Wind River Studioが、現代モービスと現代オートエバーのインテリジェントな次世代コネクテッドカー開発を加速

ウインドリバー株式会社

2022年5月3日 — カリフォルニア州アラメダ発 — ミッションクリティカルなインテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、革新的な自動車技術を提供する世界最大規模のサプライヤーである現代モービス、および現代オートエバーと戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表しました。これにより、Wind River Studioと連携した車載ソフトウェアフレームワークの開発や、継続的なテストおよびテストの自動化機能の開発、高度なソフトウェアライフサイクル管理が可能になります。

ウインドリバーの最高製品責任者、アビジット・シンハは次のように述べています。「コネクテッド技術や自律走行の未来に向けた取り組みの中心となるのがソフトウェアです。現代モービスや現代オートエバーのような自動車業界をリードする企業は、Wind River Studioによって、クラウドとエッジ全体にわたる最新の開発フレームワークと、ソフトウェアのライフサイクル管理機能を実現できるようになります。それによってイノベーションの加速、ソフトウェア定義型自動車の進化が可能になります」

現代モービスのシニアバイスプレジデント、Chang Jae-ho氏は次のように述べています。「現代モービスは、ウインドリバーとの広範囲にわたるコラボレーションを通じて、最新のモビリティテクノロジーをインテリジェントビーグルに導入し、新しいサービスを提供し続けてまいります」

現代オートエバーのソフトウェア品質イノベーション部門担当バイスプレジデント、Kim Seong-woon氏は次のように述べています。「現代オートエバーは、現代自動車グループにおけるソフトウェアスペシャリストの役割を担っており、車両開発の全段階で、ソフトウェア開発と検証プロセスに変革をもたらすデジタルトランスフォーメーションに向けてチームを牽引しています。ウインドリバーとの緊密な連携により、現代オートエバーのソフトウェア統合開発環境プラットフォーム、そして仮想検証プラットフォームの機能や効率を向上させ、現代モービスとグループ会社の車載ソフトウェア開発におけるイノベーションに貢献していきます」

自動車業界は、100年以上の歴史の中で最も大きな変革の時を迎えています。フォーブスの調査によると、自動車業界のリーダーは、インテリジェントシステムを戦略の要にすることで最大30%の増収が見込まれると考えています。またインテリジェントシステムに不可欠な要件を、今後5年以内に導入する必要があると認識しています(*1)。

今回のコラボレーションにより、各社の専門性と経験を活かして、次世代コネクテッドカー向けのクラス最高のソフトウェア開発インフラストラクチャを構築できるようになります。3社は、車載システムの開発や提供を加速するために緊密に連携し、シミュレーションと実ハードウェアベースの両方の環境において継続的なテストとテストの自動化機能を向上し、仮想デバイス管理を利用した新しい顧客テスト用インフラストラクチャの構築を進めていきます。

現代オートエバーはウインドリバーと協力して、ソフトウェア統合開発環境と仮想検証プラットフォームにおける重要な役割を担っていきます。

Wind River Studioは、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、運用、サービスを行うための、クラウドネイティブプラットフォームです。インテリジェンインテリジェントシステム向けの完全なライフサイクル管理プラットフォームをクラウドスケールで提供します。Wind River Studioにより、開発コストを削減し、エッジでの構築、テスト、デプロイを加速する開発ワークフローを実現します。

Wind River Studioの詳細については、以下をご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/studio


ウインドリバーについて    
ウインドリバーは、インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジーは 1981 年の設立時より世界で最も安全かつセキュアなデバイスに搭載され、数十億を超える製品に使用されています。ウインド リバーは、ワールドクラスのグローバルな専門サービスとサポート、および幅広いエコシステムパートナーによってサポートされる、包括的なポートフォリオを提供します。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準のセキュリティ、安全性、信頼性 を提供しながら、より優れたコンピューティングとAI 機能が要求されるミッションク リティカルなインテリジェントシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのウェブサイトをご覧ください。    
https://www.windriver.com/japan/    

現代モービスについて
現代モービスは世界第7位の自動車部品サプライヤーであり、年間売上高は約300億米ドルにのぼります。1977年に設立され、韓国のソウルに本社を置く同社は、人と車にとっての生涯にわたる技術パートナーになることを目指しています。センサー、ECUにおけるセンサーフュージョン、安全制御におけるソフトウェア開発において卓越した専門技術を有するほか、電動化、ブレーキ、シャーシとサスペンション、ステアリング、エアバッグ、照明、車載電子機器など、さまざまな自動車部品を製造しています。

現代オートエバーについて
現代オートエバーはモビリティソフトウェアプロバイダーです。車両内外のソフトウェアとインフラストラクチャを確実に効率よくイノベイティブにサポートし、ハードウェアとソフトウェアを柔軟に接続するモビリティソフトウェアプラットフォームを構築することで、モビリティエコシステムの未来に向けた新しい価値を創造しています。

*1:Forbes/Wind River, “Characteristics of Intelligent Systems,” 2021
     https://www.windriver.com/intelligent-systems

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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc.およびその関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。  

※本プレスリリースは2022年5月3日に発表したプレスリリースの抄訳です。     
https://www.windriver.com/news/press/news-20220503 

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会社概要

ウインドリバー株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー
電話番号
03-5778-6001
代表者名
中田 知佐
上場
未上場
資本金
-
設立
1989年09月