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公益財団法人クマ財団
会社概要

【クマ財団ギャラリー】“現代の風景画”を探る。山縣瑠衣による個展『風景記譜法』を7月12日(金)から実施!

クマ財団が支援する若手クリエイターたちの発表の場・クマ財団ギャラリーにて、山縣瑠衣による個展『風景記譜法』を7月12日(金)〜7月15日(月)の4日間実施します。

公益財団法人クマ財団

クマ財団の活動支援生11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、

自身の創作のプレゼンテーションを行うシリーズ企画「KUMA selection2024」。

その第5弾として、山縣瑠衣による個展『風景記譜法』を7月12日(金)〜7月15日(月)の4日間実施します。

山縣瑠衣 個展『風景記譜法』

2024年7月12日(金)〜7月15日(月)

この度『風景記譜法』では山縣瑠衣の2022〜2024年に制作された主要な作品を展示します。

2022年修了制作「地表の掻き傷」シリーズを皮切りに、衛星画像からなる地図表現と現代の風景画への関心を立ち上げ、以降ペインティングや映像で作品を発表しています。山縣自身の関心は、人工衛星のようなリモートセンシング技術とパワーポリティクスの中で実現されている視覚の中に、自身が座標や画素という形をとって存在しているという点にあります。そうした関心は、地上に立つことの意味と経験をいかに捉え直すかという試みに接続してきました。

昨今の侵攻の情勢下で、「風景を獲得する」ことと攻撃や所有の結びつきがさらに強まる中、「獲得法」(風景画の描きかた)ではなく身体への関心から「記譜法」という言葉を選びました。個人の内部に起きた経験を獲得し、痕跡として表現し、そこにあった身体を他者が辿ることを可能にする。

山縣自身が絵画に託してきた部分をご覧いただければと思います。

山縣 瑠衣(Rui Yamagata)

1997年生まれ。2022年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。衛星画像に写る特定の地表の模様を収集する「地表の掻き傷」というシリーズをはじめとし、現在の風景表現や主体のあり方を皮膚のレベルに及ばせながら考察、模索している。

主な展示に、個展「Measure your pixel」(TAV GALLERY,東京,2023)、「Ground Zero」(京都芸術センター,京都,2023)「地表の掻き傷」(東京藝術大学大学院 修了制作展,東京,2022 )

Webサイト: https://sotgportal.myportfolio.com/output

Instagram: https://www.instagram.com/sirome_sirome/

山縣瑠衣のインタビュー記事はこちら|https://kuma-foundation.org/news/10273/

【クリエイターコメント】

本展では、2022年〜2024年までに制作した主要な作品を一堂に展示します。

2022年は、古代荘園絵図における水平・垂直方向の視点と回転から描かれる風景表現に関心を寄せ、地上に立つ身体の経験とは何かを探りながら絵画作品《Google Earth Topology Map  / Notation of a fault》や《断層を記譜する》を制作しました。

クマ財団の活動支援を受けた2023年には、風景画から衛星地図、ドローンまで、「風景を獲得する」ための面やメディウムの変遷をたどり、そこに映り込む「画素」としての自身の表象を絵画や映像作品で捉えた《画素と屋根 pixel and roof》を発表。

また同時期に、明治期に測量や地図記号集の製作に従事した画家・岩橋教章(1832-1883)の仕事をリサーチ。地図と絵画の交錯点に関心を寄せました。このことから水彩作品、地図記号集、ペン先調整のメモ用紙の3種類の模写を試みた作品を2024年に発表しています。

このように、3年間積み上げてきた地上に存在する身体への考察と実跡を集約する貴重な機会となりますので、ぜひご高覧いただけますと幸いです。

参考作品

左から《Google Earth Topology Map  / Notation of a fault》2022《断層を記譜する》2022(撮影:原ちけい)
《画素と屋根 pixel and roof》2023(撮影:松見拓也)
《地図作製用ペン先調整A (模写)》2024

Information

タイトル|風景記譜法

出展作家|山縣 瑠衣

会  期|2024年7月12日(金)〜7月15日(月)

開館時間|12:00 - 19:00 ※15日(月)は16:00まで

料  金|無料

W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/ruiyamagata/

会  場|クマ財団ギャラリー

     〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206

      MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57

     ▼車椅子でお越しの方へ

     入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。

     当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。

デザイン|hoyamaru

主  催|公益財団法人クマ財団

お問合せ|クマ財団事務局

      Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 - 19:00)

      フォーム: https://kuma-foundation.org/contact/


「KUMA selection2024」とは?

公益財団法人クマ財団は、25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金」、奨学金の卒業生を対象とした「活動支援事業」を通して、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。

「活動支援事業」は、企画書ベースでの選考を行い、クリエイターのステップアップに繋がる個展開催費や滞在制作費、作品制作費など幅広い活動を支援する助成金です。

そんな「活動支援事業」の一環として、活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を2024年5月から9月にかけて開催します。これまで支援をしてまいりました活動支援生の有志11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、個展や公演、ライブ、上映会などを各クリエイターが企画して発表します。

様々なジャンルで創作活動に打ち込み、新しい価値を創造しようと試みる若手クリエイターのプレゼンテーションを毎月2〜3名ずつ行います。この機会にぜひご高覧ください。

今後の出展予定クリエイター

乾 真裕子(映像 / パフォーマンスアート) 

7月下旬開催予定

東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻 修了。フェミニズムやクィア理論を手がかりに、自身の身体を用いたパフォーマンスや映像作品を制作。近年は、 民話や昔話におけるジェンダー表象と、語り継がれながら変化していく歌や語りに関心を持っている。 CAF2021金澤韻審査員賞、平成藝術賞ほか受賞。

https://kuma-foundation.org/student/mayuko-inui/

久保 暖(音楽)

7月下旬開催予定

音楽家。独自の手法で生成した音を用いて有機的な電子音を奏でる。2018年夏季にソロEPをはじめ多数作品をリリース。美術分野では、現象を抽象化して時間軸上で拮抗を扱う空間作品を制作する。東京藝術大学大学院音楽研究科、美術研究科卒業。

https://kuma-foundation.org/student/dan-kubo/

岡 碧幸(メディアアート)

8月下旬開催予定

北海道大学農学部を卒業後、Royal College of ArtにてInformation Experience Designを学ぶ。環境生命化学、情報学、哲学の観点からモノを観察した作品により、現代社会での人と人以外の存在の関係性を探る。STRP ACT 2020ほか受賞。

https://kuma-foundation.org/student/miyuki-oka/

石島 響(メディアアート)

9月中旬開催予定

多摩美術大学大学院修了後、ベルリン芸術大学大学院New Media修士修了。ベルリンを拠点に活動中。インスタレーション、映像、キネティックやインターネットアート等多様な表現を用い、芸術と社会の相互作用性、メディアにより生じる個人の認識/感情への影響についての研究と芸術実践を行っている。見えていないものを想像させる体験や現象、身体感覚などを扱う。

https://kuma-foundation.org/student/ishima-hibiki/


クマ財団ギャラリーについて

活動支援生による「KUMA selection」と

クリエイター奨学生による「KUMA experiment」の2本を軸に、

年間を通して若手クリエイターの作品を発信!

クマ財団ギャラリーは、クマ財団が支援するクリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を提供することを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。

クマ財団が行う「クリエイター奨学金」に採択されたU25の学生クリエイターのプレゼンテーションの場として、10月〜翌年3月にグループ展シリーズ「KUMA experiment」を開催。また、その卒業生である活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を5月〜9月にかけて実施し、年間2シリーズを軸に展覧会・イベントを展開しています。文化とアートの中心の一つである六本木で、当財団が支援する若手クリエイターの情報を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。

クマ財団ギャラリー

Web|https://kuma-foundation.org/gallery/

住所|〒106-0032 東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206

アクセス|日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅徒歩7分

MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57

▼車椅子でお越しの方へ

入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。


クマ財団について

公益財団法人クマ財団

株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展覧会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。

Web|https://kuma-foundation.org/

住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 203

Mail|contact@kuma-foundation.org  Tel|03-6721-7798

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公益財団法人クマ財団

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URL
https://kuma-foundation.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
六本木7-21-24 the MODULE roppongi 203
電話番号
03-6721-7798
代表者名
馬場 功淳
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年03月
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