ファーストアカウンティング、信号処理技術で世界最高峰の学会IEEE ICASSP 2023向け技術論文が採択
画像と言語が融合された情報から文字を特定・認識する手法を提案。採択と同時にビジネス課題の解決促進を目的としたAI研究チーム「FA Research」を創設。
ファーストアカウンティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森 啓太郎、以下、ファーストアカウンティング)は、2023年6月4日~10日に開催される信号技術の国際会議IEEE ICASSP2023にて、当社の論文が採択されたことを発表します。また今回の論文採択と同時に、当社は経営課題の解決に寄与するAI研究の強化を目的として、FA Research (FAリサーチ)を創設いたしました。
この度採択された論文は、画像からテキスト化するアルゴリズムの高精度化に関連した技術論文です。画像の文字認識は世界的に研究・開発が進んでいる重要な分野であり、画像とテキストはそれぞれ独自の分野で研究されています。今回の研究では、単に画像のみの情報に頼るのではなく、テキストが持つ意味情報を加味しながら、画像から文字を特定・認識することで、認識の精度を向上させることを目指しました。結果、画像とテキストの情報を組み合わせることで、より正確な認識が可能になりました。
私たちファーストアカウンティングが取り組んでいる課題は、画像からの文字領域の検出および文字領域の文字化です。この課題において、画像と言語情報を融合させた手法を世界で初めて提案し、より良い融合方法を開発しました。その結果、既存の手法を上回る高い精度を達成したため、この研究論文が採択されました。
今回の研究を主導した当社共同創業者兼チーフ・リサーチ・サイエンティスト(CRS)の藤武将人は以下のように述べています。「この度はファーストアカウンティングにおける研究開発が、ビジネスへの貢献のみではなく、学術的にも貢献できたことを嬉しく思います。今回の研究において難しかった課題は、画像と言語情報の融合方法です。どちらとも本来は異なる情報のため、単純に合わせるだけでは上手く行きませんでした。そのため、検証を重ね、より良い方法を模索しました。また、当社はスタートアップということもあり、基礎研究だけではなく、プロダクトの開発も並行で行う必要があるため、研究に割り当てられる時間的な制約等、研究以外での難しさもありました。」
「近年AIの世界は画像・言語含めてさらに加速していると体感しています。このような波にしっかりと乗り、ビジネスとして価値を出していくためには技術を後追いするだけではなく、FAリサーチでの基礎・応用研究を通してより一層自ら波に入っていきたいと思います。」
今回の論文採択について、代表取締役社長の森啓太郎は以下のように述べています。
「このたびCRSの藤武による論文がICASSPにて採録されたことを非常に嬉しく思っております。論文の採録は2021年のIEEE SMC以来2度目となりますが、より良いサービスを作り続け、より多くのお客様に喜んでいただき続けるためには、自社による基礎研究は必須と考えています。」
また、森はFAリサーチについて次のように述べています。「創業以来当社は、AI技術の研究に注力し、研究の成果をサービス開発力の強化に繋いできました。今後もますます研究開発を強化していくよう、「FAリサーチ」を創設致しました。サービスの改良や新規サービスの開発にもつながる研究を進め、お客様の満足度向上に務めていこうと思っております。」
採択された論文のプレプリントをarXivにて公開しています:https://arxiv.org/abs/2302.10641
FAリサーチについて
FAリサーチは、ファーストアカウンティングにおけるコンピュータサイエンス技術の基礎・応用研究を目的としたチームです。主に機械学習、コンピュータビジョン、自然言語処理の高度な研究技術を駆使し、ビジネス課題の解決及び学術的な貢献を目指します。最新技術の研究、国内外の学会・雑誌へ論文投稿や発表、産学連携の共同研究に加え、データセット構築やツール開発を、大学研究室や当社プロダクト開発チームと共同で行っていきます。
ファーストアカウンティングについて
「制約を取り払うことで、自信と勇気を与える」——ファーストアカウンティングは、顧客・従業員・社会が抱える制約を取り払うことで、「自信」と「勇気」が満ち溢れる社会を作ることを目的としています。
経理業務の革新と効率化を目的に、ファーストアカウンティングはAIソリューション「Robota」、ならびにRobotaシリーズの機能を組み込んだ業務ソリューション「Remota」を開発し、提供しています。また、デジタルインボイスの標準仕様Peppolのサービスプロバイダーとしてデジタル庁に認定を受けている当社は、Peppolを活用したデジタルインボイス送受信サービスを開発、提供しています。これらのソリューションを通じて、ファーストアカウンティングは企業の戦略経理の実現を支援します。
詳細は下記をご参照ください。
https://www.fastaccounting.jp/
すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。
私たちファーストアカウンティングが取り組んでいる課題は、画像からの文字領域の検出および文字領域の文字化です。この課題において、画像と言語情報を融合させた手法を世界で初めて提案し、より良い融合方法を開発しました。その結果、既存の手法を上回る高い精度を達成したため、この研究論文が採択されました。
今回の研究を主導した当社共同創業者兼チーフ・リサーチ・サイエンティスト(CRS)の藤武将人は以下のように述べています。「この度はファーストアカウンティングにおける研究開発が、ビジネスへの貢献のみではなく、学術的にも貢献できたことを嬉しく思います。今回の研究において難しかった課題は、画像と言語情報の融合方法です。どちらとも本来は異なる情報のため、単純に合わせるだけでは上手く行きませんでした。そのため、検証を重ね、より良い方法を模索しました。また、当社はスタートアップということもあり、基礎研究だけではなく、プロダクトの開発も並行で行う必要があるため、研究に割り当てられる時間的な制約等、研究以外での難しさもありました。」
「近年AIの世界は画像・言語含めてさらに加速していると体感しています。このような波にしっかりと乗り、ビジネスとして価値を出していくためには技術を後追いするだけではなく、FAリサーチでの基礎・応用研究を通してより一層自ら波に入っていきたいと思います。」
今回の論文採択について、代表取締役社長の森啓太郎は以下のように述べています。
「このたびCRSの藤武による論文がICASSPにて採録されたことを非常に嬉しく思っております。論文の採録は2021年のIEEE SMC以来2度目となりますが、より良いサービスを作り続け、より多くのお客様に喜んでいただき続けるためには、自社による基礎研究は必須と考えています。」
また、森はFAリサーチについて次のように述べています。「創業以来当社は、AI技術の研究に注力し、研究の成果をサービス開発力の強化に繋いできました。今後もますます研究開発を強化していくよう、「FAリサーチ」を創設致しました。サービスの改良や新規サービスの開発にもつながる研究を進め、お客様の満足度向上に務めていこうと思っております。」
採択された論文のプレプリントをarXivにて公開しています:https://arxiv.org/abs/2302.10641
FAリサーチについて
FAリサーチは、ファーストアカウンティングにおけるコンピュータサイエンス技術の基礎・応用研究を目的としたチームです。主に機械学習、コンピュータビジョン、自然言語処理の高度な研究技術を駆使し、ビジネス課題の解決及び学術的な貢献を目指します。最新技術の研究、国内外の学会・雑誌へ論文投稿や発表、産学連携の共同研究に加え、データセット構築やツール開発を、大学研究室や当社プロダクト開発チームと共同で行っていきます。
ファーストアカウンティングについて
「制約を取り払うことで、自信と勇気を与える」——ファーストアカウンティングは、顧客・従業員・社会が抱える制約を取り払うことで、「自信」と「勇気」が満ち溢れる社会を作ることを目的としています。
経理業務の革新と効率化を目的に、ファーストアカウンティングはAIソリューション「Robota」、ならびにRobotaシリーズの機能を組み込んだ業務ソリューション「Remota」を開発し、提供しています。また、デジタルインボイスの標準仕様Peppolのサービスプロバイダーとしてデジタル庁に認定を受けている当社は、Peppolを活用したデジタルインボイス送受信サービスを開発、提供しています。これらのソリューションを通じて、ファーストアカウンティングは企業の戦略経理の実現を支援します。
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