博物館の文化の継承と発展をオンラインコミュニティでサポート 全国の博物館・美術館向けに初期費用無料でサービスの提供を開始
2024年12月18日、博物館担当者さま向けに説明会を開催。OSIROを通じ、全国の博物館・美術館へオンラインコミュニティを用いた新しい鑑賞体験の創出や価値、魅力の発信をサポートします。
「日本を芸術文化大国にする」をミッションとし、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を提供するオシロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:杉山 博一、以下 当社)は、2025年3月末までのお申し込みに限り、全国の博物館(美術館や動物園、水族館、植物園、科学館等)向けに初期費用無料で「OSIRO」のサービス提供を開始いたします。なお、本キャンペーンの実施にあたり、博物館のご担当者さまを対象にキャンペーン内容や博物館向けのオンラインコミュニティ運営に関する説明会の開催も予定しています。
◾︎オンラインコミュニティで博物館の価値や魅力発信をサポート
博物館は今、観光や国際交流、地域振興、地域課題への対応など社会的役割の多様化が進んでいます。令和4(2022)年4月「博物館法の一部を改正する法律」が成立し、約70年ぶりとなる博物館法の単独改正が実現。現代の社会情勢に合わせるように、資料のデジタル化の促進やデジタルを活用したネットワーキングなどの取り組みなどが求められるようになりました。
当社はこれまで、クリエイターやブランド・企業向けにコミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を開発・提供してきました。当社のミッション「日本を芸術文化大国にする」の達成に向け、博物館のデジタルを活用した新しい鑑賞体験や価値の創出、魅力発信に対する取り組みのひとつとして、オンラインコミュニティ形成のサポートをご提案いたします。2025年3月末までのお申し込みで初期費用を無料でご提供する博物館・美術館応援キャンペーンを開始します。
これにより、オンライン上でコンテンツやプログラムを充実させ、地理的、時間的な制約を越えたつながりの拡張を促し、博物館の持つ文化資源の有効活用を図ります。
◾︎来館後もお客さまとつながり続けることができるオンラインコミュニティ
博物館の体験は来館前、来館中、来館後と大きく3つに分かれています。来館前と来館中はSNSなどを活用した紹介や音声端末を用いたガイド、VRなどで博物館での体験をより魅力的なものとすることができていますが、課題は来館後にあるといいます。国立科学博物館館長を務める篠田謙一さんの著書『科博と科学 - 地球の宝を守る』では以下のように記載されています。
「来館後のネット利用方法については、現状では最もコンテンツの開発が遅れています。博物館としては、どうしても来館してもらうまでに力を入れますので、この部分が手薄になってしまいます。」(出典:科博と科学 - 地球の宝を守る (篠田謙一/ハヤカワ新書))
オンラインコミュニティがあることで来館時だけでなく、来館後もお客さまとつながり続けることができ、コミュニティ内での体験を通じて満足感をさらに向上させ、次回の来館までつながり続けることが可能となります。
賛助会員や友の会などの既に存在する熱量の高いサポーターを含め、博物館周辺のコミュニティのあり方を再構築できるような場を創出し、今よりも幅広いステークホルダーの皆さまにご参加いただくことで、つながりを強めて、さらに高い熱量を醸成し、応援をし続けていただくことを想定しています。
◾︎主なメリット
全国の博物館がOSIROを利用する主なメリットは下記になります。
1. 地理的、時間的な制約を越えた新たな鑑賞体験を提供できる
メンバーのみが参加できるクローズドなオンライン上のコミュニティであるため、安心安全性が担保された中でコンテンツを公開することができます。時間帯や定員を気にせずにコンテンツの投稿やイベントを開催することができるため、入館前には事前の学びを深めるとともに来館促進を、来館後には展示物のさらなる理解促進の機会をより効率的に提供可能です。
2. 定期的なサブスクリプションでの応援を得ることができる
一時的な支援ではなく、施設を応援したいという同じ気持ちや思いを持ったメンバーから月額会費という形で継続的な支援を受けることができます。運営者と利用者の垣根を超えた双方向のコミュニケーションにより、「現状維持」ではなくファンと共に「未来を描く」共創的な支援のあり方を創出することができます。
3. ファン同士の横のつながりを創出し、新たな博物館の価値の発信につなげることができる
SNSとは違い、双方向のコミュニケーションが可能であるため、博物館学芸員(以下、学芸員)さんからの一方的な発信だけではなく、博物館のことが大好きなファンの方による発信が自然と増えていきます。これにより、活動を様々な視点から多面的かつ、熱量の高い内容で発信していくことが可能となります。
4.「教育普及活動」に限らない対外的発信により博物館の「今」を伝え、持続的な博物館運営を対話する場の創出が可能に
博物館運営を担う学芸員の方々の職務内容は、資料の展示・活用や教育普及活動のみならず調査研究や資料の収集・整理、保管・保存(修復)など多岐にわたります。しかし、一般的な来館者にとってその裏側が見えづらく、学芸員の方々への社会的な理解が不足しているのが現状です。博物館に強い興味を持つファンがいるコミュニティの中で、博物館および学芸員の実情を示し、ファンとともに語り合う場を設けることで、持続的な博物館運営および学芸員の地位向上に資することが可能となります。
本サービスをご希望の博物館のご担当者さまは、以下のフォームよりお問い合わせをお願いいたします。
※2025年3月末までのお申し込みに限り、初期費用無料でご提供いたします。
※お申込状況次第では早期に終了する可能性もございます。
※フォームのお問い合わせ内容欄に「施設名称」を明記の上「博物館・美術館応援キャンペーン適用希望」と記載し送信いただくようお願いいたします。
◾︎説明会について
キャンペーン開始に伴い、博物館関係者さまを対象とし、本キャンペーンの概要や博物館・美術館向けのオンラインコミュニティ運営に関する説明会を開催いたします。
博物館・美術館応援キャンペーン概要およびオンラインコミュニティ運営説明会
・開催日時:2024年12月18日(水)19:00~20:30
・場所:オシロ株式会社オフィス
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第2ビル8階
・参加費:無料
・参加対象者:美術館や動物園、水族館、植物園、科学館等を含む全国の博物館関係者
(博物館設置者、博物館経営者、学芸員等博物館職員、地方自治体、官公庁など博物館運営に関わる方)
◼︎オシロ株式会社について
オシロ株式会社は「日本を芸術文化大国にする」というミッションを掲げ、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を開発・提供しています。
OSIROの強みは「世界観の表現」「サブスクリプション」、そしてコミュニティの活性化を自動化するための「コミュニティマネージャーAI化」です。現在はクリエイターのみならずブランド・企業、メディア向けにサービス提供の幅が広がっています。OSIROをご利用いただく全てのコミュニティが活性化により継続することを目指し、そのための機能とデザインを備えたオールインワンシステムとして進化し続けています。
▼メディアご担当者さま向け プレスリリースに関する問い合わせ先
オシロ株式会社 広報担当:藤島
メールアドレス:pr@osiro.it
メディアキットはこちらからご覧いただけます。
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