アトラシアン、「TEAM TOUR Tokyo」でAIと共に躍進するチームワークの未来を提唱

企業内に蓄積された情報を解放する新AI製品「Atlassian Rovo」を日本初披露

アトラシアン株式会社

 チームのコラボレーションと生産性の向上を支援するグローバルSaaS企業のアトラシアン(NASDAQ:TEAM)は、6月7日(金)、チームワークのイノベーションについて語り合うイベント「Atlassian TEAM TOUR Tokyo」を開催いたしました。本イベントでは、生成AIを活用して、前例のない速度で情報を瞬時に行動に変え、さまざまな社内ツールに分散した情報を見つけ、理解し、行動することを支援する新製品Atlassian Rovoを日本で初披露いたしました。

Atlassian Rovo( https://www.atlassian.com/ja/blog/introducing-atlassian-rovo-ai )は、アトラシアン製品スイートに加え、Google ドライブやMicrosoft SharePointなどのサードパーティー製品や、独⾃のカスタムメイドシステムを含めたユーザー企業の利⽤するシステム全体を横断した情報を学習し、総合的な検索やチャットサービスによる回答と、AI エージェントによる⾃動作業を実現することで、ユーザーの業務遂⾏を⽀援する新しいAIサービスです。

アトラシアンのクラウドプラットフォームに組み込まれたAtlassian Intelligence( https://www.atlassian.com/ja/platform/artificial-intelligence )(アトラシアン インテリジェンス:アトラシアン製品を横断して提供されるAI機能の総称)によって⽀えられているアトラシアンの最新プロダクトで、以下のようなことが実現できます。


情報を⾒つける

  • Rovo サーチ:あらゆるサービスやシステムを横断した検索を実⾏し、ユーザーの現在の作業から最も適した情報を判断して、検索結果に⼀覧で表⽰してくれます。

  • カスタムサーチコネクターを利⽤すれば、独⾃のデータも扱うことができるため、情報の形式や場所を問わず、組織全体の情報から必要としている情報を迅速に⾒つけ出すことができます。

  • ソース元のアクセス権限が遵守されるため、検索を実⾏するユーザーの権限に応じた情報が返されます。


情報を理解する

  • Rovo 定義:企業や組織独⾃の略語やコードネームなど、⽂書中の不明な⽤語をクリックすれば、⽤語の定義やプロジェクトの情報、担当者などといった、関連情報を表⽰してくれます。

  • ナレッジカード:Rovoサーチによる検索結果は、該当する情報の⼀覧表⽰だけではなく、複数の検索結果の内容をひとつに要約して表⽰してくれるほか、関連した情報や業務などをカード形式にまとめて表⽰してくれます。ナレッジカードには、追加の質問候補なども表⽰されるため、検索した内容についてさらに詳しく確認していくことも可能です。

  • Rovo チャット:作業をしているあらゆる場所から、チャットを使って対話形式で質問を投げることもできます。作業している内容から最適な回答を導き出し、表⽰してくれます。


情報に基づいて⾏動する

  • Rovo エージェント:仮想のチームメイトとして与えられた権限の中で、さまざまな作業を実施してくれます。例えば、下書きをしたブログ記事を、企業のSNSガイドラインに沿って推敲してくれるエージェントなど、標準で20種類の作業が可能なエージェントが提供されるほか、ノーコードで独⾃のRovoエージェントを作成することもできます。

 

 

Atlassian Rovoの最大の特徴は、「チームワークグラフ」と呼ばれるアトラシアン独自の共通のデータモデルです。当社のツールや接続する他のSaaSアプリからデータを取り込み、組織の目標、ナレッジ、チーム、および業務を包括的に把握することを可能にします。新しいツールの接続、チームのアクション、プロジェクトのイベントごと、さらには多くのつながりを引き出し、ナレッジを拡大し、より関連性の高い結果を提供します。

 

アトラシアンの共同創業者兼CEOであるマイク・キャノン・ブルックスは、次のように述べています。「AIはアトラシアンにとって大きなチャンスです。当社は、ナレッジワーク、つまりチームが業務の計画と追跡、目標設定、知識の活用をどのように行うかについて、20年以上の知見を有しています。昨年、当社はAIでチームの生産性を高めるためにAtlassian Intelligenceを発表しました。それ以来、アトラシアンのポートフォリオ全体にAIを織り込んできました。Atlassian Rovoは、AI時代のために作られた、当社初の製品です。検索やナレッジの発見という非常に複雑な問題を解決し、アトラシアンやサードパーティーツールを横断し、情報に基づいて行動できるようになります。Atlassian Rovoは、チームのニーズに合わせてカスタマイズできる無限の可能性を持つAI駆動のチームメイトとなります。このゲームチェンジャーとなる製品をお客さまにお届けできることを楽しみにしています。


「TEAM TOUR Tokyo( https://events.atlassian.com/teamtour_tokyo )」では、その他アトラシアン製品ポートフォリオへのAI搭載機能の拡張についても発表いたしました。


文書エディタにおける生成AI機能活用

Confluence、Jira、Jira Service Managementに加えて、TrelloとBitbucketで文書を作成する際、Atlassian Intelligenceを活用することができるようになりました。素早く下書きを行ったり、文章に対する改善案などが生成できることが好評です。同機能は、まもなくJira Prodcut Discoveryでも利用可能になります。


AIによる文書の要約

ConfluenceやJira Service Managementの文書内容を、簡潔な要約にまとめて提示してくれる機能が、まもなくGoogle Docsなどのサードパーティー製アプリに対しても利用可能となります。また近い将来、Confluenceページに対するコメントの要約機能も提供される予定です。これにより、休暇から戻ってきた直後などに、最新情報を素早く把握することが可能になります。


AIによる作業の自動細分化

粒度の大きいタスクに対して、エピックを課題に分割したり、課題をサブタスクに分割するなど、AIが最適な粒度に分解する提案を行ってくれます。内容を確認して承認すれば、すべての作業アイテムが自動的に作成され、適切に入れ子になります。本機能はすでにベータとして提供が始まっており、近日中にすべてのユーザーが利用可能になります。


Jira課題の再整形

Jiraのチケットの内容を見直し、より理解しやすく、行動可能な内容へとAIが書き直してくれます。書式を調整したり、追加情報を含めるなどして、必要な作業を明確化し、関係者とのスムーズな情報共有や引き継ぎを実現することができます。


Jira Service Managementにおけるバーチャルエージェント

Jira Service Managementの提供するヘルプセンターにて、AIによるバーチャルエージェントが利用可能になります。検索ボックスに質問内容を入力すれば、AIが回答を検索し、関連リソースと一緒に提示してくれます。


自然言語による指示で、AIが自動化ルールを設定

自動化したい内容を自然言語で説明するだけで、AIが自動的に自動化ルールを設定してくれます。本機能は、Confluence、JiraおよびJira Service Managementで利用することができます。


インシデント管理におけるAIOps

AIが類似のインシデントアラートをグループごとにまとめて分類し、専門家、可能性のある根本原因、対応マニュアル、ナレッジベース記事など、速やかなインシデント解決に役立つ情報を提示してくれます。


Atlassian Rovoについては、こちらのブログ( https://www.atlassian.com/ja/blog/introducing-atlassian-rovo-ai )をご覧ください


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アトラシアンについて

2002年豪州シドニーで創業。あらゆるチームの可能性を解き放つことを企業のミッションとし、企業のデジタルビジネスに関わる3つの分野「アジャイとDevOps」、「ITサービス管理(ITSM)」、「ワークマネジメント」に対するソフトウェアソリューションを提供しています。NASA、Kiva、ドイツ銀行、Salesforceなど、世界の約30万社のチームメンバーが協働し、スピードと品質を両立した成果を出すために、当社の製品に信頼を寄せています。主要製品はJira(ソフトウェア開発プロジェクト管理)、Atlassian ROVO(総合AIアシスタント)、Confluence(コラボレーション)、Trello(タスク管理)、Bitbucket(ソースコード管理)、Jira Service Management(ITSM/ESM)、Jira Product Discovery(プロダクト管理)、Jira Align(エンタープライズ・アジャイル・プラニング)などがあげられます。日本法人のアトラシアン株式会社は、日本のお客さまに優れたエンド・ツー・エンドのカスタマーエクスペリエンスを提供するため、2013年に設立されました。日本語によるお問い合わせ対応や技術サポート、コンサルティングサービス等の提供に加え、日本市場の状況やニーズに見合った独自の情報を提供することで、変化に強い組織を構築する支援を行なっています。https://www.atlassian.com/ja

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会社概要

アトラシアン株式会社

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URL
https://www.atlassian.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー 1407号室
電話番号
045-330-9080
代表者名
スチュアート・ハリントン
上場
海外市場
資本金
-
設立
2013年06月