1人の退職代行の裏には8人の「検討層」が存在。逃避行動としての転職の明暗を探る
調査の結果、退職代行利用者2.8%の裏には24.2%の「検討層」が存在することが判明。またほとんどが職場の不満や人間関係の逃避として転職しており、前向きな転職は10.6%に留まる
認知科学に基づくコーチングを法人・個人に提供する株式会社ミズカラ(本社:東京都千代田区、代表取締役 山宮健太朗)は、2026年2月10日(火)に20歳~59歳の有職男女500名を対象とした「退職代行サービスの利用・検討割合」に関する調査を行いました。
※本資料に含まれる調査結果は引用・転載可能です。ご掲載頂く際は、必ず『㈱ミズカラ調べ』 と明記下さい。
退職代行が頭をよぎったことがあるのはどれくらい?
日々移り変わる生活者の気持ちやニーズに寄り添って、企業活動は行われます。これまでになかった新たな気持ちの発露に合わせて生まれる商品・サービスの中には時折、時代の変化を象徴するようなものが生まれます。最近耳にすることも多い「退職代行サービス」もその一つではないでしょうか。
「ウチの会社も退職代行で辞めた人が出たらしい」などチラホラ噂話は聞くものの、ベテラン世代には少し縁遠い話のように感じられるかもしれません。そこで幅広い世代を対象にアンケート調査を実施しました。まずは利用・検討状況から。

調査の結果、退職代行を実際に利用したことがある人は100人中3人(2.8%)程度。しかしその裏には「退職代行が頭をよぎったことがある」「実際にサイトを見て検討した」など利用を検討した人たちが24.2%も存在することがわかりました。1人の退職代行利用者の後ろには、8人の「検討層」が存在し、社会人の4人に1人は退職代行を検討したことがあるということがわかりました。
前向きな前進ではなく、退避行動としての転職
さて、仕事を「辞めたい」と思う原因についても深掘りしていきましょう。圧倒的に多いのは上司や同僚など「人間関係が合わない」という回答で、35.8%にのぼりました。その他も外部要因が多く、転職を検討する動機は基本的に会社や仕事内容への不満が多く、その退避行動として転職する人が多いということがわかります。

一方で「他にやりたいことができたから」というような前向きな理由は10.6%と残念ながら少数派のようです。多くの人が「嫌なこと」を人生の転機にしている、という現代において「自分が本当にやりたいこと」を自ら発見し、キャリアを切り拓いていければ力強く生きていけそうですね。
職場の不具合に我慢は禁物
職場で不具合を感じた時にどのようなアクションをとるかによって心理的な影響はあるのでしょうか?様々な指標とクロス分析してみたところ、改善提案や交渉など「自分にできることは全てやりきった」と回答した人は現在の仕事満足度や幸福度、エフィカシー(自己効力感・自信)などがいずれも高い結果となりました。それがうまくいったにせよ、結果転職したにせよ、自分ができる範囲をやりきることが大事なようです。

一方で「何もせずただ耐える」「すぐにあきらめる」など、自分自身が我慢することを選択してしまうと、その後の幸福度などもおしなべて低くなってしまう傾向もあるようです。「あきらめる」という選択は「毎日我慢し続ける」ということを意味します。それも踏まえて、改めて不具合への向き合い方を考えてみましょう。
「退職連絡」以外に代行して伝えてほしいことは?
インターネット調査と並行してX上でも「日常生活の中でこんなことを代わりに伝えてほしい」と思うことを聞いてみました。
会議の前に「この会議、本当に必要ですか?」と一度だけやんわり確認してくれる代行サービスがあったら助かります。(とびやんさん)
以前の管理職の憂鬱に関するリリースでも取り上げた通り、「無駄な会議」に対する日々のストレスは多くの人が感じているよう。無駄な会議クラスター機能があるアプリやサービス、あるいはエージェントには需要がありそうです。
未来の自分へ
「あとでやる」はだいたい忘れるので「5分だけでも今やったほうが楽だよ」とやさしく背中を押してくれる代行サービスがほしいです。(ゆりかもめさん)
「ついついあとまわしにしてしまう」など、自分の癖を抜け出すのはなかなか難しいもの。自分を上手に変えられるサービスがあったら利用してみたいですね。「未来の自分に伝達してほしい」というのは前向きで素敵です。
【調査概要】
・調査名:「退職代行サービスの利用・検討割合」に関する調査
・調査対象:20~59歳男女・有職者 500名(全国)
・調査期間:2026年2月10日(火)
・調査方法:インターネット調査
※表/グラフ中の数字は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります
■株式会社ミズカラについて
株式会社ミズカラは「すべての人に可能性がある」を理念とし、根源的な自己理解による強みの発掘で人生を切り拓く個人向けキャリアコーチング事業、法人向けの組織コーチング事業、体験型自己理解プログラムREBOOSTなど複数事業を展開するコーチングカンパニーです。
日本国内における仕事満足度(ワークエンゲージメント)の低さを解消するため、個人に対する「自己開発」や法人向けの「創発型組織開発」などのサービスを提供。また仕事を起点として人生全体の充実を実現する「エグゼクティブコーチング」も提供しています。これらの事業を通じて、人と組織が自らのGOALを生きる時代を拓くことを目指します。

■株式会社ミズカラの運営事業/メディア
キャリアコーチング事業「キャリスピ(https://mizukara.com/careerspeed/)」
エグゼクティブコーチング事業(https://mizukara.com/executive/)
組織コーチング事業(https://mizukara.com/impact/)
体験型自己理解プログラム「REBOOST(https://mizukara.com/reboost/)」
書籍「自分の変え方(https://amzn.to/4m3s5nT)」
メディア「認知科学コーチング研究所(https://mizukara.com/magazine/)」
▶当該リリースの関連記事(https://mizukara.com/magazine/research/260306/)
会社名:株式会社ミズカラ(旧:株式会社GOAL-B)
事業内容:キャリアコーチング事業、組織コーチング事業、転職エージェント事業
代表者:代表取締役 山宮健太朗
所在地:東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル 6階
設立:2019年7月
■お問い合わせ
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株式会社ミズカラ
Email:contact@mizukara.com
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