【経営者・人事担当者必見】会社員や就活生の本音を調査!就活生の7割以上が「髪色が自由な企業を選びたい」と回答
髪色が自由な職場は「社員の個性を尊重してくれる」、「時代に合った職場」だと思われやすい傾向
「ファイバープレックス」と「got2b」が合同で就職活動中の大学生男女、および、20~30代の会社員男女(計600名)を対象に「髪色制限と職場への印象に関する意識調査」を実施しました。
調査の結果、髪色の自由を認めている企業は、就活生や会社員が就職先を選ぶ際、髪色に制限がある企業と比べて選ばれやすい傾向にあることがわかりました。また、髪色に制限がある会社に勤める人と、髪色が自由な会社に勤める人で「社員の個性を尊重してくれる会社だと思うか」どうかに27.1%の差が出るなど、「髪色の自由化」が、職場に対するイメージ向上に寄与する可能性があることがわかりました。髪色の自由を認め、採用活動の際には募集要項等で「髪色自由」を謳うことで、応募数の増加などの恩恵を得ることができるかもしれません。
ヘンケル コンシューマーブランドは、誰もが自由に髪色を楽しめる社会の実現を目指しています。本調査はその活動の一環として、社員と企業の双方が納得し、髪色を自由に選択できる職場の実現を目指して実施したものです。
【調査サマリー】
職場における“髪色の自由”が人材確保にも好影響
・“髪色の自由”が認められたら「今後も働き続けたい」と思う人が25.3%アップ!
・髪色制限の有無は企業選びにも影響を及ぼす
髪色が自由な職場は、社員から「個性を尊重してくれる会社」
「時代に合っている職場」という印象を持たれやすい傾向
・髪色制限の有無で「社員の個性を尊重してくれる会社だと思う」人に27.1%の差・髪色制限の有無で「時代に合った職場だと思う」人に24.2%の差
求められる「髪色に寛容な職場環境」
髪色への偏見に対する違和感を訴える声も
・「強制するものではないと思う」「髪色で判断されてしまうのはおかしいと思う」などの回答職場で髪色制限がない場合、「ブリーチを使ったヘアカラー」が人気
・会社員では「インナーカラーなどのポイントカラー」、就活生では「ブリーチを使った明るいヘアカラー」が支持される
【調査概要】
・調査期間:2023年7月6日(木)~7月7日(金)
・調査主体:ヘンケル コンシューマーブランド
・調査対象:全国の20~30代の男女600名
① 全国の就活中および内定済みの大学生男女300名
② 1年以内に転職経験がある、または、現在転職活動中の20~30代の会社員男女300名
・調査方法:インターネット調査
・実査委託先:楽天インサイト株式会社
*調査結果をご利用の際、必ず『ヘンケル コンシューマーブランド調べ』と明記ください。
*本リリース内のグラフの各数値は小数点第二位で四捨五入しています。
1. 職場における“髪色の自由”は人材確保に好影響
“髪色の自由”が認められたら「今後も働き続けたい」と思う人が25.3%アップ!
現在の職場の印象について、髪色制限がある職場で働く人のうち「今後も働き続けたい」と回答した人は37.1%にとどまりました。一方、職場で“髪色の自由”が認められた場合はどうかと質問したところ、62.4%の人が「今後も働き続けたい」と回答し、“髪色の自由”を認めることで「今後も働き続けたい職場だと思う」と回答する人が25.3%も増える結果となりました。
髪色制限の有無は企業選びにも影響
「企業選びの際、髪色に制限がある企業より髪色が自由な企業を選びたいと思うか」と質問したところ、会社員では66.0%、就活生では70.4%の人が「髪色が自由な企業を選びたいと思う」と回答しました。
本調査では、“髪色の自由化”は社員の勤続意欲の向上や採用活動において有利に働くことが推察される結果となりました。後述の調査結果から、髪色の制限がない職場は「社員の個性を尊重してくれる」「時代に合っている」といった印象を持たれやすく、それが人材確保という面においても好影響を与えるものと考えられます。
2.髪色が自由な職場は、社員から「個性を尊重してくれる」や
「時代に合っている」という印象を持たれやすい傾向
髪色制限の有無で「社員の個性を尊重してくれる職場だと思う」かどうかに27.1%の差
現在の職場への印象について、髪色制限がない職場に勤める人のうち69.2%が、「社員の個性を尊重してくれる職場だと思う」と回答しました。一方、髪色制限がある職場に勤める人では「社員の個性を尊重してくれる会社だと思う」と回答した人は42.1%にとどまりました。
髪色制限の有無で「時代に合った職場だと思う」かどうかも24.2%の差
現在の職場への印象について、髪色制限がない職場に勤める人では「時代に合った職場だと思う」と回答した人が58.1%でした。一方、髪色制限がある職場に勤める人で「時代に合った職場だと思う」と回答した人は33.9%にとどまりました。
本調査結果から、職場における髪色制限の有無は、働く社員にとって「社員の個性を尊重してくれる」「時代に合っている」という印象を決める要因のひとつであることが推察されます。見た目の個性を尊重することで、やりたいことや良いところを認めてくれていきいきと働ける職場であるという印象につながっているのかもしれません。
3.求められる「髪色に寛容な職場環境」。髪色への偏見に対する違和感を訴える声も
「強制するものではないと思う」「髪色で判断されてしまうのはおかしいと思う」などの回答
職場における髪色制限に対する意見を自由回答で質問したところ、「どんな髪色でも仕事ができる人はいくらでもいる」「髪色で判断されてしまうのはおかしいと思う」など、髪色に対する偏見がある現状に違和感を持つ意見がありました。また、「もう少し髪色が明るいほうが活発でおおらかな雰囲気の職場になると思う」「どんな髪色でも『素敵だね』と言い合える環境が良い」といった、髪色に寛容な職場環境を求める回答が複数見られました。
【職場における髪色制限に対する意見(一部抜粋)】 |
どんな髪色でも仕事ができる人はいくらでもいる(37歳:女性会社員) |
相手に不快感を与えるのは良くないが、強制するものではないと思う。(35歳:女性会社員) |
髪色で判断されてしまうのはおかしいと思う(21歳:女性就活生) |
どんな髪色でも「素敵だね」と言い合える環境が良い(33歳:男性会社員) |
真面目な人は髪色を変えても真面目に働くと思う。(23歳:男性就活生) |
もう少し髪色が明るいほうが活発でおおらかな雰囲気の職場になると思う(24歳:男性会社員) |
本調査では、会社員と就活生のいずれにおいても、髪色に寛容な職場環境を求める意見が見られました。こういった声を捉え、職場環境を見直してみることで、社員の職場への印象の向上、ひいては人材確保という面においても好影響を与えることが考えられます。
4.職場で髪色制限がない場合、「ブリーチを使ったヘアカラー」が人気
会社員では「インナーカラーなどのポイントカラー」、就活生では「ブリーチを使った明るいヘアカラー」が支持される
髪色制限がある職場で働く人に、髪色制限がない場合、どのような髪色をしてみたいか質問したところ、髪色を変えたいと回答した人の59.8%が「インナーカラーなどのポイントカラー」と回答しました。
また、就活生に同様の質問をしたところ、髪色を変えたいと回答した人の54.5%が「ブリーチを使った明るいヘアカラー」と回答しました。
本調査では、髪色を変えたいと考えている人においては、会社員と就活生のいずれにおいてもブリーチを使ったヘアカラーが人気であることがわかりました。就活生ではポイントカラーではなく、髪全体を明るくするヘアカラーが1位となったことから、髪色に寛容な職場を求める傾向は今後も続くものと考えられます。
【注釈】
※1:「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計
※2:「とてもそう思う」、「そう思う」、「少しそう思う」の合計
※3:「社全体で規則として制限されている」、「部署や課などによっては規則として制限されている」、「社全体で、規則としては制限されていないが髪を染めづらい空気感がある」、「部署や課などによっては、規則として制限されていないが髪を染めづらい空気感がある」と回答した会社員
※4:「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計
※5:「髪色は制限されていない。髪を染めづらい空気感もない」と回答した会社員
※6:「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」の合計
※7:「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の合計
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