日本アルコン、1日使い捨てコンタクトレンズ「プレシジョン ワン🄬 乱視用」7月15日発売

日本アルコン株式会社

• 昨年発売した「プレシジョン ワン」(近視・遠視用)に乱視用が登場 
• アルコン独自の表面処理技術「スマートサーフェス®テクノロジー」で「1日中快適な装用感(※1, 2)」と「鮮明な見え方(※1, 2)」を実現
• 独自の「プレシジョンバランス8|4TMデザイン」でレンズの回転を抑え(※3)、「クリアで安定した見え方(※1, 4)」を実現


 

日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長:リック・コズロスキー、以下「日本アルコン」)は、7月15日に、1日使い捨てコンタクトレンズ「プレシジョン ワン 乱視用」を発売します。この新製品は、品質と価格のバランスを重視し、乱視矯正を必要とするコンタクトレンズユーザーに、「1日中快適な装用感(※1, 2)」と「鮮明な見え方(※1, 2)」、そして、レンズの回転を抑え(※3)「クリアで安定した見え方(※1, 4)」を提供します。アルコンにとって初のシリコーンハイドロゲル素材の1日使い捨て乱視用コンタクトレンズであり、順次、取扱店舗を拡大していく予定です。今回の発売により、「プレシジョン ワン」は近視・遠視に加え、乱視にも対応できるようになります。

涙液層を安定させ、長時間続く快適性1, 2と鮮明な見え方(※1, 2)を実現

プレシジョン ワンは“生感覚レンズ“として知られる「デイリーズ トータル ワン」の表面処理技術を応用したアルコン独自の「スマートサーフェス テクノロジー」を採用しています。この技術は保水性の高い成分を含む「親水性ポリマー」でレンズ表面を覆い、レンズ表面の含水率を80%以上(※5)まで高めることで、涙液層の安定化を助けます(※6)。

安定した涙液層は、快適な装用感と鮮明な見え方を得る上で非常に重要ですが、デジタルが当たり前になった現代社会において、デバイス使用時はまばたきの回数が減るため(※7)、涙液層が不安定になりがちです。プレシジョン ワンは、目にとって過酷な環境下で、長時間続く快適性を求める方々に適した選択肢となりえます。

レンズの回転を抑え(※3)、クリアで安定した見え方(※1, 4)を実現

また、プレシジョン ワン 乱視用は、独自のデザイン「プレシジョンバランス8|4デザイン」(読み方:プレシジョンバランス エイト バイ フォー デザイン)によって、クリアで安定した見え方(※1, 4)を実現させます。乱視用コンタクトレンズは、まばたきのたびにレンズが回転してしまうと見え方に影響が出るため、軸の安定性が重要です。プレシジョンバランス8|4デザインは4時と8時の方向に厚みを持たせることで軸が安定しやすく、軸が安定するまで1分未満、99%が回転偏位10度以内、97%がまばたき時のレンズ回転揺れが3度未満という結果が出ています(※3)

乱視用コンタクトレンズユーザーのニーズ「快適性」「クリアな視界」を満たす
乱視用ソフトコンタクトレンズユーザーは「1日中続く快適性」や「乾燥感の軽減」「クリアな視界」を重視しているものの、実際の装用満足度はそれぞれ17%、15%、31%にとどまっており(※8)、満足度が低いことが示されています。プレシジョン ワン 乱視用は、臨床試験による10段階評価(10が最高評価)で装着直後の装用感9.0、装着16時間後の装用感8.0と高い評価を受けました(※9)。また、海外でのユーザー評価では、85%が「長時間続く快適性を実感した」、90%が運転中やテレビ視聴中などに「クリアな見え方を実感した」と回答しました(※10)。

日本アルコン 代表取締役社長のリック・コズロスキーは次のように述べています。「眼科患者の47%が一定の乱視を有していますが(※11)、日本では乱視用コンタクトレンズのユーザーは12%にとどまります(※12)。乱視用コンタクトレンズを装用することで視力が向上し、小さな文字が読みやすくなった等のメリットがデータで示されている(※13)にも関わらず、乱視用コンタクトレンズ使用率が低いという現状の要因のひとつとして考えられるのが、装用感に関する満足度の低さです(※8)。海外で高い評価を受けているプレシジョン ワン 乱視用をご提供することで、日本のユーザーの方々の装用感に対するニーズにお応えし、快適な生活をサポートできることを嬉しく思います」

プレシジョン ワン 乱視用の取り扱い施設はアルコンの製品ウェブサイト(https://alcon-contact.jp/shop/search/prod/precision1/)にてご確認ください。

レンズ基本データ
販売名/承認番号 プレシジョン 1® / 30100BZX00247000
素材(USAN) verofilcon A
酸素透過係数(Dk) 90×10-11(cm2/sec)・(mLO2/mL×mmHg)
酸素透過率(Dk/t)*1 90×10-9(cm/sec)・(mLO2/mL×mmHg)
レンズコアの含水(%) 51 直径(㎜) 14.5
レンズ表面の含水(%) 80以上 中心厚(㎜)*1 0.1
ベースカーブ(㎜) 8.5 ガイドマーク 6時方向
レンズカラー ライトブルー レンズコアモジュラス 0.6 MPa
製作度数範囲*2 球面度数:+4.00D~-6.00D(0.25Dステップ)
     -6.50D~-8.00D(0.50Dステップ)

円柱度数:-0.75D,-1.25D,-1.75D,-2.25D

円柱軸度:180°, 90°, 20°, 160°
UVカット*3, 4 Class 1 UVカット(96%UVA、99%UVB)
包装 レギュラーパック:1箱30枚入り
価格 オープン価格

 

*1 -3.00Dの場合
*2 +4.00~+0.25, -6.50~-8.00の球面度数では、一部円柱軸度・円柱度数の製作がありません
*3 ISO(国際標準化機構)分類
*4 2018年 アルコン調べ。球面レンズにおける測定値。UVカット機能を備えたコンタクトレンズは、目や周囲の領域を完全には覆っていないため、UV遮断ゴーグルやサングラスなどの、UV遮断眼鏡の代わりにはなりません

About Alcon
アルコンは、人々に素晴らしい視界がもたらされるよう貢献します。アイケアのグローバルリーダーであるアルコンは世界で75年以上、最も広範な製品を提供し、より良い視界・視力と人々の生活の質の向上に寄与してきました。当社のサージカル製品とビジョンケア製品は、世界中140カ国で、年間合計2億6千万人以上もの白内障、緑内障、網膜疾患や屈折異常に悩む人々の治療に役立てられています。世界で2万4,000人以上の従業員が、革新的な製品、アイケア専門家とのパートナーシップ、質の高い眼科治療へのアクセスを高めるためのプログラムを通じて、人々の生活の質の向上に努めています。アルコンの日本法人である日本アルコンは、1973年の設立以来約50年にわたり、日本のお客様や患者様にアイケア製品を提供してきました。詳細はhttps://www.alcon.co.jp/をご覧ください。 

コンタクトレンズは高度管理医療機器ですので、以下の項目を必ず守った上で装用してください。
  • 眼科医の検査・処方を受けてお求めください。また、必ず定期的に検査をお受けください
  • 製品の添付文書を必ずお読みください
  • 装用時間は正しく守ってください(装用時間には個人差があります。眼科医の指示に必ず従ってください)
  • 取り扱い方法を守り、正しくご使用ください
  • 少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受けてください
  • 使用期間を必ずお守りください
  • 破損等の不具合のあるレンズは絶対に使用しないでください
Reference
  1. 装用感には個人差があります
  2. Grant T.  et al. A Survey of Contact Lens Wearers and Eye Care Professionals on Satisfaction with a New Smart-Surface Silicone Hydrogel Daily Disposable Contact Lens Clinical Optometry 2020:12 9–15.
  3.  CLA306-C003 Clinical Performance of a Daily Disposable Toric Silicone Hydrogel Contact Lens – claims support document, Alcon data on file, 2020
  4.  2005年アルコン調べ
  5. PRECISION1(DDT2) Lens with Smart Surface study; Alcon data on file, 2019
  6. In vitro analysis of verofilcon A contact lenses for surface properties; Alcon data on file 2019 
  7. Tsubota K, Nakamori K. Dry eyes and video display terminals. N Engl J Med. 1993;328:584 
  8. 2019年アルコン調べ 「使用実態調査」1日使い捨て乱視用レンズ装用者n=281
  9. 2021年アルコン調べ(CLA306-P001)(10段階評価の平均値、10が最高評価)
  10. Perez-Gomez I, Valente R, Vonbun H. Survey of patient and ECP satisfaction with a new daily disposable toric contact lens. Poster presented at: American Academy of Optometry Annual Meeting; Nov 3-6, 2021; Boston, MA
  11. Young G, Sulley A, Hunt C. -Prevalence of Astigmatism in Relation to Soft Contact Lens Fitting, Eye Contact Lens. 2011;37:20-25.
  12.  2019年アルコン調べ。「使用実態調査」ソフトコンタクトレンズ装用者(カラー・サークルレンズ除く
  13. Anna-Kaye M. Logan et al. Randomized Clinical Trial of Near Visual Performance with Digital Devices Using Spherical and Tori Contact Lenses. Optom Vis Sci 2020; Vol 97 (7) 

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会社概要

日本アルコン株式会社

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URL
http://www.alcon.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー
電話番号
03-6899-5000
代表者名
ステファン・アイゲンマン(Stephan Eigenmann)
上場
海外市場
資本金
5億円
設立
1973年06月