野球で国境を越える~独立リーグが実現した日韓交流の実践~
ルートインBCリーグと韓国・独立野球団京畿道リーグが3年連続の交流戦を実施
プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ(Baseball Challenge League)」は、2025年6月、韓国の独立リーグ「韓国・独立野球団京畿道リーグ」の選抜チームを日本に迎え、国際交流戦を開催いたしました。本取り組みは、スポーツを通じて異なる文化や価値観をつなぐ実践的な国際交流の場として、3年連続で開催されました。

■スポーツがつないだ、国境を超えた友情と挑戦
今年で3年目となる日韓独立リーグの交流戦は、野球という共通言語のもと、若手選手たちが実戦を通じて互いに刺激を受け合う貴重な機会となりました。韓国・独立野球団京畿道リーグ選抜は、次のステージを目指して日々挑戦を続ける実力派選手たちで構成され、ルートインBCリーグの球団と熱戦を繰り広げました。異なる文化や背景を持つ若者たちが、同じフィールドでリスペクトを持って競い合う姿は、スポーツが生み出す交流の力そのものといえます。
■試合開催概要
第1戦
日程:2025年6月24日(火) 17:30 試合開始
対戦:栃木ゴールデンブレーブス vs 韓国・独立野球団京畿道リーグ選抜
会場:小山市運動公園野球場(栃木県)
試合結果:栃木ゴールデンブレーブス 7-1 韓国・独立野球団京畿道リーグ選抜
第2戦(※雨天中止)
日程:2025年6月25日(水) 13:00 試合開始
対戦:千葉スカイセーラーズ vs 韓国・独立野球団京畿道リーグ選抜
会場:四街道総合運動公園野球場(千葉県)
※千葉スカイセーラーズはルートインBCリーグ準加盟
第3戦
日程:2025年6月26日(木) 13:00 試合開始
対戦:千葉スカイセーラーズ vs 韓国・独立野球団京畿道リーグ選抜
会場:四街道総合運動公園野球場(千葉県)
※千葉スカイセーラーズはルートインBCリーグ準加盟
試合結果:千葉スカイセーラーズ 6-11 韓国・独立野球団京畿道リーグ選抜
■ スポーツがひらく国際交流のかたち
今回の交流戦は、単なるスポーツイベントにとどまらず、異なる文化や背景を持つ選手たちが、競技を通じて互いを理解し、刺激し合う貴重な機会となりました。
実戦形式の交流を継続することで、競技力の向上だけでなく、人と人とのつながりを育む新たな国際交流のあり方が生まれつつあります。
来場したファンからは「国際試合を間近で見られて貴重だった」「選手同士が言葉を超えて通じ合っているのが印象的だった」といった声も聞かれました。

■地域とともに築く“ひらかれたスポーツの場”
今回の交流戦では、地域球場を舞台に開催されたことも大きな特徴のひとつです。選手やチーム関係者にとっての経験にとどまらず、地域住民が異文化に触れ、国際的な交流を身近に感じられる機会ともなりました。
試合当日は、地域の野球ファンをはじめ、多世代の来場者が足を運び、選手たちの姿に声援を送る姿が見られました。普段とは異なる国際色を帯びた試合に、観客からは「新鮮だった」「応援にも熱が入った」といった声も寄せられました。
今後は、こうした地域との協働をより意識しながら、「観る」「支える」「学ぶ」など多様な関わり方が可能な国際スポーツイベントとしての価値を高めていきたいと考えています。
■ルートインBCリーグ代表 上野 馨太 のコメント
「スポーツには、国籍や文化の違いを超えて、心を通わせ、人と人をつなぐ力があります。今回の交流戦では、言葉が通じなくても、真剣勝負を通して互いに心を通わせる、そんな姿が確かにありました。こうした機会が、選手たちにとっても、地域にとっても、新しい世界と出会うきっかけになれば嬉しいです。ルートインBCリーグでは、このような取り組みを大切にしながら、今後も交流の場を育てていきたいと強く思っています。」
■今後に向けて
ルートインBCリーグでは、今後もこのような国際交流を継続しながら、選手の育成にとどまらず、地域と世界をつなぐ、ローカルでありながら、グローバルなスポーツのかたちについても模索していきたいと考えています。
地域に新たなつながりが生まれるような取り組み・施策を検討し実現していきたいと思います。
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