マジックブーム再燃の兆し!世代・トレンド評論家「牛窪 恵」が分析~「超能力」「ハンドパワー」ブームを経験した40~50代男性、「イリュージョン」ブームに触れた若年層にもマジックブームが再来の兆し!~
約7割がマジックを追求したいと回答。披露したい場所は飲み会や自宅が多数。
職場や家庭での良きコミュニケーションツールとしても。
世代別のマジックに対する意識を世代・トレンド評論家「牛窪 恵」が分析
株式会社デアゴスティーニ・ジャパンは、2019年2月26日(火)に創刊した隔週刊『ザ・マジック』の定期購読者を対象とした自社アンケートを実施いたしました。
隔週刊『ザ・マジック』の創刊号は20万部を突破、アンケートの結果からも流行の兆しが見えるマジックブームについて本リリースにてご報告いたします。
【 調 査 ト ピ ッ ク ス 】
・約7割がマジックを追求したいと回答。マジックへの興味は50代が最も高い結果に
・知人や友人に見せたいという回答が最多!家族への披露もトータルで75%
・披露したい場所で最も多かったのは飲み会や忘年会!家族とのコミュニケーション手段に使うという回答も
・マジック関連で10万円以上の買い物をしたという驚きの結果が!
・世代・トレンド評論家「牛窪 恵」の分析
【 調 査 概要 】
■調査形式:インターネット調査
■調査対象:隔週刊『ザ・マジック』定期購読者 375名
■調査期間:2019年4月28~5月6日
※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、【デアゴスティーニ・ジャパン調べ】とご明記ください。
アンケート実施の結果、回答した実に9割以上が男性、年齢層は40~50代で半数以上を占めており、続いて60代と30代が多い結果となりました。
■約7割がマジックを追求したいと回答。マジックへの興味は50代が最も高い結果に
Q. あなたがマジックに興味を持ったのはなぜですか?(複数回答可)
「あなたがマジックに興味を持ったのはなぜですか」という設問では「マジックのネタや仕組みを知りたいから」という回答が39%と最も多く選択されました。
これを世代別に見ると50代が33.8%と最も多く、続いて60代が21.6%人、40代が18.9%という結果となりました。思春期などで超能力やハンドパワーなどのブームに触れた40~59歳までが75%弱を占めており、この世代がマジックに強い興味を持っていることが分かります。
またマジック経験者だという回答も29%あり、経験・未経験問わずマジックをもっと詳しく知りたい、追求したいと考える人が68%という結果となりました。
■知人や友人に見せたいという回答が最多!家族への披露もトータルで75%
Q. マジックを披露するなら、誰に見せる・見せたいですか?(複数回答可)
習得したマジックを披露したい相手は誰かという設問では「知人や友人など」に見せたいという回答がもっとも多い結果になりました。次に多かった「子や孫、親や親戚」といった家族に見せたいという回答が次いで多く、「仕事関係の人間やパートナー」に見せたいという回答がともに29%という回答結果となりました。
回答が多かった項目を世代別に見ても、ほぼ全世代で「知人・友人など」「子や孫、親や親戚など」「仕事関係の人」の3項目が上位3位を占める結果となりました。唯一30代のみ「仕事関係の人」ではなく「パートナーや恋人」を選んだ回答者が多く、この世代はマジックを披露する場所は?の設問でも「普段の家の中」を選ぶ回答が多かったことから家の中で家族に見せるために覚える方が多いようです。
※30代の回答結果
■披露したい場所で最も多かったのは飲み会や忘年会!家族のコミュニケーションに使うという回答もあり、これからのシーズンの活躍に期待
Q. マジックを披露する・披露したい場所は?(複数回答可)
マジックを披露する・したい場所という質問では「飲み会・忘年会」という回答が最も多く、続いて「ふだんの家の中が多い結果となりました。「動画で」という回答もあり、マジックのネタを披露するweb動画など、時代にあったマジックの楽しまれ方が垣間見える結果となりました。
また「家の中」「子どもの行事、イベント」「ホームパーティ」といった家族に関係した回答が多くなったのは、小さい子どもを持ち、またホムパが好きな30~40代の影響が考えられます。夏休みやシルバーウィークなどのイベントシーズンは披露する機会も多く恵まれるのではないでしょうか。
■マジック関連で10万円以上の買い物をしたという驚きの結果が!
Q.最近マジックにお金をいくら使いましたか?
消費行動についての質問の中でマジックにお金を使った回答者へ、どの程度の金額を使ったかという質問では「1万円以上3万円未満」という回答が全体の約4割を占めました。50代と60代では10万円以上をマジック関連の買い物に使用したという回答もありました。
■世代・トレンド評論家「牛窪 恵」の分析
今回の調査結果を見てまず驚いたのは、読者回答者の9割以上が“男性”であること。そして予想以上に中高年層、すなわち、おもに40代(41~50歳)、同50代(51~60歳)、60代以上(61歳~)の男性が、各4分の1かそれ以上の割合で存在したことです。
【 バブル世代を魅了するマジック! 】
回答者全体の約3割と、最大のボリュームゾーンが50代。多くは私と同じ、通称「バブル世代」です。彼らは子どもの頃や青春時代に、1970年代から流行期に入った「超能力ブーム」を体験。スプーン曲げなどに代表されるマジックを見て育ち、入社後も飲み会や忘年会が隆盛だったバブル期を中心に、職場の同僚にマジックを見せた方も多かったはず。 調査で「マジックを披露する(したい)場」として「飲み会・忘年会」(49%)や「職場」(23%)が多くあがったのも、1つはこの世代が支持したからではないでしょうか。
【 ホムパ好き40代はマジックも等身大! 】
2つ目の注目世代が、全体の約4分の1を占める40代。彼らは幼少期~思春期、バブル期に流行った「ハンドパワー」ブームを見て育ったはず。恋人とのデートでも、等身大で癒し系の「おうち(自宅での)デート」を好んだ世代です。それだけに、結婚・出産した後もホームパーティをよく開き、家族だけでなくご近所さんやママ友、パパ友とも、リラックスして交流します。そんな場でマジックを披露すれば俄然、盛り上がること必至。
今回、「マジックを見せる(見せたい)相手」のダントツ1位は「知人、友人など」(63%)で、「披露する(したい)場」の上位にも、「ふだんの家の中」(46%)や「ホームパーティ(ホムパ)」(26%)があがりました。背後には、ホムパ好きの40代が見え隠れします。
【 シニア世代はマジックでも高みを目指す! 】
そして3つ目の注目世代が、60代以上、同じく回答者の約4分の1にあたる「シニア世代」です。調査中、「なぜマジックに興味を持ったか」の質問に、「以前からやりたいと思っていた」(38%)や「新しい趣味として」(34%)の回答が2位、3位でしたが、ここには少なからずリタイア層などシニアが含まれているでしょう。「(マジックの)タネや仕組みを知りたい」(39%)との探索欲求も、一般には上の世代に強い特徴。彼らは勤勉で向学心が高く、趣味にハマるとどんどんのめり込んでいく傾向にあります。多くは、隔週刊『ザ・マジック』を全巻買い揃え、付属のDVDもキチンと視聴して、納得いくまで何度も練習することで、高みを目指す男性たちです。
【 若年層にも拡がるマジックブーム! 】
一方で、子ども時代や青春期に「イリュージョンブーム」に触れた40歳以下の回答者も、合計すると4分の1近くにのぼります。今回、「マジックを披露する(したい)場は?」の問いに、「合コン・婚活」との回答が1割弱。また、若い世代に人気の「動画で」も5%いるなど、マジックを披露する対象や場が、初対面の相手やネット(含SNS)にまで拡大している様子が見てとれます。
こうした傾向を総合すると、私は「マジックブームの再来」を予感せずにはいられません。マジックは、いまや職場や家庭での良きコミュニケーションツール。働き方改革に伴う残業削減や趣味時間の拡大に伴い、令和の時代、より身近で奥深いマジックの魅力が、「ザ・マジック」などを通じて、より幅広い層の男女に波及するのではないでしょうか。
●世代・トレンド評論家 牛窪 恵
1968年東京生まれ。立教大学大学院にて修士(経営管理学)取得。91年、日大芸術学部 映画学科(脚本)卒業後、大手出版社に入社。フリーライターを経て、2001年4月、マーケティングを中心に行う有限会社インフィニティを設立。トレンド、マーケティング関連の著書多数。「おひとりさま(マーケット)」(05年)、「草食系(男子)」(09年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネート。NHK「所さん!大変ですよ」、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」、毎日放送「ミント」ほかでコメンテーター等を務める。
■商品概要
タイトル :隔週刊『ザ・マジック』
価格 :創刊号特別価格:390円(8%税込み)
第2号以降通常価格:1,657円+税
創刊日 :2019年2月26日(火) ※一部地域により異なります
刊行周期 :隔週刊
刊行号数 :全100号(予定)
商品HP :https://deagostini.jp/mag/
関連ページ:https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=21190&release_id=54&owner=1
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