Transpose Platform BOV III Cayman, L.P.へのLP投資について
株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:瀬口二郎、以下「JIC」)は、Transpose Platform Management, LLC(以下「Transpose」)が運営するTranspose Platform BOV III Cayman, L.P.(以下「BOV III Cayman」)に対し、50百万米ドルのLP投資を決定しましたのでお知らせします。
詳細は下記のとおりです。
(1) BOV III Caymanについて
Transposeは主にVCやアクセラレーターへのファンド投資を行うファンドオブファンズを運用しており、世界屈指のアクセラレーターであるY Combinator(以下「YC」)と深い関係性を構築しています。BOV III Caymanは、BOV III(Transpose Platform BOV III, L.P.)を通じてYCが運用するファンドに投資を行います。YCは2005年にサンフランシスコで設立され、これまでに数多くのグローバルユニコーンへの成長を支援してきた実績があります。
<BOV III Cayman>
名称 :Transpose Platform BOV III Cayman, L.P.
設立 :2026年
存続期限 :15年(最長2年間の延長が可能)
GP :Transpose Platform BOV III GP, LLC
<Transpose 会社概要>
名称 :Transpose Platform Management, LLC
設立 :2015年
所在地 :米国カリフォルニア州
Founder & General Partner:Alex Bangash
(2) 投資意義
国内市場の課題:
・グローバルユニコーン創出に向けた支援機会:
スタートアップがグローバルユニコーンに成長するためには、創業初期からグローバル市場を見据えた取組が重要です。そのため、海外展開のノウハウや有力投資家ネットワークを有するアクセラレーター等から適切な支援を得られる機会の更なる拡充が求められます。
・国内のスタートアップ・エコシステムにおける海外ネットワークとの接続:
海外では、有力なベンチャースタジオやアクセラレーターが、起業家や創業初期のスタートアップに教育プログラムや人的ネットワークを提供し、飛躍的な事業成長とグローバル展開を支援することで、多数のユニコーン・デカコーン企業を創出しています。一方、国内のスタートアップ・エコシステムでも、グローバルな起業・事業成長に関する知見や海外投資家とのネットワークに接続する機会の更なる拡充が求められます。
本投資により期待する効果:
・グローバルアクセラレーターの支援による日本発グローバルユニコーンの創出:
TransposeとYCの連携の下、日本の起業家・スタートアップへのグローバルな知見の提供や、有力投資家との接点形成の促進を期待しています。さらに、教育プログラムやウェビナー、ハッカソン等を活用して有望な起業家の発掘とYCへの導線強化を図り、創業初期からグローバル市場を志向するスタートアップの成長機会の拡大を目指します。
・海外ネットワークとの接続によるスタートアップ・エコシステムの強化:
有望な起業家の発掘に加え、日本の起業家、スタートアップ、VC等がグローバル市場で競争力を持つ事業の構築やスタートアップ支援に関する知見を得る機会の拡充を期待しています。その結果として、日本のスタートアップ・エコシステムの強化につながることを企図しています。
株式会社産業革新投資機構(JIC)について
JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、国内投資・イノベーションの好循環の創出、スタートアップの創出・育成、大学発スタートアップ・中堅企業等による地方に眠る経営資源の活用、市場・ビジネス環境の変化に対応する事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。
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