いつもありがとう作文コンクール「かみなりおかあさん」が最優秀賞

千葉市の小学2年生、富澤晃士朗さん

家族への感謝の気持ちをつづる第11回「いつもありがとう作文コンクール」(朝日学生新聞社主催、シナネングループ共催)の入賞作品が決まりました。最優秀賞には、「かみなりおかあさん」を書いた千葉市の小学2年生、富澤晃士朗(とみざわ・こうしろう)さんが選ばれ、表彰式が11月25日に行われました。
朝日小学生新聞を発行する朝日学生新聞社では、全国の小学生を対象に、「いつもありがとう」作文コンクールを主催しています(シナネングループ共催、文部科学省、朝日新聞社後援)。このコンクールは、日ごろはなかなか面と向かって言えない家族への感謝の気持ちや、家族への思いを綴ってもらうことで、子どもたちの優しい気持ちを育み、健やかな成長を促すことを目的としています。

応募総数3万9699点の中から最優秀賞、シナネン賞、ミライフ賞、朝日小学生新聞賞の特選4点をはじめ、優秀賞6点、入選14点、佳作20点、団体賞8校が決定し、表彰式を11月25日に東京・築地の浜離宮朝日小ホールで行いました。
受賞作品からは、子どもたちの考え方や、やさしい気持ち、思いが伝わってきます。
特選から入選までの24点は、朝日新聞東京本社2階コンコースギャラリーにて、12月7日(木)まで展示される予定です。
「ジュニアコンクール.com」( http://www.junior-concours.com/ )からも作品をご覧いただけます。

【最優秀賞全文】
「かみなりおかあさん」
富澤 晃士朗(千葉県・2年)

ぼくは、三人かぞくです。せがたかくて、いままでおこったことがない、おとうさん。
まい日、「いそがしい。いそがしい。」
と、いそいでいる、おかあさん。今日は、おかあさんについて、書きます。
おかあさんのしごとは、先生です。しごとでは、やさしい先生だとぼくに、おしえてくれました。でも、ないしょの話です。おかあさんは、まい日、ぼくをたくさんしかります。だから、しごとでも、こわい先生だとぼくは、うたがっています。朝六時、「もっとていねいにひきなさい。」朝ごはんの前から、おかあさんは、しかっています。ぼくは、まい朝、ピアノのれんしゅうをしています。
学校からまずかえってくると、しゅくだいのほかに、ドリルを、四まいやります。しごとからかえってきたおかあさんは、つぎの日の、ごはんの、下ごしらえをしながらかみなりを、たくさんおとします。「ていねいな字でかきなさい。」「ゆっくり、考えれば、まちがえないでしょ。」ごはんの時間です。「左手でささえなさい。やさいもしっかりたべなさい。すきなものだけたべてはだめよ。」
まい日まい日、おかあさんかみなりがおちるので、ぼくは、六月の土曜日、かみなりがおちる前にいえを出ることにしました。いきさきは、そうぞうのもり、ザリガニを、とることにしました。ザリガニがつれたらもちろん、いえにかえることにしました。ザリガニが、とれませんでした。かえり道いきさきを言わないで、出かけたことを、おかあさんはとてもおこるんだろうな、どんな、大きなかみなりがおちるんだろうと、ドキドキしていました。いえの前の、こうえんにつくと、おかあさんが、いました。「うわっかみなりがおちる。」と、思ったしゅんかん、おかあさんは、ぼくを、だきしめながら、「こうちゃん。」と言いながらないていました。おかあさんのなみだを見ると、なぜか、ぼくの目からなみだがあふれてきました。「ごめんなさい。」ぼくはなきながら、かってに出かけたことをあやまりました。おかあさんは、なきながら、ぼくのあたまと、ほっぺと、かたを、さわりました。そしてこう言いました。「こうちゃんがにげたくなるほど、しかってごめんね。」「こうちゃんは、たからもの。だいじ。たいせつだから、もうかってに出かけたりしないで。」ぼくはなきながら、何かいもうなずきました。今日も、ぼくはしかられています。でも、おかあさんのかみなりは、たからもののぼくにしか、おちないのです。だから、ぼくは、かみなりをたくさんうけて、いつかおかあさんみたいに、自分の子どもにも、あたたかいかみなりをおとしたいです。
おかあさん、いつも、しかってくれて、ありがとう。やさしいおかあさんもすきだけど、かみなりおかあさんもだいすきです。
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