ブルームバーグ・ニューエコノミーソリューションを幅広く世界から公募

ブルームバーグ エル・ピー

2019年6月24日 - ブルームバーグ・ニューエコノミー(https://www.neweconomyforum.com/)は、過渡期を迎え、経済のパワーバランスが欧米から、成長著しいアジアやアフリカをはじめとする新興国市場へ移行しつつある世界のための革新的ソリューションを世界各地の起業家、ビジネス界のリーダー、学術研究者、専門家の皆様から幅広く公募することを発表しました。新たな市場、新規産業、最新の技術、そして雇用や市民参加型の新モデルが台頭するのに伴い、ビジネスや社会は多くの新たな課題に直面しています。その一方で、世界中でこのような課題に対する革新的アプローチが次々と生まれ、規模の大小はあるものの、既に実行されているものもあります。ブルームバーグでは、私たちが目の当たりにしている重要な社会問題に対して、有望で持続性のあるソリューションは既に世の中に存在していると捉えています。それらに着目し、育み、共有し、それをニューノーマルにすることができるという考えに基づき、ニューエコノミー・ソリューションズを創設しました。
最先端の技術が次々と創出される中で、気候変動の緩和やサプライチェーンの透明性向上につながり得るのはどの技術でしょうか。急速な都市化に対応するため、あるいは人工知能(AI)によって失われる可能性のある雇用を支援するために、どのような革新的プロセスを適用すればよいでしょうか。世界が直面するこのような緊急課題に対し、ブルームバーグ・ニューエコノミーはソリューションを模索しています。

 ブルームバーグ・メディアのジャスティン・B・スミスCEOは次のように述べています。「私たちは、官民両セクターのリーダーの協力を促進することで世界経済が直面する重要課題を特定・対処することを目指し、2018年にブルームバーグ・ニューエコノミー・ソリューションズのプラットフォームを立ち上げました。2019年に入って当初の考えが拡大し、今では既に成果を上げているソリューションを見出し、そうした有望なソリューションに光を当て、支援し、拡大の推進力になりたいとも思っています。ニューエコノミーには世界的に最も影響力のあるリーダーの皆様も参加しています。彼らが持つ専門知識、視点、アドバイス、ビジネス感覚により、ソリューションの実行・拡大や、包括的な経済の構築支援が可能になると考えています。」

応募の中から、ブルームバーグ・ニューエコノミーの中心テーマ(貿易、テクノロジー、気候、ファイナンスと資本市場、インクルージョン、都市化、グローバル・ガバナンス)に沿って1件ずつ、合計7件のソリューションが選ばれる予定です。選定されたソリューション1件に対して代表者1名が、11月20日~22日に北京で開かれるブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムに招待されます。フォーラムには世界60以上の国・地域から、世界的に最も影響力のあるビジネス界のリーダー、テクノロジーイノベーター、政府高官、専門家や学術研究者など約500名が集まります。

フォーラム当日には選ばれたソリューションに沿った内容のワークショップが開かれ、フォーラム以降も来年への具体的な目標の設定と達成に向けて、ブルームバーグ・ニューエコノミー・ソリューションズが継続的に支援します。支援の方法は多岐にわたり、ニューエコノミーに参加する世界のビジネスリーダーや専門家を集めたミーティングの開催、ソリューションの規模拡大、より効果的に投資を呼び込むための問題提起方法の工夫、試験プログラムの設定、ソリューションを新たな市場や新規の応用方法に拡大するための戦略的提携先の発掘といった実務的協力もあります。選ばれたソリューションは、2020年のブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムで再び取り上げられ、進捗状況を報告していただきます。

ブルームバーグ・ニューエコノミー・ソリューションズは、ブルームバーグLP及びブルームバーグ・フィランソロピーズの創設者であり、ニューヨーク市長を3期務めたマイケルR・ブルームバーグが2018年に立ち上げた第1回ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムで創設されました。ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムは、実業界と各国政府関係者が毎年集まり、既に始まっている世界の大転換を乗り切るためのアイデアをオープンに交換し合うことのできる、他に例を見ないグローバルレベルのミーティング・プラットフォームとなっています。議論の根底には、社会や財政を網羅した包括的目標を含めた成長を民間が支えるべきであるというコンセンサスがあります。

対象となるソリューションは既存の製品、サービス、プログラム、方針、活動であり、民間セクターが1つ以上の分野において社会的利益を確実に創出・維持できるとブルームバーグ・ニューエコノミーが判断するソリューションとします。ニューエコノミー・ソリューションズは、2018年11月にシンガポールで開かれた第1回ニューエコノミー・フォーラムで創設され、コンサルティング会社ユーラシア・グループのイアン・ブレマー氏や教育関連NPO組織であるジェネレーションのモナ・モーシェド氏など、多くの重要な協力者によって取り組みを拡大させてきました。

フォーラムに集う行動力に溢れる参加者の皆様と、彼らが持つ専門知識が加わることで、相乗効果が期待される既存のソリューションについてBloomberg.com/solutions(https://www.neweconomyforum.com/solutions-submission/)より、ご提出ください。

· 応募対象者:民間セクターによる社会的利益の創出・維持を可能にする既存のソリューションをお持ちの方でしたら、どなたでも応募可能です。具体的には、民間企業の従業員(社会的インパクトに特化しているチームやCSR担当者、R&D部門など)、起業家、学術研究者、シンクタンク、政府系機関、国際組織・団体やNGO、NPO関係者などが含まれます。

· 選定者の特典:今秋に7件のソリューションが選ばれます。選定されたソリューション1件に対して代表者1名を11月20日~22日に北京で開かれるニューエコノミー・フォーラムに招待し、フォーラム会場ではソリューションの内容に沿ったワークショップを開催します。ワークショップには世界60以上の国・地域からフォーラムに出席する、世界的に最も影響力のあるビジネス界のリーダー、テクノロジーイノベーター、政府高官、専門家、学術研究者などが参加する予定です。

· 選考方法:ブルームバーグと、ニューエコノミー・フォーラムのナレッジパートナーであるマッキンゼー・グローバル・インスティテュートが定める各種基準に基づいてソリューションを評価します。

ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラムの詳細は、neweconomyforum.com(https://www.neweconomyforum.com/)をご覧ください。また、#NewEconForumによりソーシャルメディアで会話に参加したり、Twitter(https://twitter.com/neweconforum)、Facebook(https://www.facebook.com/neweconforum)、LinkedIn(https://www.linkedin.com/showcase/bloomberg-new-economy-forum/)、WeChat、Weibo(https://weibo.com/u/7052899952)からフォーラムの最新情報をフォローすることもできます。
 

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング 21
電話番号
03-3201-8900
代表者名
石橋 邦裕
上場
未上場
資本金
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設立
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