衣替えを7割以上の人が実施!“不要な服”を50代以上は“捨てる”が8割!30代以下は古着店の買取などリサイクルが4割を超え、フリマアプリも活用
株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員3,004人に「衣替えに関する調査」を実施致しました。
気温も低下し、秋から冬に向けて服装が変化していく中で、消費者への意識調査を実施し「衣替え」を実施しているのか、その際の悩み・困りごと、服を処分する基準や方法などを調査しています。
《調査サマリー》
・“衣替えをする人”は約75%で、回数は年に2回が最も多く過半数超え
・“衣替えをするタイミング”秋は10月と春は5月に実施が多く、気温20度が境目か
・“衣替えに関する悩み”は「収納スペースが足りない」と「どの服を残すか悩む」が2TOPで4割超え
・“服を処分する基準”は服の傷みが6割!若者は「着る頻度」、シニアは「サイズが合わない」も理由に
・“不要になった洋服”を若い年代は古着屋やアプリで販売、シニア世代は掃除や手芸などに活用
“衣替えをする人”は約75%で、回数は年に2回が最も多く過半数超え
「衣替えを実施するか」を調査したところ、74.4%が「衣替え(季節に合わせて衣類の場所の入替・整理整頓)」をすると回答しました。年間の衣替えの回数は「2回(57.9%)」が最も多く、次に「気温によって少しずつ衣類の場所を変える(21.4%)」「1回(11.2%)」が続く結果となりました(図表1)。
“衣替えをするタイミング”秋は10月と春は5月に実施が多く、気温20度が境目か
衣替えを行うと回答した2,236人を対象に「衣替えをするタイミング」を調査したところ、冬に向けては「10月(48.8%)」が、夏にかけては「5月(33.4%)が最も衣替えが実施されているタイミングとなりそうです。気象庁発表の東京の平均気温と合わせて分析したところ、2023年10月は平均気温が20℃を下回るタイミング、2024年5月は20度を上回るタイミングとなっており、気温20℃を境に衣替えが行われやすいと言えそうです(図表2)。
“衣替えに関する悩み”は「収納スペースが足りない」と「どの服を残すか悩む」が2TOPで4割を超える
衣替えを行うと回答した2,236人を対象に「衣替えをする際の悩み・困りごと」を調査したところ、最も多かったのは「収納スペースが足りない(48.3)」という物理的な問題で、半数近くの人が選択しています。続いて多かったのは「どの服を残すか悩む(40.7%)」となりました。
年代別でみると、どの年代も「スペースが足りない」最も選ばれていますが、単身者の割合が高い20代以下と30代は他の年代と比較してより数値が高い傾向があります。「何をどこに片づけたか忘れてしまう」に関しては年代が上がるほど数値が高く、20代以下と60代以上では1.7倍の大きな差が出ています(図表3)。
“服を処分する基準”は服の傷みが6割!若者は「着る頻度」、シニアは「サイズが合わない」も理由に
衣替えを行うと回答した2,236人を対象に衣替えを行う際に「服を処分する基準」を調査しました。最も回答が多かったは「古くなってヨレやシワが目立つ服(59.2%)」で、次いで「シミや汚れが目立つ服(58.2%)」「破損が気になる服(42.5%)」と、服のダメージに関する理由が上位に並びました。
年代別でみると20代以下と30代は「着る頻度が少ない服(20代以下:47.9%/30代:49.2%)」を半数近くが選んでおり、他の年代よりも高い数値となっています。「サイズが合わなくなった服」については年代が上がるほど数値が高くなっており、年齢を重ねることによる体型の変化が一因となっているものと考えられます(図表4)。
“不要になった洋服”を若い年代は古着屋やアプリで販売、シニア世代は掃除や手芸などに活用
「不要になった服の処分」について調査をしたところ「ゴミとして捨てる(74.2%)」最も多く、突出した結果となりました。「捨てる」以外の回答としては「古着店に買い取りに出す(28.5%)」「掃除用やDIYなどに自身で活用(19.9%)」が上位に続いています。
年代別でも全年代で「捨てる」が最も多い回答でしたが、20代以下と30代は「古着店に買い取りに出す(20代以下:39.6%/30代:41.7%)」が4割選ばれており、他の年代よりも高い傾向があります。同様に「フリマやオープションアプリに出す」や「知人・友人や親せきなどにあげる(おさがり)」も若い年代の数値が高くなっています。一方で「掃除用やDIYなどに自身で活用」は上の年代の数値が高い傾向が出ています(図表5)。
【アンケート調査概要】
調査期間:2024年9月26日~9月28日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
POB会員(平均年齢50.9歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,004件)
消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」
国内最大級の消費者購買DBを活用し、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスです。レシートに記載された購買情報を活用しているため、POSやID-POSデータで開示されていない小売りチェーンのデータや、個のユーザー(シングルソース)に紐づいた、業態を横断した購買行動や併売商品など断続的な購買行動を把握できます。
Point of BuyⓇ:https://www.mitoriz.co.jp/lp/pob/
サービスページ:https://www.mitoriz.co.jp/business/service/digitalmarketing-multi-idpos/
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【会社概要】
会社名:株式会社mitoriz
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年 7 月 / 資本金 :1億円
代表取締役社長 :木名瀬 博
HP :https://www.mitoriz.co.jp/
全国の主婦を中心とした60万人を超える登録スタッフネットワーク(アンケート会員含む)を活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など227,537店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
キャスト・データ・ネットワークを活⽤して、新たなつながりを創出し、⼈やモノの潜在価値を顕在化させ、社会に新たな価値を提供し、ビジネスを通じて社会課題を解決していきます。
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