農林水産省、「農業DX構想」の実現に向け統合人事システム「COMPANY」導入を決定
~内部管理業務を抜本的に見直し年間21.1万時間創出~
● 採用の背景、導入理由
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づく農業・食関連産業のデジタル変革(DX)の実現に向け、2021年3月に「農業DX構想」を策定し、「現場」、「行政実務」、「現場と農林水産省をつなぐ基盤の整備」の各分野からプロジェクトを推進しています。これらの実現に向けては、農林水産省自身が業務の効率化・省力化を進めることが重要であり、農業DX構想の策定に先駆け、2020年1月から省内全課において業務の抜本見直しに取り組んでいます。
このような状況において、農林水産省の人事や勤務時間管理等の内部管理業務は、各種規則等に基づく事務の複雑さに加え、表計算ソフトと紙主体の運用を行っていることにより、業務が広範囲にわたり著しく煩雑化・非効率化していました。この実情を踏まえ、内部管理業務全体の抜本見直しを加速化する手段として、パッケージソフトを前提とするシステム導入の検討を開始しました。
統合人事システム「COMPANY」は標準機能のメニューが豊富で、農林水産省が導入を予定している対象業務への網羅性が高く、ノーカスタマイズによる導入が可能なため、導入効率化やコスト面・保守面での優位性等に期待できるとのことから、農林水産省での「COMPANY」の採用が決定されました。
農林水産省は、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「COMPANY Talent Management」を導入し、2022年1月に本省5,000人の勤務時間管理を先行稼動する予定です。また、それ以降、稼動機能・範囲を順次拡大していき、2023年1月にはシステムを完成させ、全国24,000人の職員が利用することとなります。
● 期待効果
- ① 「COMPANY」の標準機能を活用した業務プロセスの再構築
農林水産省は、人事・給与、勤務時間管理、福利厚生等、広範な内部管理業務を「COMPANY」シリーズに統合して運用することを前提に、手入力や無駄な作業の排除、業務の標準化、業務プロセスの再構築を徹底して行うことにより、年間約21.1万時間を創出し、新たな政策価値の創造を目指します。
- ② 人材データの一元管理によるタレントマネジメントの実現
「COMPANY」に集約・蓄積される人材データを、複数業務・組織で横断的に活用することにより、リアルタイムなデータ更新と人材の可視化を実現します。農林水産省では、可視化した最新データを活用した組織・人材の分析や人事企画を行うことにより、戦略的人事やマネジメント強化を目指します。
【「COMPANY」画面イメージ】
● 統合人事システム「COMPANY」について
「COMPANY」はWorks Human Intelligenceが提供する大手法人向け統合人事システムです。様々な業種業態のお客様、約1,200法人グループへの導入実績があり、ERP市場 人事・給与業務分野 シェアNo.1※の製品です。
企業環境の変化に対応するための標準機能の強化を、定額保守料の範囲内(無償バージョンアップ)で行うことで、大手法人の人事業務効率化、ITコストの見える化に貢献いたします。
https://www.works-hi.co.jp/products
※2019年度 ERP市場 - 人事・給与業務分野:ベンダー別売上金額シェア 出典:ITR「ITR Market View:ERP市場2021」
● 当社の「COMPANY」がタレントマネジメントにお応えします
統合人事システム「COMPANY」は日本の大手法人に必要な業務機能を幅広く備えたシステムです。人材情報管理、給与計算、勤怠管理、申請ワークフロー(電子申請)、人事考課等、人事の核となる業務をひとつのパッケージに集約することで効率化を実現します。
「COMPANY」のタレントマネジメント機能は、これらの人事、給与、勤怠システム等と一体型であるため、データ連携が不要です。手間なく最新の人事データ分析・活用を可能とすることで、戦略人事の実行をHRテックの力で支援いたします。
【農林水産省 採用製品】
農林水産省 Webサイト https://www.maff.go.jp/
株式会社Works Human Intelligence Webサイト https://www.works-hi.co.jp/
* 会社名、製品名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
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