「誰にも言えない悩み」をAIに相談する時代へ:現代人の3人に1人が人間関係・メンタルの悩みをAIに相談。相談理由のトップは「客観的な意見がほしい」から。
男女200人に日常のAI利用についてアンケート調査を実施。
株式会社viviane(本社:東京都渋谷区・代表取締役:田辺大樹)が運営するAI専門情報サイトの「AIキャンパス」(URL: https://aicampus.jp )は、日常におけるAIチャットの利用実態に関するアンケート調査を実施しました。AIが広く普及する中、その利用目的は情報収集や業務効率化に留まらず、よりパーソナルな領域に広がりを見せています。
このたび、200名を対象にアンケート調査を行ったところ、34.3%のユーザーが「自分のメンタル・気分の落ち込み」について、さらに「人間関係(友人・家族・上司・恋愛)」や「人生や将来の方向性」といったデリケートなテーマを相談したユーザーも多く、AIが現代人の「心理的な相談窓口」として機能し始めている実態が浮き彫りになりました。

AIが担う新しい役割 — 誰にも言えない悩みを相談する窓口に
12%以上がメンタル面を相談、広義の人間関係の悩みは20%超え
AI利用経験者200名に、具体的にどのようなテーマを相談したか尋ねたところ、以下の結果となりました。
生活に密着したテーマと共に、心理的な悩みが上位にランクインしています。
1位:人間関係の悩み(友人・家族・上司・恋愛) 21.5%
2位:自分のメンタル・気分の落ち込み 12.7%
3位:お金・家計管理10.6%
特に、「人間関係(友人・家族・上司、恋愛)」といった広義の人間関係や人生の方向性に関する悩みを相談した人が全体の20%以上を占めていました。また、自分のメンタルや人生相談という回答を含めると全体の3分の1を上回り、AIは、家族や友人、同僚にも話しにくい「誰にも言えない悩み」のハケ口として利用されている実態が浮き彫りになりました。
相談理由の半数が「客観性」を追求、3割超が「人に話しにくい内容」
なぜ、デリケートな悩みをAIに相談するのでしょうか。その理由については、AIの「感情を持たない特性」が最大の要因となっていました。
1位:客観的な意見がほしかった 23.8%
2位:人に話しにくい内容だった 18.6%
3位:どんな答えをするか試したかった 16.3%
回答者の5人に1人が「客観的な意見がほしかった」と回答しており、ユーザーがAIの公平性やデータに基づいた冷静なフィードバックに価値を見出していることが分かります。また、「人に話しにくい内容だった」が18.6%に上ったことから、AIが心理的障壁の低い、安全な相談窓口として機能していることが裏付けられました。
【調査概要】
調査対象:AI利用経験のある男女200名
調査期間:2025年10月
調査方法:インターネットリサーチ(クラウドソーシングサービスを利用)
有効回答数:200名
設問:AIの利用頻度、AIに相談したテーマ、相談理由など全12問
※本調査内容をご利用いただく場合は、以下のクレジットの表記とURLへのリンクの設置をお願いいたします。
クレジット: AIキャンパス
URL: https://aicampus.jp
【AIキャンパスの概要】
「AIキャンパス」は、株式会社vivianeが開発する最先端のAIメディア技術を活用し、AIに関心を持つすべての方に向けて運営しているAI専門情報サイトです。
URL: https://aicampus.jp
【株式会社vivianeについて】
AIネイティブなサービスの企画・開発・運営を行うAIスタートアップ。
日本最大級の映画・ドラマ・アニメ情報サイトciatr[シアター]と、動画配信サービス横断検索エンジンのワンスクリーンを2024年9月に事業譲渡。現在は、AIメディアを始めとするAIプロダクトを企画・開発・運営中。
会社名:株式会社viviane
本社所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
代表取締役:田辺大樹
設立:2012年3月14日
URL: https://viviane.jp
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