HPE、Microsoft Azure Stack HCIとMicrosoft SQL Serverをクラウドサービスに加えてHPE GreenLakeの拡充を促進

統合により、オンプレミスのワークロードとハイブリッドエクスペリエンスに柔軟性とコントロールを提供

HPE

HPEは、HPE GreenLakeパートナーエコシステムを拡充し、Microsoft Azure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverのお客様にオンプレミスでのクラウドエクスペリエンスを提供
※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2021年6月21日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した作成した日本語抄訳です。

HPEは本日、HPE GreenLake edge to cloud プラットフォームを拡充し、Microsoft Azure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverをサポートすることを発表しました。両社のお客様は、仮想化されたWindowsとLinuxのワークロードを効率的に統合し、使い慣れたハイブリッド環境で本番ワークロードを実行することができます。今回の発表は、HPE SimpliVityやHPE Nimble Storage dHCI、HPE Alletra 6000 dHCI など、HPE GreenLake cloud servicesを通じて提供されているHPEのHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)の幅広いポートフォリオを補完し、企業が求める俊敏性と柔軟性を、スケーラブルで簡素化されたクラウドネイティブなアーキテクチャとしてオンプレミスで実現するものです。

企業がデジタル変革を進めると、既存のオンプレミスとエッジ環境のモダナイゼーションに取り組みながら、より強力にデータを管理する必要があります。現在、70%の重要なアプリケーションとデータが存在する場所は、パブリッククラウドの外、安全なシングルテナント環境、データが増大しているエッジです(*1)。HPE GreenLake とAzure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverにより、データが存在する場所に近いアプリケーションやワークロードに対してクラウドエクスペリエンスと運用モデルを実現し、オンプレミスとエッジのワークロードの変革を可能にします。

HPE GreenLake Cloud Services担当シニアバイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーのキース・ホワイト(Keith White)は、次のように述べています。「ハイブリッド化が加速していますが、特にHCIの分野で大きな成長が見られる中、Microsoftとのコラボレーションに非常に興奮しています。Microsoft Azure Stack HCIとHPE GreenLake edge to cloudプラットフォームを組み合わせることで、お客様は統一された自動化されたエクスペリエンスを得ることができます。このソリューションによりお客様は、ハイブリッドクラウドとワークロードの配置の適切な組み合わせを、柔軟にかつコントロールしながら決定できます。HPEは今後もMicrosoftとの連携を深め、お客様がクラウドを活用した変革を遂げるための包括的なソリューションを開発していきます。」 

HCIは急成長を続ける業界カテゴリで、クラウドのようなエクスペリエンスで俊敏性を促進するソフトウェア定義のインフラストラクチャを原則としています。 HPEは、クラス最高のHCIソリューションであるHPE SimpliVityとHPE Nimble Storage dHCI、先日発表したHPE Alletra 6000 dHCIなどへの投資と革新を続けています。市場をリードするHPEのHCIソリューションのポートフォリオは、パートナーのエコシステムと共に、HPE GreenLakeクラウドプラットフォームを通じてas-a-serviceとして提供しています。これらの製品は、ワークロードに応じた適切なソリューションを選択できるように最適化されているため、汎用アプリケーション、ビジネスクリティカルなアプリケーション、仮想化/コンテナ化されたアプリケーション、小規模から大規模な環境などに応じた選択ができます。

Microsoft Azure Edge + Platform担当コーポレート・バイス・プレジデントのロアンヌ・ソネス(Roanne Sones)氏は次のように述べています。「HPE GreenLakeとMicrosoft Azure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverの統合は、MicrosoftとHPEの長く生産的な関係における最新のコラボレーションです。HPE GreenLakeとMicrosoftの製品を統合するための共同作業により、当社のお客様は、シンプルさ、柔軟性、環境に合わせた経済性を提供するマネージドサービスソリューションに加え、AzureとHPEによる継続的なセキュリティの専門知識の恩恵を受けることができます。」

HPE GreenLakeおよびAzure Stack HCIとMicrosoft SQL Server組み合わせのメリット

・クラウドエクスペリエンス: お客様に求められている、どこにでも配置可能で管理を任せることができる柔軟なクラウドプラットフォームは、自動化、セルフサービス、オンデマンド容量が実現され、幅広いツールを使用できます。Azure Stack HCI は、Azureサービスとして提供される新しいHCIオペレーティングシステムで、HPE GreenLakeクラウドプラットフォーム上で利用できます。データセンターのモダナイゼーション、リモートオフィスの生産性、多くのエッジアプリケーションの加速に貢献します。

・簡素化されたハイブリッドIT管理: お客様は、Azureパブリッククラウドサービスを管理するのと同じ方法で、Azureポータルを通じてサービスをコントロールできます。HPE GreenLakeクラウドプラットフォームを使用することで、お客様は環境の拡大に応じて管理、課金、拡張が行えます。

・コストを節約してData Anywhere:HPE GreenLakeで利用するMicrosoft SQL Serverは、あらゆる規模のデータベースアプリケーションをサポートするよう定義された、テスト済みの構成です。HPEは、従量制課金、ポイント&クリック式のセルフサービス、拡張性、クラウドエクスペリエンスの柔軟性、専用のオンプレミスITのセキュリティを30~40%のTCO削減で実現し、過剰なプロビジョニングの必要性を排除します。

HPE GreenLake edge to cloud プラットフォームは、お客様がオンプレミス、エッジ、コロケーション施設で稼働可能な柔軟性のあるas-a-serviceプラットフォームを通じて、DXを推進するための強力な基盤を提供します。HPE GreenLakeクラウドプラットフォームは、クラウドのシンプルさや俊敏性と、ハイブリッドITならではのガバナンス、コンプライアンス、可視性を兼ね備えています。HPE GreenLakeは、イノベーションを加速する様々なクラウドサービスを提供します ―対象はベアメタル、コンピュート、コンテナ管理、データ保護、HCI、ハイパフォーマンスコンピュート、機械学習基盤、ネットワーキング、リスク管理、SAP HANA、ストレージ、VDI、VMと広範にわたります。HPE GreenLakeのクラウドプラットフォーム事業は急速に成長しており、契約総額は48億ドルを超え、900社以上のパートナーがHPE GreenLakeを販売しています。HPE GreenLakeの1,200社を超える顧客は、世界50ヶ国のあらゆる業種・規模にわたり、Fortune 500企業、政府・公共機関、中小規模の企業で利用されています。

HPE GreenLakeの詳細は https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html をご覧ください。

提供開始時期
HPE Validated System for Microsoft Azure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverは本日よりHPE GreenLakeで利用可能で、Integrated Systemは年内に利用可能です。

参考情報
2021年6月23~25日、HPE最大のイベントHPE Discover 2021を「EDGE TO CLOUDがつくりだす新しい未来」をテーマにオンライン開催します。
https://www.hpe.com/jp/ja/discover.html

HPEのプレジデント兼CEOのアントニオ・ネリ(Antonio Neri)およびHPEのCTO兼ソフトウェア責任者のクマール・スリカンティ(Kumar Sreekanti)などが戦略的な洞察を共有します。

*1 IDC Cloud Pulse Q1 2020 

※原文(全文)はこちらをご参照ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2021/06/hewlett-packard-enterprise-fuels-hpe-greenlake-expansion-with-cloud-services-support-for-microsoft-azure-stack-hci-and-microsoft-sql-server.html

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas-a-serviceで提供しています。コンピュート、ストレージ、ソフトウェア、インテリジェントエッジ、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、ミッションクリティカルソリューションを、すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のあるエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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会社概要

URL
https://www.hpe.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月