ChatGPTは経営者・起業家の6割が「利用経験あり」。創業手帳が独自調査
今年、ビジネスだけでなく社会的にも大きな変革をもたらすであろうと話題になった「ChatGPT」。新聞やネットなどの情報においては、ChatGPTを含む生成AIについての話題は毎日取り上げられています。
起業家・経営者を支援する創業手帳では、ChatGPTの利用状況と活用方法に関する実態調査のため、独自アンケートを実施しました。
【調査概要】
アンケートの目的:ChatGPTの利用状況と活用方法に関する実態調査
実施者:創業手帳(起業家・経営者の支援事業)
対象者:会員112,762件
方法:メールからアンケート回答フォームに誘導。実名必須
回答数:562件
実施時期:2023年10月
ChatGPT、66%の人が「使ったことがある」
創業手帳の読者層は、ほとんどの方が起業家や経営者という中で、有効回答数562件のうち371件が「ある」と答え、全体の66%の人が使ったことがあることがわかりました。
使ったことがないと回答した人のコメントとしては「今後利用をしてみたい」と考えている人や、ChatGPT以外の生成AIツールを利用している人も数人見受けられました。
ChatGPTの意外な活用方法 | 病気の早期発見にも活用
「ChatGPTをどのように使っていますか?」という事を質問してみたところ、「文章の作成や要約、校正など」に活用していると答えた人が255件となっていることがわかりました。続いて「情報の検索、調査など」が230件、「情報の整理、分析、まとめなど」が133件と多くなっています。
また「その他」と答えた方の中には、「提出されたレポートがChatGPT製であるかどうかの確認に使用」などや「体調を伝えて、可能性が考えられる傷病や原因分析に使用」という回答も。病気については実際に「早期発見につながった」という回答もありました。
このように文章の作成や画像の作成といった内容以外にも活用の幅が考えられるChatGPT。
ChatGPTをビジネスにどのように活用できるかを見極めることが、これからの事業の成長と成功を左右する重要な要素となりそうです。
その他、以下のようなコメントもいただきましたので紹介します。
「基本的には、文章の作成や、文章を書くための調査に使う。」
「Webスクレイピングや、学生が提出したレポートがChatGPT製であるかどうかを確認する」
「今後プログラミング作成、デバッグに活用していきたい」
「自分の考え方に対するコメントを求め、自分に欠けている視点をチェックする」
「自分が描く仮説を検証したり視点を変えたり対話的に使用する」
「英語の翻訳。Google翻訳などよりもより自然な内容に変換してくれる。」
「デザインのアイデアを言葉でもらう場合に使う。アイデアの例が複数出るのでそこからイメージして最後は自分で作る。アイデアをもらうだけでもありがたい。」
「GPT4をプロのトレーナーとして営業スキルを向上させるためのロールプレイを実施」
「SWOT分析などビジネス戦略策定支援」
▼今回の独自調査についての詳細は下記ページで公開しています。
https://sogyotecho.jp/chatgpt-questionnaire1/
創業手帳では、代表である大久保幸世が、実際に「ChatGPT」に触れ、あらゆる視点で分析をしまとめた「ChatGPT 生成AIガイド 2023」を無料でお配りしています。
また、創業手帳では内閣府の起業家アンケートなどにも協力し官邸ホームページや新聞社にも取り上げられており、起業家を網羅している件数と信頼性が評価されています。今回のアンケートにおいても起業家の声を届けるためのプラスになれば幸いです。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
創業手帳株式会社 広報担当
メールアドレス:editor@sogyotecho.jp
【マスコミ・記者の方へ】
起業の傾向について、創業手帳は創業を支援・啓蒙する立場から、マスコミや官公庁に積極的に起業関連の情報提供しており、内閣府や新聞などでデータやコメントが取り上げられている他、起業家の紹介などもしています。
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