ファストドクター、福島市で「デジタル往診」を開始。全国の医師不足の地域に、夜間休日の新たな選択肢を提供
医師の不足する地域に向けて、オンライン診療と訪問看護を組み合わせた「デジタル往診」で、往診に近い診察体験を
■背景
ファストドクターは2016年に東京23区から救急往診の提供を開始し、現在は札幌や大阪、福岡といった東京23区外の大都市圏へエリアを拡大し、日本人口の6,600万人強をカバーするまでに至っています。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、オンライン診療が急速に普及し2022年4月からは初診での診察が恒久化された一方で、現状のオンライン診療では診察可能な症状が限定的になっています。また、厚生労働省の調査によると訪問看護の利用者数は、2001年から2021年の20年間で約3倍の55万人※1までに増加しています。さらに、2035年には今よりも超高齢社会が進行し、国民の3人に1人が高齢者になることが予想されています。そうした状況を鑑みて、緊急性がありながら自力での通院が難しい高齢者に対する「医療アクセス困難問題」を解決するための、新たな選択肢を増やすことが急務です。
しかし、2024年4月に施行される「医師の働き方改革」に伴って、大都市圏以外では今以上に夜間・休日の医師リソースの確保が困難になると想定されています。
そこで、デジタル往診は「オンライン診療」と「訪問看護」の両者の特性を活かし、組み合わせることで、これまでにない”新たな診察”の選択肢を増やし、全人口に対して医療提供を実現することを目指すとともに、オンライン診療および将来の医師リソース不足に対する課題解決を目的として取組むこととしました。
※1・・・出典/厚生労働省「在宅医療の現状について」令和4年3月9日
■デジタル往診とは
看護師はタブレット端末と医療機器を持参し患者のご自宅まで訪問する「訪問看護」を、看護師と医師間はテレビ電話などでオンライン接続することにより患者・看護師・医師の3者間による「オンライン診療」を行います。訪問看護とオンライン診療を組み合わせることによって、実際の救急往診に近い診察「デジタル往診」を実現します。
- 特長
- 目標/目的
また、今後の展開として、先進技術を用いた遠隔診療用デバイスを導入し、より正確で対面診療に近い「デジタル往診」を追求するとともに提供エリアを順次拡大してまいります。
■概要
- 申し込み
https://fastdoctor.jp/medical/digital_fukushima/
メディカルコールスタッフがお電話で症状をお伺いし、往診時間など詳細をお伝えします。
- 診察
※医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師 / 看護師が行い、ファストドクター株式会社が医療行為を行うものではありません。
- 処方薬
※ご指定の薬局で患者ご自身が受け取りすることも可能です。ご希望に応じて、看護師にお申し出ください。
- 支払い方法
- 対象地域
- 診察時間
土曜/18:00〜24:00
日曜・祝日/12:00〜23:00
ファストドクター株式会社
ファストドクター株式会社は、患者さんと医療機関をつなぐ時間外救急プラットフォーム「ファストドクター」を提供しています。2040年に向けて高齢者人口が増加する都市部(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良)を中心に、年間7万件の救急相談・救急オンライン診療・救急往診・フォローアップといった、自宅に居ながら安心して診療が受けられる環境を実現し、通院が難しい患者さんの救急受診を支援してまいります。さらに、地域の医療機関との連携で、時間外のかかりつけ医機能の強化や、患者さんのかかり方の適正化を推進してまいります。
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4丁目5-10 EDGE芝四丁目ビル3F
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
URL:https://www.fastdoctor.co.jp/
【本件に関するお問合せ】
ファストドクター株式会社 広報 大塚明美
メール:pr@fastdoctor.jp
電 話:080-4861-1719
※ 患者さまからの相談対応のためコンタクトセンターへのご連絡はご遠慮ください。
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