【看護の岐路②】2,000人の看護学生が利用する訪問看護ICT実学プログラムで「看護の実践力」向上
在宅医療のDX支援を行う株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区 以下eWeLL)は、2025年2月16日に実施される第114回看護師国家試験を控え、将来の看護人材育成を支援するため、全国の教育機関に無償で提供する看護学生向け「訪問看護ICT実践学習プログラム」(以下本プログラム)の2025年度版の受付を2月12日から開始することをお知らせします。
近年、看護師国家試験の合格率低下や新卒看護師の高い離職率が課題となっており、また訪問看護分野での人材不足も深刻化しています。
eWeLLはこれらの課題解決に貢献すべく、2020年から提供している本プログラムの最新版を、看護学生支援のためにさらに充実させて提供します。
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全国47都道府県で5万4千人の看護師等(※1)の業務で日々利用されているeWeLLの電子カルテ「iBow」を活用した本プログラムは、現在全国17校の大学・看護専門学校で導入されており、累計2,000人以上(※2)の学生に利用されています。
看護現場のICT化が進む中、eWeLLはICTを活用した訪問看護の実践的な学習機会を看護学生に提供することで、「看護の実践力」の向上を図ります。これにより、卒業後の現場適応をスムーズにするとともに、訪問看護ステーションでの臨地実習をより充実させ、訪問看護師を志すきっかけづくりを目指しています。
■本プログラムの特徴
本プログラムは、訪問看護の実践力を高めることを目的としており、以下の特徴を持っています。
1.現場で実際に使われている電子カルテシステム「iBow」の利用
2.訪問看護の実践的なICTスキルの習得
3.業務フローの疑似体験
4.AIを活用した訪問看護計画書・報告書の作成
5.訪問看護のICT実学講義
これにより、看護学生は臨地実習前に業務の流れを疑似体験し、現場の実態に関する情報に触れられるので、訪問看護の理解促進とともに、訪問看護師としての自身の適性や実践能力に関する認識を高めることができます。
また、デジタル技術を活用した業務の効率化や情報管理のスキルも習得することで、就職後の業務ストレスを軽減し、離職率の低下に貢献することを目指します。
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■プログラム利用者の声
プログラムを利用した教員・学生からは、以下の声が寄せられています。
・大学 看護学部教授
「電子カルテ内のリアルで多様な情報から、学生が自分で情報整理・統合する臨地実習に近い環境が再現できた」
・大学 看護学科准教授
「訪問看護ステーションでの臨地実習に行った学生は、地域に出かけてのタブレット入力やZOOMでの会議など病棟とは異なる現場に、地域での看護ではICTを必要とする場面を強く感じていた。今後は電子カルテを利用するステーションさらに増えていくと考えられ、地域看護におけるICT教育の充実がより重要になると考えている」
・大学 看護学生
「在宅看護の現場に電子カルテを導入すると、場所を選ばず出先で情報の確認ができ、在宅看護記録や帳票の作成が効率化できるとわかりました。他にも、荷物が減る、写真や動画の活用ができる、事務作業時間の短縮や事務所への往復移動が不要になるなど利用者に向き合う時間を増やすことができる、カルテの管理が楽になる、情報共有しやすいなど、たくさんのメリットが挙げられると思いました」
・大学 看護学生
「AIが看護計画を作成するシステムに驚きました。これによって看護師の負担が軽減するとともに活用できると思いました。ITを遠ざけるのではなく、知って使いこなすことで効率よく看護援助を行うことができると感じました」
■今後の展望
eWeLLは本プログラムと電子カルテ「iBow」を通じて、年間約5万人の看護学生の実践的な学習支援を目指しています。
今後、看護現場のICT化がさらに進む中、看護教育においてもデジタル技術を活用した学習プログラムの拡充により、看護学習の質向上と将来に訪問看護の現場で活躍する看護師人材の育成を支援してまいります。
そして、看護師を志し、2月16日の看護師国家試験に挑むすべての方に、心よりエールを送ります。
■eWeLLについて
「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、ITを活用した在宅医療の業務支援を推進し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現するサービスを提供しています。
訪問看護向け電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」等を展開し、全国47都道府県で5万4千人の看護師等の業務で日々利用され、延べ74万人の在宅患者(※3)の療養を支えています。
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社名 :株式会社eWeLL
上場市場 :東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者 :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社 :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立 :2012年6月11日
事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)
URL :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
けあログっと公式 https://carelogood.jp
受賞歴 :『経済産業大臣賞』 最優秀賞(第16回ニッポン新事業創出大賞 2021)
『中小機構理事長賞』(第21回Japan Venture Awards 2022)
『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023ジャパン』
『KANSAI DX AWARD 2024 近畿総合通信局長賞(総務省)』
※1 2024年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。
※2 2024年12月時点 自社調べ。
※3 2024年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の延べ対象患者数。
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