NPO法人Piece of Syriaが、Forbes JAPANの「今注目のNPO50」に選出

「シリアをまた行きたい国にする」を目標にシリアの子ども達への教育支援活動を続けてきたNPO法人Piece of Syria(以下Piece of Syria)が2024年10月24日発売の Forbes JAPANにて「今注目のNPO50」に選出されたことをお知らせいたします。


Piece of Syriaは、戦争・震災の被害を受けたシリアの子どもたちへの教育支援・心理ケアを届けると共に、日本で豊かなシリア文化の魅力を発信する大阪生まれのNGO団体です。戦争が続くシリアでは、支援が届きにくい地域があるなかで、幼稚園・小学校の修復・運営を通して、今まで4万5000人以上のシリアの子どもたちに教育の機会を届けてきました。

目の前の問題解決だけでなく、シリアの人たちが自らの力で復興・平和づくりができる長期的な支援を目指して、母国の言葉や伝統文化を保護・継承を含めた教育支援を行うためにクラウドファンディングに挑戦しています。


このたび、私たちPiece of Syriaが、Forbes JAPAN12月号の特集企画「到来!NPO新時代」にて、「今注目のNPO50」に選出いただきました。本企画で、非営利・NPO領域にフォーカスし、政府や市場がとりこぼしてしまう課題に向き合っている点や、マルチセクターでの協働のリード、そして社会参加の後押し、ソーシャルキャピタルづくりの3つのテーマにて、15人のアドバイザリーボードの皆様からご推薦をいただき、選出が決まりました。

◾️クラウドファンディング詳細

忘れ去られそうなシリアに未来を。教育支援で平和をつくる挑戦!

目標金額:1000万円(All or Nothing)
プロジェクト詳細: https://readyfor.jp/projects/syria2024
募集締切:10月31日(木)23:00
資金使途:シリアの幼稚園の運営費、トルコのシリア難民向け補習校の運営費など

■ 代表・中野から選出を受けてのコメント

このたび、Forbes JAPAN「今注目のNPO50」に選出していただき、誠に光栄に思います。この栄誉は、Piece of Syriaの活動を支えてくださる家族や支援者の皆様、スタッフ、そして何より、私達が出会ってきたシリアの人たちと共にお預かりしたものだと感じております。

私は2010年まで、シリアで青年海外協力隊として2年間活動をしたのですが「この恩を返さないと!」と感じさせてもらうくらいのおもてなしを受けました。ところが、2011年から始まった戦争で、私がシリアの「家族」と感じる人達と過ごした場所が戦地になっていきました。

いてもたってもいられず、2015年から動き出しました。すると、「自らの力で平和を取り戻したい」と大人も子どもも諦めずに未来のために動き続けるシリアの人たちと出会いました。僕らは、そんな彼らの思いを応援する形で団体の活動を続けてます。

活動を進めていくたびに、大変な状況にあるシリアの子どもたちが未来への希望を見出し、少しずつ夢を育くむ姿を見て、私たち自身が力をいただいてきました。

今回の選出は「シリアをまた行きたい国」にするという私たちのビジョンに向かって前進するための通過点です。今後も皆さまと共に、平和な未来を築いていく活動に邁進してまいります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。



■ イベント「マザーハウス山﨑さんに聞く寄付の価値」

今回の選出を受け、10月28日(月)にForbes誌にも度々登場されている、株式会社マザーハウス代表取締役の山崎大祐氏をお招きし、代表との対談イベントを実施します。

山﨑氏は『途上国から世界に通用するブランドをつくる』というビジョンのもと、アジア6カ国でのものづくり、そして国内外38店舗を展開するマザーハウスで、マーケティング・生産両サイドに携わっていらっしゃいます。


本イベントでは「ビジネスでは解決できない社会課題とは?」をテーマに、ビジネスではなく寄付でこそ生み出せる価値について、Piece of Syriaの取り組みを通しての気付きを浮き彫りにしていきます。

【タイトル】マザーハウス山崎さんに聞く寄付の価値〜ビジネスでは解決できない社会課題とは?〜(Piece of Syriaクラウドファンディング応援企画)
【日時】10月28日(月)19:00〜20:00
【場所】オンライン(Youtube配信)
【参加費】無料
【申込・詳細】https://posevent1028.peatix.com/

【ゲストスピーカー】山崎 大祐 氏(株式会社マザーハウス代表取締役副社長)

1980年東京生まれ。 慶應義塾大学在学中にベトナムでストリートチルドレンのドキュメ ンタリーを撮影したことをきっかけに、途上国の貧困・ 開発問題に興味を持ち始める。卒業後、ゴールドマン・ サックス証券にエコノミストとして入社。その後、 創業前から関わってきた株式会社マザーハウスの経営への参画を決意し、07年に取締役副社長として入社。 19年から代表取締役副社長に。他にも(株)Que社外取締役、 日本ブラインドサッカー協会外部理事などをつとめる。

【登壇者】中野 貴行(NPO法人 Piece of Syria代表理事)

1981年大阪生まれ。2008年から2010年3月まで、青年海外協力隊としてシリアで活動。2015年より、難民となったシリア人の話を聞くために中東・欧州を10か国を訪れる。2016年にPiece of Syriaを立ち上げる。日本企業のUAE駐在員、シリア難民支援NGOのトルコ駐在員を兼務。2020年12月より、国際協力機関で働く妻の仕事の随伴家族として、ケニア・ナイロビに在住しながらPiece of Syriaを運営。 

■Forbes JAPAN について
フォーブス ジャパンは「Forbes」の日本版として2014年6月に新創刊。グローバルな視点を持つ読者たちに向け、フォーブスUS版、各国版の記事をキュレーションし、日本オリジナル記事と共に構成。毎号ライフスタイル記事を同載し、読者へオンとオフの情報を発信しています。そのWeb版forbesjapan.comではForbes.comが日々配信する多彩な記事をキュレーション。本誌記事、専門性のあるオフィシャルコラムニストによるオリジナル記事と合わせ、読み応えのあるコンテンツを毎日配信しています。https://forbesjapan.com/


■ 掲載号について
媒体名 :フォーブス ジャパン(No.112)
発売日 :2024年10月24日(12月号)
定価  :1,200円(税込)
発行元 :リンクタイズ株式会社
発売元 :株式会社プレジデント社
編集長 :藤吉 雅春発行人 :上野 研統

【イベントに関する報道関係者からのお問合せ先】

 担当:坂田実緒子(特定非営利活動法人Piece of Syria ファンドレイジング担当)

 Eメール:contact@piece-of-syria.org

【中野への取材についてのお問合せ先】

 中野は海外駐在となるため、オンラインにて取材を受け付けさせていただきます。
 お問い合わせは下記連絡先からご連絡ください。
 担当:鈴木 のどか(特定非営利活動法人Piece of Syria 事務局)

 Eメール:contact@piece-of-syria.org


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会社概要

URL
http://piece-of-syria.org
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大阪府大阪市住吉区清水丘 1-15-23
電話番号
-
代表者名
中野 貴行
上場
未上場
資本金
-
設立
-