新型コロナウイルスに関連した患者の発生について
~新型コロナウイルスに関する東京都からのお知らせ~
番号 | 年代 | 性別 | 居住地 | 職業 | 症状 | 発症日 | 渡航歴(注) |
37 | 20 | 女性 | 都内 | 医療従事者 | 発熱、咳 | 2月24日 | 無 |
(注)発症前14日以内における、中華人民共和国湖北省及び浙江省並びに大韓民国大邱広域市及び慶尚北道清道郡への滞在歴
○ 上記患者については、軽症との報告があります。
○ 都が報道発表済みの患者数は、上記を含め、計37名です。
※ 患者・御家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。
【都民の皆様へ】
○ 都民の皆様におかれましては、風邪や季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
~新型コロナウイルス感染症が心配なとき~(東京都福祉保健局)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/coronasodan.html
○ 次の症状がある方は「新型コロナ受診相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
【都主催のイベントの取扱いについて】
〇 新型コロナウイルス感染症については、現在都内において、感染源や感染経路が判明していない症例が増えてきています。現段階での公衆衛生上の目標は、国内、都内での感染拡大を防ぐことであり、感染の機会を減らすこと、特に感染者が一度に多くの人を感染させる機会を減らす社会的な取組が重要となっています。
都はこれまで、専門家のアドバイスを踏まえながら、流行状況などの現状を分析し、検査体制、医療体制の確保などの対策を講じてきているところです。現在の状況は、都内発生早期の段階にあり、感染拡大を防ぐための重要な局面にあります。そのため、今後の3週間(2月22日~3月15日)を拡大防止の重要な期間として位置付け、様々な対策を講じていくこととしました。
この方針に基づいた、都主催のイベントの取扱いはこちら
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/information/event01.html
なお、この取扱いについては、今後、感染防止対策全体の方針のもとに、適宜見直しを行います。
(参考)コロナウイルスとは
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。詳細は、国立感染症研究所の情報ページをご参照ください。
「人に感染するコロナウイルス」(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html
(参考)
・「新型コロナウイルス感染症について」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・「新型コロナウイルス感染症に関する情報」(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/2019-ncov/
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