ALSI、AIアシスタント チャットボット「ASBOT(あすぼっと)」にユーザー識別機能を追加し、1月15日より提供開始
-ユーザーの所属や役職を識別し、権限に合わせた最適な対応を実現。AIアシスタント チャットボットの活用範囲を拡大-
サービス名 | AIアシスタント チャットボット「ASBOT」 |
提供開始日 | 2020年1月15日 |
ターゲット | 業務効率化を推進している企業、Microsoft Teams[※1]を導入している企業 |
詳細情報URL | https://あすぼっと.jp/ |
■「ASBOT」機能拡充の概要
業務改革への取り組みとして、利用者の質問や要望等に自動で対応するAIやRPAなどのITツールの導入が様々な企業で増加しています。業務効率化や利便性の向上が期待される一方で、ユーザーの識別がされていないことから、同じ質問や要望に対して、同一の対応しかされないため、「本当に欲しい情報が得られない」、「権限に合わせた範囲の対応をして欲しい」といった回答精度や対応権限の問題が、実運用における課題となっています。有用性を高めるためには、ユーザーを識別するための認証機能の開発や、権限別に情報を管理するカスタマイズ等が必要となりますが、コスト負担が大きいだけでなく、メンテナンス性の低下にもつながります。
ALSIのAIアシスタント チャットボット「ASBOT(あすぼっと)」では、Microsoft Teams[※1]のユーザー認証機能を利用し、ユーザーの所属部署や役職を識別するとともに、ASBOT(あすぼっと)内に各部門専用のデータ管理領域を設け、各部署のノウハウを蓄積、ユーザーに合わせた最適な回答が可能になりました。今回の機能追加により、ユーザー業務の効率化を効果的に推進します。
■「ASBOT」の新機能
(1)ユーザー識別機能(ユーザー向け機能)
Microsoft Office 365[※1]のアカウントから、所属部門や役職といった、各ユーザーの情報を参照し、ユーザーを識別します。これによ
り、同じ内容の問合せを行った際でも、所属や役職に応じて処理を
変更することで、個々のユーザーに則した最適な回答や業務の代行
が可能となり、AIアシスタントチャットボットの活用範囲を広げます。
(2)管理領域制御機能(管理者向け機能)
ASBOT(あすぼっと)内に各部門専用のアクセス領域を作成し、シ
ステム管理部門に依頼しなくても、各部門でASBOT (あすぼっと)内
の情報を更新できるようになりました。
これにより、グループ独自の情報やノウハウを常に最新の状態に
保つことができるようになりました。回答精度が向上するとともに全
体管理者の負担も軽減されます。
(3)シナリオ更新予約機能(管理者向け機能)
シナリオの登録時、ドロップダウンメニューから日時を選択することで、指定の日時で回答の内容を切り替える予約が出来ます。管理、設定のタイミングと切り替えのタイミングを分けることで、事前の設定作業が可能になりました。
■その他の機能強化ポイント
「ASBOT」新機能の活用により、企業・組織の業務改革を強固にサポートします。
詳細については、ASBOT機能・特長ページをご覧ください。https://www.alsi.co.jp/industry/asbot/features/
■連携可能なサービス/ツールを更に拡充
既にリリースされております営業支援ツール・総務系ソフトウェアなどとの外部システム連携に加え、「Dropbox」、「Microsoft OneNote」、「Microsoft OneDrive」、「Microsoft Planner」[※1]、「Box」、「Googleカレンダー」をはじめとした、さまざまな業務支援アプリケーションとの連携を拡大したことにより、更に幅広い業務における活用が可能となります。
対象サービスとの接続も、これまで同様、ドロップダウン選択やキーワード検索の簡単な手順で可能なため、専門知識を持たない管理者でも、直観的に目的のシナリオを登録することが可能です。[※2]
ALSIでは、今後もAIアシスタント チャットボット「ASBOT」の機能強化ならびに、連携サービスの拡充を図ることで、企業・組織の業務効率化を推進してまいります。
■利用シーン
(1)顧客情報を登録する 顧客情報の登録において、顧客管理アプリケーションが部門毎など、社内で複数存在し利用されている場合でも、「顧客情報の登録を依頼する」だけで、ユーザー毎の利用アプリケーションを自動で判別し、目的のアプリケーションへの登録処理が完了します。 |
(2)人事データを参照する 特別な権限が必要な人事データを参照する際、権限のある人事担当からの問合せについては人事システムを参照して最適な回答を実施します。権限の無い他の社員からの問合わせについては、権限がなく答えられないことを伝えます。例えば、ある社員の住所情報について人事担当からの問合せには住所を回答しますが、担当外からの問合せには、回答できないことを伝えます。 |
(3)社内の各部署にて運用管理を分担して実施する 部署によっては専門性があり、勤務体系や経費の精算方法について他部署と違う独自のルールが存在する場合があります。これらルールのメンテナンスを、各部署内のASBOT管理担当者が行うことで、最適な回答内容を即時に反映することができます。 |
(4)時期によって回答内容を切り替える 社内顧客管理システムのURLが変更される場合など、事前に切り替え先のURLと、切り替え日時を登録しておくことで、指定したタイミングから、回答内容を自動的に切り替えることができます。 |
【ご参考】
AIアシスタント チャットボット「ASBOT」について
ALSIが提供するAIアシスタント チャットボット「ASBOT」は、Microsoft Teams上で利用可能な、組織の業務効率・生産性向上を実現する、AIアシスタント チャットボットです。各種社内システムとの連携機能により、問い合わせ時点での実データを参照した回答や、複数メンバーのスケジュールを確認、調整し会議を設定するなど、社内システムへアクセスし業務を代行します。そのほか、営業支援システム、人事総務管理システムとの連携による顧客状況の確認や、社内事務手続などを対話にて実現します。連携においては、対象システムのテンプレートを選択するだけで、専門知識を要することなく、簡単な手順で設定することができます。また、回答精度の向上を目指した「聞き返し機能」や、1問1答の正答率を利用する度に向上させる「自動学習機能・フィードバック機能」を搭載し、利用する度に精度を向上させることが可能です。
※掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。
※価格はお客様の利用環境および導入プランにより変動いたします。
※1: Microsoft Teams、Office 365、Microsoft OneNote、Microsoft OneDrive、Microsoft PlannerはMicrosoftの登録商標です。
※2: 接続できるシステムには所定の接続要件があります。
【お知らせ】 2/5(水)にASBOTのシステム連携をご紹介するWebセミナーを開催
- お申込みURL : https://alsi.lmsg.jp/form/10914/KvbkO1vg
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