Vena Nexus、「Japan Mobility Show 2025」にQuantum Mesh共創パートナーとして参画
ヴィーナ・グループ(Vena Group)の完全子会社で、アジア太平洋地域において、電力網と連携したAI対応型データセンターインフラ(AI-DC)の開発に特化しているVena Nexusは、「Japan Mobility Show 2025」(JMS2025)にQuantum Mesh株式会社(Quantum Mesh)の共創パートナーとして参画しました。AIoT時代の最適なデータ連携基盤の構築を目指す、「WATT BIT ROAD(ワット ビット ロード)」をコンセプトとしたブースを構築しました。

2025年2月、Vena Groupは、Quantum Meshと「日本国内におけるエッジグリーンAIインフラストラクチャに関する覚書(MOU)」を締結しました。Vena Groupが有する大規模なエネルギーおよびデータセンタープロジェクトの開発、建設、運営における豊富な専門知識と、Quantum Meshの先進的な設計および技術(高効率コンピューティング向けの自社開発液浸冷却技術を含む)を融合させることで、エッジグリーンAIインフラストラクチャプロジェクトのポートフォリオを推進し、エネルギーおよびコンピューティングを統合したソリューションの提供を進めています。
Vena Group CIO, Vena Nexusグローバル・ヘッドのシモーネ・グラッソは次のように述べています。
「このたび、Quantum Meshの共創パートナーとして、Japan Mobility Show 2025に参画できたことを大変光栄に思います。Vena Nexusは、クリーンエネルギーと持続可能なデジタルインフラを融合させ、電力網の制約に対応するとともに、AI時代にふさわしい未来志向の社会の実現に貢献することを目指しています。 Quantum Meshと協力し、分散型でスケーラブルなAIコンピューティングプラットフォームを企業向けに開発しており、電力制約の緩和、脱炭素社会の推進、システムの効率性と信頼性の向上、そしてデータセキュリティの強化に取り組んでいます。 “WATT”と“BIT” が示すように、エネルギーとデジタルの発展は、互いに支え合いながら進んでいくものです。今回のJapan Mobility Show 2025は、私たちのこのビジョンを来場者の皆さまと分かち合い、次世代の持続可能なデジタルインフラの未来を共に描く貴重な機会になりました。」
Quantum Mesh共創ブースでは、AIが生活や産業など隅々に浸透する一方で、私たちが直面している電力不足問題や高性能なAIの普及によるデータ処理のひっ迫、そして私たちの暮らしや社会インフラにも大きな影響を及ぼすOT(Operational Technology)セキュリティの脅威などの、まだ十分に知られていない“AI時代の社会リスク”の解決策として提案する「AIデータステーション」が初公開されました。また、次世代デジタルインフラ整備を通じた地域活性やデータ経済を支えてきた共創パートナー各社とともに、持続可能なデジタル社会を支える未来の街を表現しました。
■WATT BIT ROAD とは
古来から私たちの生活を支えてきた道。土地と土地をつなぎ、人々が行き交い、モノが流通する。道の発展とともに、日本は豊かになっていきました。

そして時を経て、電力=“WATT”と情報通信網=“BIT”が整備された今。日本中を貼り巡らされた道=“ROAD”は、来るべきAIoT時代において、車とともにデータが走るインフラへと生まれ変わっていきます。Quantum Meshと、Vena Nexusをはじめてする共創パートナーは、 これらが連携した「WATT BIT ROAD」によって生み出されるロードサイドのエッジモジュールを多極分散化することで、AIoT時代の最適なデータ連携基盤の構築を目指しています。
■「Japan Mobility Show 2025」 開催概要
会期:2025年10月30日(木)~11月9日(日)
会場:東京ビッグサイト
オフィシャルWebサイト:Japan Mobility Show 2025

■Quantum Mesh 出展ゾーン:「Tokyo Future Tour 2035」とは
Quantum Meshが出展する「Tokyo Future Tour 2035」ゾーンは、JMS2025を構成する3つの主要プログラムのひとつであり、「モビリティの未来の姿(#FUTURE)」をテーマとしています。本エリアでは、近すぎず遠すぎない10年後の東京を舞台に、テクノロジーによってもたらされる生活や社会の変化を、100を超える様々な産業の企業・団体が描き出す未来都市として体感することができます。
VENA GROUP(ヴィーナ・グループ)について

Vena Global Group Pte Ltdは、アジア太平洋地域におけるエネルギーおよびデジタルインフラの移行を牽引する、グリーンソリューション分野のリーディングプロバイダーです。Vena Groupは、再生可能エネルギーおよびデジタルインフラ事業を通じて、低炭素でAIを基盤とする未来社会への移行を可能にさせる、統合的かつ持続可能で、経済性に優れたソリューションを提供します。
詳しくは、 https://www.venagroup.com をご参照ください。
VENA ENERGY(ヴィーナ・エナジー)について

Vena Energyは、アジア太平洋地域におけるグリーンエネルギー分野のリーディングプロバイダーとして、持続可能かつ手の届く価格の再生可能エネルギーへの移行を加速させ、事業地域や関係者の経済的および社会的発展、更には環境保全を目指しています。
我々は、合計出力38GW[1]の太陽光発電所、風力発電所(陸上/洋上)の再生可能エネルギー発電ポートフォリオに加え、さらに25GWh[2]の蓄電池システムならびに年間84.8万トン規模のグリーン水素およびアンモニアを含むグリーンインフラ開発パイプラインを通じて、グリーンエネルギーソリューションを提供しています。
世界80か所以上の拠点に1,000名を超える従業員を擁する当社は、低炭素エネルギーの普及促進、気候変動対策への貢献、そしてより環境に配慮した未来づくりを目指しています。
※1. 2024年12月31日現在
※2. OCCにおいて様々な段階にある0.2GWhの蓄電池システム(BESS)を含む。
詳しくは、https://www.venaenergy.co.jp(日本語)、https://www.venaenergy.com(英語)、LinkedIn, Facebook, Instagramをご参照ください。
VENA NEXUS(ヴィーナ・ネクサス)について

Vena Nexusは、アジア太平洋地域において約3GW ITに及ぶAI対応型データセンター(AI–DC)の開発ポートフォリオを有するグリーン・デジタルインフラプラットフォームです。
アジア太平洋地域でのグリーンフィールド型のインフラ開発、EPC(設計・調達・建設)、O&M(運営・保守)における豊富な知見と実績を活かし、持続可能なAI主導の経済への移行を支えるグリーンデータセンターソリューションの推進に取り組んでいます。
詳しくは www.venanexus.com をご参照ください。
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