画家・塚本暁宣 個展『FRONTIER』WATOWA GALLERY プロデュースにより開催
人気キャラクターをキュビズムの手法でユーモラスに描く / 2022年11月27日(日)〜12月5日(月)/ 渋谷二丁目「elephant STUDIO」
2022年11月27日(日)〜12月5日(月)の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」プロデュースの下、アーティスト・塚本暁宣による個展『FRONTIER』を、渋谷二丁目のオルタナティブスペース「elephant STUDIO(エレファントスタジオ)」にて開催いたします。
塚本暁宣は、アニメやカートゥーンに登場する人気キャラクターを、歴史的な絵画技法であるキュビズムやシュルレアリスムを用いてユーモラスに描き出すアーティスト。2016年から2020年にかけ滞在していたアメリカ・ニューヨークポップアートに影響を受け、さまざまな表現方法をミックスする“サンプリング”の手法で、独自の作品を発表しています。
本展では、これまでにも人気を博してきた「ニューキュビズム」シリーズを、即興画や背景画などの要素を加えた新たな表現方法でアップデートした作品を発表。インスタレーションのようにレイアウトするなど、新たな表現方法に挑戦することで、タイトルでもある“フロンティア(境界)”を超えていくことを目指す展示となります。
絵画の中でキャラクターと共に繰り広げられる、新たなポップアートの世界をぜひご覧ください。
- 開催概要
AKI TSUKAMOTO SOLO EXHIBITION
"FRONTIER"
会期 2022年11月27日(日)〜12月5日(月) 12:00〜19:00
会場 elephant STUDIO 1,2F(東京都渋谷区渋谷2-7-4)
来場 観覧料500円(税込)〜
* 11/30(水)は観覧無料。
* 右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/1875
* 自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場料を自身で決定し、それが若手 アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を 目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITION に寄付されます。)
主催 WATOWA GALLERY
問合せ gallery@watowa.jp (メールのみ)
URL http://www.watowa.jp/news/2022/11/-post.html
- アーティストプロフィール
塚本 暁宣 Aki Tsukamoto
1989生まれ
2012年 武蔵野美術大学卒業
2014年 武蔵野美術大学大学院修了
2016~2020年ニューヨーク滞在
2020年~ 東京を拠点に活動
<主な展示>
「We Will Pop You」(Nadiff A/P/A/R/T、東京、2021)
「ル~ラル回帰」(VOID、東京、2021)
「Three Mimesis」(Mograg Gallery、東京、2021)
「Aki Tsukamoto × Shuto Okayasu」(3rd Ethos Gallery、ニューヨーク、2019)
「Natural BornPrankster」(IAM Gallery、ニューヨーク、2017)
<アートフェア>
Art Fair Tokyo2022 (Taguchi Fine Art、東京) Art Taipei 2021(333Gallery、台湾)
<受賞>
2021 The Choice 2020年度 優秀賞 2014 第一回CAF賞 入選
2014 武蔵野美術大学修了制作 優秀賞 2012 武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞
IG: @aki.tsukamoto03 https://www.instagram.com/aki.tsukamoto03/
HP: http://www.aki-tsukamoto.com/
- 主催者より
塚本暁宣はキャラクターが持つ特徴や性質を解体し、見落とされていた側面を浮かびあげ、美術の歴史の中で繰り広げられて来た多様なモノの見方と組み合わせ、ユーモアを絵画の中で繰り広げることで「画家」という存在を体現しています。
塚本の絵画の特徴は、アニメやカートゥーンのキャラクターをキュビスムやシュルレアリスムのサンプリング、そして未来派のようなダイナミックさなど、美術史を参照元にして再構成するところにあります。
また彼のように既存の表現方法を引用する「サンプリング」の手法はポップアートの代表的な要素です。塚本自身、影響を受けた作家としてゲルハルト・リヒター、ピカソ、ゴヤ、マックス・エルンスト、村上隆を挙げていますが、そうした美術の歴史に名前を刻む作家の作品の手法を解釈し、転用し、画面上でミックスすることで複雑な要素も一つの作品に昇華させています。美術やカルチャーを文脈から切り離し、それぞれの素材が持つ魅力を再発見するように構成する制作はポップそのものと言えるでしょう。
あらゆるカルチャーにおいて、ヴィンテージアイテムやアーカイブがハイラグジュアリーカルチャーのムードを転用し、自由にサンプリングすることが当たり前になった現代において、塚本の作品は流通する新旧の動的なイメージを、美術史の力を借りることで新しい美学へと発展させているのです。
WATOWA GALLERY
- 主催者について
WATOWA GALLERY ワトワギャラリー
WATOWA GALLERYは、現在の⽇本のストリートカルチャーやファッション、あるいは独創的かつ先進的なテクノロジーやジャパニーズフィロソフィーを取り⼊れた新しい感性を持つ若⼿の作家を中⼼に、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクトプロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡⼤します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと⽀援者との交流によって⽣まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信します。さらに、⽇本の若⼿アーティストの活躍と⽇本の若⼿コレクターの参⼊をサポートし、アーティストと⽀援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティによって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を⽬指します。 2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月、WATOWA GALLERY初の本拠地「WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO」を浅草・今戸にオープンしました。
HP. https://watowagallery.com/
IG. @watowagallery
CONTACT. gallery@watowa.jp * メールのみ
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
〒111-0024 東京都台東区今戸1丁目2-10 3F
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