プロダクトデザインチーム「goyemon」、台湾・台北にてPOPUPを開催。

台湾でのPOPUPは2回目。限定モデルの販売や、関西・大阪万博 日本館モデルundaの展示も。

goyemon(ごゑもん)

“日本の伝統×最新技術”を掲げるプロダクトブランド「goyemon(ごゑもん)」は、2024年7月11日(金)から7月21日(日)まで、台湾・台北の書店「重本書店(Weightbooks)」にてPOPUPイベントを開催いたします。台湾・台北にて2度目となる本イベント。前回に引き続き、会場は、デザインと感性が交差する「重本書店」。今季はさらにアップデートして、goyemonの世界観をこれまで以上にご体験いただける機会となります。

今回のPOPUPでは、日本国内において抽選販売や短期間のみの展開で入手困難とされていたモデルを中心にラインナップ。これまでオンラインでしか触れられなかったプロダクトたちを、実際に手に取り、その質感や細部の魅力を直接感じていただける貴重な機会となります。それぞれのモデルには、日本の伝統技術と現代的な機能性が融合され、日常の中で静かに主張するような存在感が宿っています。

本POPUPイベントでは、ご購入いただいた方限定で、数量限定のオリジナルトートバッグをプレゼントいたします。

グレフィックデザインは、台湾を拠点に活躍するグラフィックデザイナー・葉忠宜氏が本イベントのために特別に手がけたもの。A4サイズがすっきり収まる縦長のスリムなフォルムに、肩掛けしやすい長めのハンドルを採用。イベント当日のお買い物にはもちろん、普段使いにも馴染む、使い勝手の良い仕様です。

なお、本トートバッグはイベント期間中に商品をご購入いただいた方への限定配布となり、一般販売や再配布の予定はございません。どうぞこの機会をお見逃しなく。

「unda DUAL(ウンダ デュアル)」

ブランドの定番モデルをベースに、伝統的な雪駄の象徴である“二石(にこく)鼻緒”から着想を得て、デザイン・機能性の両面でアップデートを加えたモデル。二重構造の鼻緒と立体的なミッドソールを組み合わせた大胆な意匠が特徴で、快適な履き心地と現代的なストリート感を両立。ディテールから構造まで、“DUAL”の名にふさわしい進化を遂げた一足となる。

伝統的な雪駄に見られる「二石鼻緒」。二本の鼻緒が並行に配置されるその意匠から着想を得て、現代的にアップデート。”unda DUAL”は、二重構造の鼻緒と立体的なソールデザインが特徴の一足です。

目を引くのは、異素材を組み合わせたダブル構造の鼻緒。内側には肌当たりのやさしいPUスウェードを採用し、ただデザイン性を高めるだけでなく、足へのホールド感と快適なフィット感を追求しています。二本の鼻緒が支える安定した履き心地は、これまでのundaにはない新たな感覚をもたらします。

足元を支えるミッドソールには、従来のフォルムから大胆に張り出す新構造「DUALソール」を採用。立体的に広がることで、視覚的なボリューム感が加わり、スニーカーのような存在感を足元にプラス。もちろん、「goyemon」独自のクッション性も健在で、街歩きにも旅先の長距離移動にも、安心して選べる履き心地を実現しています。

そして、このモデルを象徴するもう一つのディテールが、「重なり合うピスネーム」。左右のかかとにあしらわれた二重のピスネームは、“DUAL”という名前を体現するデザインアクセントに。

”unda DUAL”は、伝統の背景にある美意識を受け継ぎながら、現代の暮らしにフィットする一足に仕上がりました。

・unda DUAL/BLACK GUM

DUALシリーズの中でも、とりわけ引き締まった佇まいを見せる「BLACK GUM」。全体をブラックで統一しながらも、さりげないブラウンのアウトソールを効かせた、スニーカーライクな一足。鼻緒の上段には軽量かつ耐久性の高いリップストップ素材を使用。下段にはほのかなツヤを持つ合皮素材を採用。異なる質感の二重鼻緒でコントラストを加えました。「goyemon」らしいディテールの積み重ねが、見た目にも機能にも奥行きを与えています。

フットベッドには、高耐久ポリウレタンを採用。摩耗に強く、長時間の着用にもへたりにくいこの素材が、毎日の足取りに確かな安定感をもたらしてくれます。表面にはあえてマットな質感を残し、足裏にしっとりと馴染む仕上がりに。

ソールはブラックで統一されたDUALミッドソール。その下にはガムソールを彷彿とさせるブラウンのアウトソールが、全体の引き締まった印象の中に、どこか懐かしくてストリートな表情を加えています。

・unda DUAL/TRIPLE GRAY

全体をグレーで統一しながらも、各パーツの濃淡や素材感にこだわり抜いた「TRIPLE GRAY」。その名の通り、幾つものグレーを重ねることで、ワントーンでありながら視覚的な奥行きを生み出したモデル。上段には、軽量かつ耐久性の高いリップストップ素材を使用。さりげないアクセントが機能美を感じさせる表情に。下段には、ほんのりアイボリーがかった合皮を合わせ、同じグレートーンでも質感と色味の差で立体感ある一足に。

フットベッドには、高耐久ポリウレタンを採用。摩耗に強く、長時間の着用にもへたりにくいこの素材が、毎日の足取りに確かな安定感をもたらしてくれます。表面にはあえてマットな質感を残し、足裏にしっとりと馴染む仕上がりに。

高機能な素材選びと、バランスよくまとめられたグラデーションが、スニーカーライクでありながらもどこか上品。ミッドソールからアウトソールに至るまで、すべてモノトーンで統一されたDUALソールが、全体の静けさをさらに引き立て、ストリートに馴染む仕上がりに。

・unda DUAL/COLEUS

日本で抽選販売した「BLACK GUM」「TRIPLE GRAY」に加え、新色「COLEUS」が登場。日本でもイベント限定での販売となっており、パープルとグリーンが葉の中で溶け合う配色美が特徴の植物「COLEUS(コリウス)」から着想を得たカラー。幾つもの色を組み合わせ、足元に彩りのレイヤーを重ねた一足。見た目に華やか、でもどこか落ち着いた雰囲気をまとった、唯一無二のカラーリングが完成しました。

鼻緒には、アウトドアの機能素材をミックス。上段には、摩耗に強く軽量なリップストップ。下段には、耐久性と撥水性に優れたナイロンを使用し、色彩だけでなく機能性と立体感を足元に加えています。

フットベッドには、上質なUltrasuede®を使用。やさしく肌に寄り添う滑らかさと、心地よい足あたりが特徴です。

滑らかでいてムレにくく、長時間履いていてもストレスを感じさせない肌触りを実現しています。そして足元に大胆なアクセントを添えるのが、グリーンのDUALソール。

【unda TEGU(ウンダ テグ)】

今季日本で抽選販売をした「unda TEGU」。「goyemon」は2019年のブランド発足以降、日本の伝統的な履物である雪駄と、スニーカーのエアユニットを融合させたプロダクト「unda- 雲駄 -」を、毎年少しづつ改良を繰り返しながら生産し続けてきました。昨年、その「unda-雲駄-」を新たに進化させるプロジェクトがスタートしました。そのプロジェクトは、 日本の伝統的な履物「足袋」をgoyemon なりに解釈し、既存のundaにマッシュアップするというものです。3Dプリンター、モックアップ、デザインレビュー。新たなチャレンジに対し多くのステップを踏みました。goyemon オリジナルの足袋は、ゴム製のアウトソールを採用し、unda 本体との滑りを防止。 素材にはネオプレーンを使用することで伸縮性に優れ、防寒性も向上。

今回新たにundaにアジャスターを搭載し、足袋と脱着可能に。これはかつて日本の伝統的な履物「雪駄」を脱げなくするために、足へ紐でくくりつけていた「雪駄止め」から着想を得たものです。

古来から日本に伝わり、伝統的な要素である、雪駄、足袋、雪駄止め。これらを goyemon が独自の解釈でアップデート。雪駄と足袋が一体型となった全く新しいフットウェアが誕生しました。

【unda TSUKI】

月面をイメージし、雲の上を歩くような軽さをさらに超える履き心地を目指し開発された定番モデル。ミッドソールのつま先から踵までエアユニットが搭載されているのが特徴。フットベッドには耐久摩耗性に優れた生地を採用し、鼻緒にはUltrasuede®を使用した上質な仕様に。カラーは3種。BLACKとSUMIは継続で、今季新たにOKAMIがリニューアル。25ssでは鼻緒の高さを再設計し、より快適な履き心地へと磨きをかけました。

【unda NEBULA】

「unda TSUKI」のカラーリングをベースにアップデートしたモデル「NEBULA(ネビュラ)」。

宇宙空間に漂う雲「星雲(ネビュラ)」をモチーフに開発。鼻緒の内部にスポンジ素材を追加し、雲のような膨らみを持たせることでフィット感がさらに向上。つま先から踵までエアユニットが搭載されたミッドソールは継承し、フットベッドには高耐久ポリウレタンを採用。マットな質感と、耐摩耗性に優れた一足。

伝統が宿す美意識と、フルエアソール。そこに宇宙を想起させるモチーフを重ねることで、よりgoyemonらしいプロダクトが生まれました。

【unda HOVER】

新型モデル「HOVER(ホバー)」は、goyemonが新たに開発した薄型フルレングスエアーソールを搭載。優れたクッション性と安定感を両立しながら、足裏から伝わる感覚は、あくまで雪駄らしく。伝統とテクノロジーの境界をさらに溶かし込んだ、「unda-雲駄-」の進化系が誕生しました。

カラーバリエーションは、ブランド初期から定番としてきた京都製のコットンとレーヨンの混紡生地「BLACK」「WHITE」「SUMI」の3色で展開。こちらも本イベントにて先行リリースいたします。

・BLACK

・WHITE

・SUMI

【大阪・関西万博 日本館アテンダントユニフォーム用 unda】

さらに特別展示として、2025年開催の大阪・関西万博にて、日本館の公式ユニフォームとして採用されたundaも登場いたします。このモデルは、“未来の日本”を体現するものとしてデザインされ、台湾での展示は今回が初となります。goyemonがつくるのは、伝統製品の“現代語訳”です。かつて、その製品があったからこそ生まれた文化や美意識。そうした目には見えない魅力を、現代の暮らしの中に通訳して届けるような感覚で、ものづくりを続けています。ぜひ台北の重本書店で体感してください。

goyemon POPUP in Taiwan

【会期】

2025年7月12日(土)~ 7月21日(月)

月木日:13:00-21:00

金土:13:00-23:00

※2025年7月10日(木)11日(金)はPRESS&FRIENDS

   
【会場】

重本書店(Weight Books)
中山區南京東路二段138巷9號1樓, Taipei, Taiwan 104095

重本書店(Weight books)

重本書店(Weight books)は、デザインを愛する人々が集い、選び抜かれた書籍やコーヒー、美味しいものを楽しみながら、特別なポップアッププロジェクトに没入できる、ダイナミックな空間です。

木を基調とした一般的な書店とは異なり、この場所には、まるで宇宙的なエネルギーフィールドのような独特の空気が流れており、世界中から探求者たちを引き寄せています。

いつでもふらりと立ち寄り、創造性のエネルギーが脈打つこの空間を体感してみてください。

goyemon(ごゑもん)

2018年に大西藍と武内賢太によって結成されたプロダクトデザインチーム。「日本の伝統×最新技術」を融合させた製品を通じて、既成概念を刷新し、人々の心を動かすデザインを展開しています。

「We steal standard.(あなたの常識を盗みます。)」というブランドステートメントのもと名付けられたブランド名は、江戸時代に名を馳せた“天下の大泥棒”石川五右衛門に由来。彼が金銀財宝を盗むために“かすがい”を用いたように、私たちは“デザイン”という手段を通じて、人々の心を盗む製品を世に送り出しています。

伝統の美意識を守りながらも、革新的なアイデアによって再構築されたプロダクトは、日本文化への新たな入口となることを目指しています。


これからの世代に向けて、日本の魅力を再発見する“きっかけ”を提供し、文化を次世代へと継承する架け橋となる存在でありたいと考えています。


“優れた芸術と泥棒は似ている。どちらも人の心を盗む術を知っているからだ”(某天下の大泥棒3代目より)

配信元

goyemon Inc.

東京都渋谷区東1-1-36-B1

お問い合わせ先

goyemon COO / Conceptor 武内賢太

https://www.goyemon.tokyo/contact

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会社概要

株式会社goyemon

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URL
https://www.goyemon.tokyo/
業種
製造業
本社所在地
東京都渋谷区東1-1-36 B1F
電話番号
-
代表者名
大西藍
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2019年11月