炭素会計プラットフォームのPersefoni、欧州CSRD対応のレポーティング機能を発表

~企業のCSRD対応プロセスを高度化し、持続可能な未来に向けた取り組みを支援~

Persefoni

炭素会計プラットフォームを展開するパーセフォニ(本社:米国アリゾナ州テンピ)は、企業サステナビリティ報告指令(CSRD:Corporate Sustainability Reporting Directive、以下「CSRD」)に対応をした新しいレポーティング機能を発表しました。このサービスは、企業のCSRD回答プロセスをより効率的かつ正確に報告できるよう設計されており、CSRD対応が求められる日系企業の報告における正確性と効率性を向上するための一助となります。

1. パーセフォニが提供するCSRDレポーティング機能の内容と活用メリット

パーセフォニは、CSRD報告に対応をした革新的なレポーティングサービスを提供します。このサービスは、企業がCSRDに回答する際に必要なデータの収集・集約からデータ入力までを最大限に効率化することを目指しています。パーセフォニのユーザーであるCSRD回答対象企業は、パーセフォニのプラットフォーム上でCSRDのフォーマットに対応をした定量情報も含む回答の作成をすることができます。また、社内の担当者に回答作成をプラットフォーム上で依頼することによりサステナブルに回答作成を実現することが可能です。

2. パーセフォニの活用をお勧めする理由

パーセフォニは、グローバルで事業展開をする炭素会計ソリューションプロバイダーです。グローバルのお客様によるフィードバックが、パーセフォニが企業の持続可能性報告プロセスを最適化するための信頼性の高いプラットフォームを提供し、CSRDへの回答を効率化できる機能を提供できる理由の一つです。

パーセフォニのプラットフォームは、データの透明性やGHG排出量算定の精度を確保しながら、気候変動関連報告の業務負担を大幅に軽減し、企業が環境目標を達成するための強力なサポートを提供します。今後も、企業の持続可能性への取り組みを後押しし、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

3.CSRDとは

CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive、企業の持続可能性報告指令)は、欧州連合(EU)が策定した指令で、企業に対して持続可能性に関する報告を強化することを目的としています。特に、環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関連する情報を透明かつ一貫して提供することを求めています。

CSRDは、2024年から段階的に適用される予定で、これにより、EU内の企業やグループが年次報告書の一部として持続可能性に関する詳細な情報を開示する義務が強化されます。主な内容には以下が含まれます:

持続可能性に関する情報の開示義務の強化: 企業は環境、社会、ガバナンスに関する情報を明確に報告する必要があります。これには温室効果ガスの排出量、社会的影響、企業のガバナンス構造などが含まれます。ESG(環境、社会、ガバナンス)基準に基づく報告: CSRDは、企業が国際的に認められたESG基準に基づいて情報を開示することを求めています。

大規模企業への適用: 指令は、規模が一定以上の企業や上場企業に適用されますが、中小企業に関しても一部の基準が適用される場合があります。

監査・保証の義務化: 報告内容は独立した監査を受けることが求められるため、信頼性の高い情報提供が求められます。

CSRDは、企業に対して持続可能性を重視した経営を促進し、投資家や消費者に対して企業の社会的責任や環境への配慮を明確に示すことを目指しています。

4.今後の予定

ISSBやCDPのレポーティングを効率化する機能をリリース予定です。これにより企業のサステナビリティに関するレポーティング業務をさらに高度化いただくことが可能になります。


お問い合わせ先
Persefoni Japan 広報
メール:reply-japan@persefoni.com

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会社概要

PERSEFONI AI INC.

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
2415 WEST BROADWAY ROAD MESA. ARIZONA, 85202, U.S.A.
電話番号
480-780-9034
代表者名
ケンタロウ・カワモリ
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年01月