLM)を始めとする生成AIは、驚異的なスピードで発展を遂げ、多くの業界・職種での利活用が急速に進んでいます。一方で、技術が革新的であるがゆえに、情報の信頼性や活用にあたっての倫理性など、整理すべき課題が数多く存在しており、特に医療・ヘルスケア分野においては、生活者・患者さんへの影響やプライバシー保護、医療倫理の観点等から慎重な利用が求められているのが現状です。
2017年に創業したUbieは、生活者が症状から関連する病名等を調べられるサービス、症状検索エンジン「ユビー」と、問診の効率化等により診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビーメディカルナビ」を提供しています。これらのサービスのコア技術となるAIは、当社共同代表である阿部と久保がAIの黎明期である2013年から多くの現役医師の協力を得ながら開発を進めてきたものであり、2023年7月現在では、症状検索エンジン「ユビー」は月間利用者数700万人、「ユビーメディカルナビ」は全国1500以上の医療機関に導入されるまでに成長してまいりました。
このような背景から「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療・ヘルスケア領域でAI活用をリードしてきた知見・経験をもとに、医療・ヘルスケア領域においてAIによるイノベーションと安全性を両立する一助となるべく、「Ubie Lab」を設立する運びとなりました。
■「Ubie Lab」の活動内容
「Ubie Lab」のメンバーはAIの専門家に加え、メディカルリサーチ、ポリシーリサーチの専門家によって構成されています。これら多様な観点の専門家たちが協力し、医療・ヘルスケア領域における革新的かつ安全な社会実装を推進するための研究を推進します。
<活動内容>
生成AIの基礎技術や安全性の検証
Ubieが提供する既存サービスへの生成AIの活用可能性の検証
生成AI等を活用した新規事業の検討
業界団体と連携した政策動向の調査・提言 等
<「Ubie Lab」各部門代表>
Head of AI Research
風間 正弘
株式会社リクルートホールディングスとIndeed Japan株式会社にてデータサイエンティストとして勤務後、2020年にUbie株式会社入社。Forbes JAPAN 30 UNDER 30受賞(2018年)、推薦システム実践入門(オライリー・ジャパン)執筆、東京都立大学非常勤講師
Head of Medical Research
守屋 祐一郎
セルソース株式会社にて医学系研究、リアルワールドデータ活用等に携わった後、2021年にUbie株式会社入社。聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科にてデジタルヘルス等を研究
Head of Policy Research
三浦 萌
総務省にて情報通信政策に10年以上携わった後、2021年にUbie株式会社入社。日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)ワーキンググループ4及び生成AIに関するサブワーキンググループリーダー
<「Ubie Lab」に関するお問合せ>
https://ubie.life/inquiry/collaboration
【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com
▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/
▽生活者とクリニックをつなぐ「ユビーリンク」
https://intro.dr-ubie.com/ubielink
【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する症状検索エンジン「ユビー」と、診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビ―メディカルナビ」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。
所在地 :〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号 日本橋堀留町2丁目ビル 6F
設立 :2017年5月
代表者 :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太
URL :https://ubie.life
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