PicoCELAのエンタープライズ無線メッシュ、港湾施設をWi-Fi化
PicoCELA(ピコセラ)株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 古川 浩 以下
、PicoCELA)は、株式会社ラグナマリーナ様(以下、ラグナマリーナ様)が管理されるクラブハウス及び係留桟橋を含む海洋上を、三河湾ネットワーク株式会社様(以下、三河湾ネットワーク様)、SCSK株式会社様のご協力のもとWi-Fi化に成功いたしました。
、PicoCELA)は、株式会社ラグナマリーナ様(以下、ラグナマリーナ様)が管理されるクラブハウス及び係留桟橋を含む海洋上を、三河湾ネットワーク株式会社様(以下、三河湾ネットワーク様)、SCSK株式会社様のご協力のもとWi-Fi化に成功いたしました。
●背景
流通や観光のグローバル化が進展する中で、港湾施設の先端化が注目を集めています。特にマリーナ等の海洋性レクリエーション基地は、働く場所にとらわれない働き方改革の進展に伴った洋上レクリエーション活動の今後の需要拡大を見越して、その整備・拡充に注目が集まっています。
昨今、このようなマリーナ施設に係留中のボート・ヨット内でのWi-Fi通信は不可欠と言っても過言ではありません。しかし、マリーナにおけるWi-Fi通信環境整備は、陸上の場合と比べて困難な課題を克服しなければなりませんでした。すなわち、マリーナでは浮桟橋を敷設する場合が多く、海面を浮遊する状態の浮桟橋にどうWi-Fiアクセスポイントを設営し、いかに安定したWi-Fi通信環境を提供するかという課題です。PicoCELAの無線メッシュソリューションによってこの困難を克服しました。
ラグナマリーナ様は利用者の船を管理し、入出港手続きを行うためのクラブハウスやその付随設備、マリンショップを管理されている港湾施設です。160m~170mの桟橋5本を所有されており、「がまごおり海の駅」として国土交通省にも認定されています。給油や休憩などで寄港されるビジター利用者の皆様へのサービスも提供されるなど、海を介して沢山の方が立ち寄られる大型施設として、海のレジャーにおける利用者の皆様の安全とくつろぎの時間という大切な役割を担っています。
●概要
多くの方が訪れる施設でのWi-Fiの提供は、いまやインフラの一部として当たり前になりつつあります。クラブハウスだけではなく、停泊した船内でもインターネットをお楽しみいただけるよう海上をWi-Fi化する必要がありましたが、マリーナという設備の特性上、屋外部分の設備が多く、そのほとんどが海上という特殊な状況ではその実現にも多くの問題がありました。これらの多くの問題点を設置パートナーの三河湾ネットワーク様にご協力いただくことで、7ha(ヘクタール)にもわたる広大な海洋上をWi-Fi化することに成功いたしました。
●マリーナのWi-Fi化に際しての主な問題点と解決法
Wi-Fi化にあたり、アクセスポイントとその電力を確保するための機器を設置する必要がありますが、マリーナという性質上、以下の大きな問題点が3つありました。
1.広域なマリーナすべてをカバーするLANの敷設の見積もりは1000万円以上と高額
2.桟橋は潮の満ち引きによって高さが上下するためケーブルの設置や取扱が非常に困難
3.電源の設置に関しても潮の満ち引きに配慮し、海水がかからないように工夫が必要
1の問題ではピコセラの屋外無線LAN (防塵・防水) である「PCWL-0410」を導入することでLANの配線を最小限にし、コストを抑えることに成功しました。
導⼊した「PCWL-0410」は7ha(ヘクタール)に対して5台。対象エリアに対して無線不感地帯のない良好な電波環境を提供すると同時に、各「PCWL-0410」は、PicoCELAのエンタープライズ無線メッシュ技術によりLANケーブル配線なく互いに無線中継によって接続されています。従来、有線LANで対応していた現場では、本技術の活⽤により有線LANの敷設コストの削減が可能となり、経済性の向上を図ることができます。
2、3の問題では三河湾ネットワーク様のご協力により、波による海水がかからないよう、電源ボックスの取付位置の工夫や、桟橋の上下に合わせてケーブルの長さが一定になるような設備を導入いただき、これらの問題を解決することができました。
今回のピコセラ導入で、これまでWi-Fi化が難しかった広大なマリーナの桟橋の一番先端までをピコセラ機器たった5台で不感エリアなく、Wi-Fi化することが可能となりました。今後はラグナマリーナ様を含みます全国のマリーナへ、マリーナWi-Fi化の成功事例として広くご紹介いただく予定です。
ピコセラは今後も、様々な環境に適応し、地形の障害を克服しながら、安定したWi-Fiネットワーク環境の構築を提供することで、お客様の課題解決に貢献してまいります。
各種事例はこちらからご覧いただけます
https://www.picocela.com/voice/
●製品一覧
製品や弊社概要についてはこ
ちらからご覧いただけます
https://www.picocela.com/pcwl-0400/#pcwl-0410
<会社概要>
法人名称:PicoCELA株式会社
住所:東京都中央区日本橋人形町2-34-5 SANOS日本橋4階
代表取締役社長:古川 浩
資本金:100,000,000円
主な事業内容:無線通信に関する特許技術を活用した無線通信製品の販売・ソリューション・
ライセンスの提供、
及びクラウド監視システムの販売
URL:https://www.picocela.com/(コーポレートサイト)
<受賞歴>
2018年 JR東日本スタートアップ大賞受賞 /
Google Launchpad Accelerator Tokyoにて、第1期生7社の中の1社に採択
2019年 Viva Technologyにて、Orange Fab Asiaに採択 /
内閣府主催のスーパーシティフォーラム2019において、出展企業28社の1社に選定
2020年 第6回知的財産活用表彰において、知的財産活用奨励賞 知的財産情報部門受賞 /
第5回JEITAベンチャー賞 受賞 /Orange Fab Asia 5G Challenge Final Pitch Competitionにて、
第1位
2021年 High-Growth Companies Asia-Pacific 2021(アジア太平洋地域の急成長企業ランキン
グ 2021)433位にランクイン
流通や観光のグローバル化が進展する中で、港湾施設の先端化が注目を集めています。特にマリーナ等の海洋性レクリエーション基地は、働く場所にとらわれない働き方改革の進展に伴った洋上レクリエーション活動の今後の需要拡大を見越して、その整備・拡充に注目が集まっています。
昨今、このようなマリーナ施設に係留中のボート・ヨット内でのWi-Fi通信は不可欠と言っても過言ではありません。しかし、マリーナにおけるWi-Fi通信環境整備は、陸上の場合と比べて困難な課題を克服しなければなりませんでした。すなわち、マリーナでは浮桟橋を敷設する場合が多く、海面を浮遊する状態の浮桟橋にどうWi-Fiアクセスポイントを設営し、いかに安定したWi-Fi通信環境を提供するかという課題です。PicoCELAの無線メッシュソリューションによってこの困難を克服しました。
ラグナマリーナ様は利用者の船を管理し、入出港手続きを行うためのクラブハウスやその付随設備、マリンショップを管理されている港湾施設です。160m~170mの桟橋5本を所有されており、「がまごおり海の駅」として国土交通省にも認定されています。給油や休憩などで寄港されるビジター利用者の皆様へのサービスも提供されるなど、海を介して沢山の方が立ち寄られる大型施設として、海のレジャーにおける利用者の皆様の安全とくつろぎの時間という大切な役割を担っています。
●概要
多くの方が訪れる施設でのWi-Fiの提供は、いまやインフラの一部として当たり前になりつつあります。クラブハウスだけではなく、停泊した船内でもインターネットをお楽しみいただけるよう海上をWi-Fi化する必要がありましたが、マリーナという設備の特性上、屋外部分の設備が多く、そのほとんどが海上という特殊な状況ではその実現にも多くの問題がありました。これらの多くの問題点を設置パートナーの三河湾ネットワーク様にご協力いただくことで、7ha(ヘクタール)にもわたる広大な海洋上をWi-Fi化することに成功いたしました。
●マリーナのWi-Fi化に際しての主な問題点と解決法
Wi-Fi化にあたり、アクセスポイントとその電力を確保するための機器を設置する必要がありますが、マリーナという性質上、以下の大きな問題点が3つありました。
1.広域なマリーナすべてをカバーするLANの敷設の見積もりは1000万円以上と高額
2.桟橋は潮の満ち引きによって高さが上下するためケーブルの設置や取扱が非常に困難
3.電源の設置に関しても潮の満ち引きに配慮し、海水がかからないように工夫が必要
1の問題ではピコセラの屋外無線LAN (防塵・防水) である「PCWL-0410」を導入することでLANの配線を最小限にし、コストを抑えることに成功しました。
導⼊した「PCWL-0410」は7ha(ヘクタール)に対して5台。対象エリアに対して無線不感地帯のない良好な電波環境を提供すると同時に、各「PCWL-0410」は、PicoCELAのエンタープライズ無線メッシュ技術によりLANケーブル配線なく互いに無線中継によって接続されています。従来、有線LANで対応していた現場では、本技術の活⽤により有線LANの敷設コストの削減が可能となり、経済性の向上を図ることができます。
2、3の問題では三河湾ネットワーク様のご協力により、波による海水がかからないよう、電源ボックスの取付位置の工夫や、桟橋の上下に合わせてケーブルの長さが一定になるような設備を導入いただき、これらの問題を解決することができました。
●導入後
今回のピコセラ導入で、これまでWi-Fi化が難しかった広大なマリーナの桟橋の一番先端までをピコセラ機器たった5台で不感エリアなく、Wi-Fi化することが可能となりました。今後はラグナマリーナ様を含みます全国のマリーナへ、マリーナWi-Fi化の成功事例として広くご紹介いただく予定です。
ピコセラは今後も、様々な環境に適応し、地形の障害を克服しながら、安定したWi-Fiネットワーク環境の構築を提供することで、お客様の課題解決に貢献してまいります。
各種事例はこちらからご覧いただけます
https://www.picocela.com/voice/
●製品一覧
製品や弊社概要についてはこ
ちらからご覧いただけます
https://www.picocela.com/pcwl-0400/#pcwl-0410
<会社概要>
法人名称:PicoCELA株式会社
住所:東京都中央区日本橋人形町2-34-5 SANOS日本橋4階
代表取締役社長:古川 浩
資本金:100,000,000円
主な事業内容:無線通信に関する特許技術を活用した無線通信製品の販売・ソリューション・
ライセンスの提供、
及びクラウド監視システムの販売
URL:https://www.picocela.com/(コーポレートサイト)
<受賞歴>
2018年 JR東日本スタートアップ大賞受賞 /
Google Launchpad Accelerator Tokyoにて、第1期生7社の中の1社に採択
2019年 Viva Technologyにて、Orange Fab Asiaに採択 /
内閣府主催のスーパーシティフォーラム2019において、出展企業28社の1社に選定
2020年 第6回知的財産活用表彰において、知的財産活用奨励賞 知的財産情報部門受賞 /
第5回JEITAベンチャー賞 受賞 /Orange Fab Asia 5G Challenge Final Pitch Competitionにて、
第1位
2021年 High-Growth Companies Asia-Pacific 2021(アジア太平洋地域の急成長企業ランキン
グ 2021)433位にランクイン
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