第17回 「全国でPUSH!」運動開催中
NPO法人大阪ライフサポート協会、公益財団法人日本AED財団、公益財団法人日本心臓財団一般社団法人日本循環器学会、一般社団法人日本循環器協会

突然の心停止になった場合、『そばにいる誰か』がすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始しAED(自動体外式除細動器)を使うことで救える可能性は4倍にも高まります。AEDの設置は拡がっていますが、誰かの目の前で倒れた事例のうち、未だ4割は胸骨圧迫を受けられず、AEDによる電気ショックが実施される割合はたった5%。新型コロナウイルスの影響で、更にその割合は下がっている現状です。現在日本では毎年9万人もの方が突然の心停止で亡くなっているにも関わらず、すぐに心肺蘇生が行われなかったことで、命を落としてしまう方が多くいます。
この課題を解決するため、NPO大阪ライフサポート協会(大阪)、公益財団法人日本AED財団(東京)、公益財団法人日本心臓財団(東京)は、誰でもできる救命処置として、胸骨圧迫とAEDの使用法を普及啓発する“PUSHプロジェクト”を推進しています。PUSHには、心停止となった“いのち”を助けるために重要な3つの意味が込められており、それは、胸骨圧迫を指す「胸をPUSH」、AEDの利用を促す「AEDをPUSH」、最後の3つ目はいざという時に一歩を踏み出す、「あなた自身をPUSH」です。
「全国でPUSH!運動」は、8月10日が810(ハート)と読めることから、毎日休みなく働いている心臓を思いやり、健康について考える、健康ハートの日2025の一環として、PUSHプロジェクトと同じく心停止からの救命を目指す大小さまざまな団体が、8月10日前後に連動して救命講習会を開催し、情報発信を行う取り組みです。7月22日時点で、15の講習会が登録され、公式HPで公開されており、これからも増えていきます。
登録された講習会は多種多様であり、うんこ先生とAEDを学ぶあべのハルカス開催&オンライン講習など、各地で特色のあるコースが展開されます。
AED、救命処置を広げ、救いうる命を救うことのできる社会を実現するために、取り組みの紹介、参加の勧めなど、取材のご検討よろしくお願い致します。



~全国でPUSH!運動@大阪 あべのハルカス会場~
《PUSHプロジェクトとは》
2008年より、大阪ライフサポート協会が推進し、日本心臓財団が支援してきた“PUSHプロジェクト”は、心肺蘇生の中でもっとも重要な「胸骨圧迫」と「AEDの使用法」を多くの方に学んでもらうことにより、倒れた人を前にしたとき、胸骨圧迫とAEDの使用ができる勇気と知識を持ち、心臓突然死からひとりでも多くいのちを救うことを目的とした運動です。AED財団設立後は、AED財団も協力して普及が行われています。大阪から始まった活動は全国に広がり、現在では14の地域コア団体(各地域でPUSHプロジェクトに賛同し、活動の輪を広めている団体)が積極的にその思いを広げています。

●●● 取材のお願い ●●●
この機会にぜひ、PUSHプロジェクトの「誰でもできる胸骨圧迫だけの心肺蘇生」および、普及に対する運動のご取材をお願いし、ご紹介をいただけませんか? 以下、各担当窓口にてお申込をお待ちしています。
《各地会場の開催日時、場所等の詳細について》
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全国でPUSH!運動参加講習会一覧URL:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1RXvqfQb0CvJ_lDKxkTrGFMYKrutoX0SZHO3Hsjd9LX4/edit?usp=sharing
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全国でPUSH!運動公式HP:
《参考URL》
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NPO大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト:
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AED20周年記念記念サイト:
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健康ハートの日2025:
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