優れた金属工芸作品98点を展示する「第50回伝統工芸日本金工展」 「田中貴金属賞」を含む受賞作品が決定 2022年5月21日より東京会場、6月18日より熊本会場にて受賞作品が展示

 1892年に創業した貴金属の老舗ギンザタナカ(田中貴金属ジュエリー株式会社  本社:中央区銀座、代表取締役社長執行役員:田中 和和、以下ギンザタナカ)は、公益社団法人日本工芸会等が主催する「第50回伝統工芸日本金工展」の東京会場および熊本会場を後援します。東京会場は2022年5月21日(土)~6月12日(日)、石洞美術館(東京都足立区)にて、熊本会場は6月18日(土)~7月18日(月・祝)、熊本県伝統工芸館(熊本県熊本市)にて開催され、受賞作をはじめとする全入選作品の展示が行われます。

「田中貴金属賞」受賞作品「接合銀彩波文花器」「田中貴金属賞」受賞作品「接合銀彩波文花器」

 128点の応募作品の中から厳選なる選考を経て選ばれた受賞作品が、公益社団法人日本工芸会のホームページ上(URL:https://www.nihonkogeikai.or.jp/)で本日発表され、「田中貴金属賞」の作品は山田藍(やまだあい)氏の「接合銀彩波文花器(はぎあわせぎんさいなみもんかき)」に決定しました。ギンザタナカは本展の取り組みの趣旨に賛同し、業界の発展とアーティストの支援の一助となるべく、第49回から後援しています。5月21日から始まる「第50回伝統工芸日本金工展」では「田中貴金属賞」受賞作品ほか、受賞作品13点を含む、入選作品計98点と、若手部門である「21+部門」の入選作品25点が一堂に会します。

「田中貴金属賞」受賞作品 選評
 銅の胴に黒味銅の首を接ぎ合わせ、鍛金技法で成形した花器である。表面には銀鑞流しの技法で波文を表わし、繊細かつ華やかな装飾に成功している。作者は長年、鍛金と色金、銀鑞流しの組み合わせによる作品作りの研究と修練を続け、表現の幅を拡げてきた。本作はその努力が昇華した優作である。(重要無形文化財保持者・鑑審査委員 大角幸枝)

■「伝統工芸日本金工展」とは
 我が国に古くから伝えられている鋳金、鍛金、彫金等の金属工芸の保存と発展を期し、現代生活に即する作品を創り、広く一般の清鑑と批判を仰ぐことを目的とした展覧会です。第43回展(2014年開催)より、21世紀の生活空間に積極的に提案する作品創りを目指す若い人の育成を目的とした、若手育成に特化した出品部門「21⁺部門」をあらたに設けております。

■「第50回伝統工芸日本金工展」開催概要
東京会場
開催場所:石洞美術館(〒120-0038東京都足立区千住橋戸町23)
会期:2022年5月21日(土)~6月12日(日)
主催:公益社団法人日本工芸会、公益財団法人美術工芸振興佐藤基金
後援:文化庁、東京都教育委員会、朝日新聞社、(公財)宗桂会、(一財)熊本県伝統工芸館、
MOA美術館、田中貴金属ジュエリー(株)、足立区、足立区教育委員会、(公社)足立法人会

熊本会場
開催場所:熊本県伝統工芸館(〒860-0001熊本県熊本市中央区千葉城町3-35)
会期:2022年6月18日(土)~7月18日(月・祝)
主催:公益社団法人日本工芸会、一般財団法人熊本県伝統工芸館
後援:文化庁、(公財)宗桂会、(公財)美術工芸振興佐藤基金、MOA美術館、
田中貴金属ジュエリー(株)、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、
熊本県伝統工芸協会、肥後象がん振興会、熊本日日新聞社、NHK熊本放送局、RKK、
TKU、KKT、KAB、FMK、FM791

■鑑審査委員:    
【有識者】
田中 仙堂、原田 一敏、樋田 豊郎
【作家】
浅井 盛征、大角 幸枝、角谷 勇圭、北村 眞一、中川 衛、三好 正豊

■受賞作品:
【一般部門】
文部科学大臣賞1点、東京都教育委員会賞1点、朝日新聞社賞1点、石洞美術館賞1点、
宗桂会賞1点、熊本県伝統工芸館賞1点、MOA美術館賞1点、田中貴金属賞1点、50回記念賞 1点足立区長奨励賞1点、日本工芸会賞1点、新人賞1点以内

【21⁺部門】
※「21⁺部門」出品作品のうち、優秀なものに対し、下記のとおり授賞する。審査の結果により該当者なしの場合もある。
21⁺金工部会賞1点

【ギンザタナカについて】
1892年に創業したギンザタナカ(田中貴金属ジュエリー株式会社)は、クオリティーの高いジュエリーや工芸品などの提供を通して、一人一人のライフスタイルに更なる輝きを持たせる、歴史と伝統を有する老舗の貴金属店です。純金やプラチナなどの上質な貴金属に匠の工芸技術を駆使して、デザイン性に富み、かつ資産性の高いジュエリーや工芸品などを製作・販売しています。
〔直営店舗〕
銀座本店、横浜元町店、仙台店、名古屋店、心斎橋店、福岡 西鉄グランドホテル店

<田中貴金属グループとは>
田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、宝飾品や資産としての貴金属商品を提供。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術が一体となって連携・協力し、製品とサービスを提供しております。田中貴金属ジュエリー株式会社は、田中貴金属グループの一員として、宝飾品販売事業等を担っています。また、さらにグローバル化を推進するため、 2016年にMetalor Technologies International SAをグループ企業として迎え入れました。今後も貴金属のプロとして事業を通じ、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
http://www.ginzatanaka.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区銀座1-7-7
電話番号
-
代表者名
田中 和和
上場
未上場
資本金
-
設立
-