埼玉県、ソフトバンク・テクノロジー、ヤフーが協働で埼玉県バス運行状況システム「バスcoi」の社会実験を開始
2013年12月20日から、「バスcoi」の社会実験を埼玉県上尾市と埼玉県神川町で始めます。
■ 埼玉県バス運行状況システム「バスcoi」とは
バスの現在位置や到着予定時刻等の情報を、スマートフォンやPC、タブレット端末で、いつでも、どこでも、誰でも、手軽に確認できるサービスを提供するシステムです。
また、バスを気軽に待つことができる施設として登録された「バスまちスポット」、ベンチや椅子を提供して、まち歩きの際に休憩利用できる「まち愛スポット」を「バスcoi」上に表示し、誰もが出歩きやすいまちづくりを支援します。
■ 機能紹介
・リアルタイムにバスの現在位置、バスの到着予定時刻、バス停留所までの道案内を確認できます。
・バス事業者からのお知らせ情報が閲覧でき、平常時はもちろん、悪天候や災害時の振り替え乗車等に役立ちます。
・「バスまちスポット」にあるPC等からシステム上の「のるボタン」を押すと、乗車の意思が音声で運転手に伝わり、バスの通過を防止します。
■ 社会実験対象エリアと社会実験期間
・上尾市循環バス「ぐるっとくん」6路線の全て
2013年12月20日(金)~2014年6月30日(月)
・神川町営バス2路線の全て
2013年12月20日(金)~2014年9月30日(火)
「バスまちスポット」4か所(「神川町神泉総合支所」、「冬桜の宿」、および商店が2つ)が同時にスタートします。うち「神川町神泉総合支所」および「冬桜の宿」の2か所で、バスの運転手にバスまちスポットから乗車の意思を音声で伝える「のるボタン」が利用できます。
■ 今後の展開
利用者へのアンケートによる利用状況調査、システムの動作状況、システムから得られる情報の検証等を通じて、当システムの内容を評価し、本格運用に活かします。
また、こうした汎用性の高いバスロケーションシステムが県全体に浸透することで、「バスまちスポット」「まち愛スポット」が普及し、バスが利用しやすくなり、誰もが出歩きやすいまちづくりが進むことを目指します。更には、この官民連携の取り組みが全国的に広がることを期待します。
■ 協力企業
この社会実験は、次の企業の協力により実施します。各社の役割は次のとおりです。
ソフトバンク・テクノロジー・・・システム開発
ソフトバンクテレコム・・・スマートフォン端末の提供
Yahoo! JAPAN・・・地図データの提供
IDCフロンティア・・・ITインフラ(クラウドサービス)の提供
■ 社会実験への参加方法
どなたでも参加することができます。2013年12月20日(金)から、お手持ちのスマートフォン、PCから、インターネットで「バスcoi」のサイトをご覧ください。
また、「バスcoi」のサイトは、県、上尾市、神川町のHPからもご覧いただけます。
各HPのURLは次のとおりです。
・埼玉県都市計画課
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/dearukimachi/dearukimachi-buscoi.html
・上尾市市民安全課
http://www.city.ageo.lg.jp/page/36-shinaijunkanbusguruttokun.html
・神川町
http://www.town.kamikawa.saitama.jp/
「バスcoi」サイトの利用料は無料です。(別途通信料がかかります)
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