セキュリティ・キャンプ2025ミニ(長崎開催)専門講座
~地域とともに進める、全国大会を目指す学生のためのステップアップ講座【参加費無料】~
長崎県、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会が主催する「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(長崎開催)」の専門講座を2025年11月1日(土)、長崎にて開催いたします。
イベント詳細:https://www.security-camp.or.jp/minicamp/nagasaki2025.html

より多くの学生に情報セキュリティに挑戦する機会を提供するため、若年層の育成に力を入れる地域で「セキュリティ・キャンプミニ(ミニキャンプ)」を開催しています。
全国大会は難易度が高く、初心者や遠方の学生が参加しづらい課題があります。ミニキャンプは1~3日間の短期開催で、気軽に挑戦できる場として毎年開催中です。
全国大会参加を目指す学生をはじめ、地域でセキュリティに興味を持つ学生の応募をお待ちしています。
【専門講座について】
全国大会レベルのテーマを初学者向けにアレンジした学生向け講座です。講師は主に全国大会経験者で構成され、1日1~2コマ程度の講義を行います。応募課題の合格が参加条件ですが、正答ではなく挑戦の過程を重視しています。
過去の専門講座例
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AIを騙すテクニックと対策を学ぼう ~敵対的サンプル入門~
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ペネトレーションテストを通じて学ぶAWSセキュリティ
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マイナンバーカードの暗号技術とセキュリティ
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OSのセキュリティ~コンテナの作り方、壊し方~
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コンテキストを読み解き進めるモダンWebセキュリティ入門
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アクセス制御から学ぶゼロトラストネットワーク入門 -認証プロキシ編-
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シミュレーションを用いたIoT機器の解析体験
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Introduction to Malware Analysis
【専門講座 概要】

名称 |
セキュリティ・キャンプ2025ミニ(長崎開催)専門講座 |
日程 |
2025年11月1日(土) 9:00(受付開始8:30)~16:50 |
形式 |
会場開催 |
会場 |
長崎県立大学シーボルト校 情報セキュリティ産学共同研究センター |
定員 |
30名 選考あり |
参加資格 |
日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童 |
主催 |
長崎県、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA) |
共催 |
長崎県立大学 |
費用 |
無料 |
申込方法 |
ご応募の際は、必ず募集要項をご確認のうえ、専用の申込フォームからお申し込みください。 |
申込締切 |
10月13日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
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お問合せ窓口 |
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局 |
【プログラム】11月1日(土) 9:00~16:50
『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ
『サイバー犯罪の現状と職業倫理』
渡邉 蘭子 氏 長崎県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課
サイバーセキュリティやコンピュータの技術開発に携わる方々には、法律の理解や倫理的な行動が求められます。 本講義では、サイバー関連法やサイバー犯罪の事例を紹介しながら、職業倫理について考えていきます。
『ゼロからはじめるAIセキュリティ〜画像認識から生成AIまで〜』
戸田 宇亮 氏 早稲田大学大学院
画像認識AIや文章生成AIに代表される強力なAI技術が社会で広く活用されていますが、たとえ最先端のAIであっても画像に仕込まれた僅かなノイズやプロンプト内の数言だけで操られてしまうことを知っていますか?
この講義では、実際にAIシステムを攻撃する体験を通してAIが抱える弱点とその仕組みを理解し、それらが現実世界でどのような脅威に繋がるか考えます。その上で、AIを防御する方法についても学んでいきます。
AIに関する専門知識は不要です。普段なんとなく使っているAIのセキュリティについて一緒に考えてみましょう!
『 Exploit & Fix ハンズオントレーニング~脆弱性なシステムでの攻撃と防御の体験~』
洲崎 俊 氏 三井物産セキュアディレクション株式会社
セキュリティ対策を行う上で防御・検知などの技術はもちろん重要ですが、それと同様に攻撃者の視点・手口を理解することも重要だと思います。攻撃者に狙われやすいシステム上の弱点や攻撃者がどのような手法で攻撃してくるのかを正しく理解し、それに対策できるように備えるためです。
本講義では、攻撃と防御の両面よりセキュリティを学ぶ演習を行います。
まず、あらかじめ用意された脆弱なCMS環境に対して、自分の手で実際に侵入・侵害を行ってみることで攻撃者の手法・視点について学びます。その後、自分が行った攻撃の痕跡がどのような個所に残っているのかを確認しながら、侵害の原因となった問題点について考察します。そして最後に、確認した問題点について自分で手を動かして対策してみる演習を通じて、防御手法についても学びます。上記のようなプロセスを通じて、攻撃と防御の両方を体験し、セキュリティ技術について理解を深めていただきます。
現実世界でもありがちな脆弱性や設定ミスなどを作りこんだWordPressが動作する仮想環境を配布し、講師と一緒に進めるハンズオン形式の演習を行っていただきます。ご興味があれば是非ご参加ください!
【一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 概要】

本会は、次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ」を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的としています。
基本情報
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名称:一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
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所在地:東京都千代田区平河町二丁目16-1 平河町森タワー(株式会社ラック内)
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代表理事:長谷川 陽介
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設立:2004年4月
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活動内容:国内の学生に対して産業界の第一線で活躍する技術者から情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、次世代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する活動
公式SNS
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
E-mail: info@security-camp.or.jp
TEL:03-6757-0196
広報担当:協議会事務局、大倉
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