業界初のインフラ点検支援アプリ「TEKKON」がシリーズ累計3周年を迎え、累計投稿数750万件!日本のマンホールの約38%、電柱の約5%の点検作業を達成!
ゲーミフィケーションを活用した市民参加型インフラメンテナンスの新たな可能性
Whole Earth Foundation(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16階)が運営するスマートフォンアプリ「TEKKON」は、今年の11月でシリーズ累計3周年を迎えます。これを記念して、これまでの成果と今後の展望についてお知らせいたします。
アプリの概要と社会的意義
TEKKONは、ユーザーがマンホールや電柱を写真撮影してポイントを獲得できるゲームアプリです。市民の皆様が日常生活の中で楽しみながらインフラ設備の状態を記録することで、効率的な社会インフラのメンテナンスに貢献する画期的なプラットフォームとして注目を集めています。
3年間の主な実績
日本のマンホールの37.5%・電柱の5%の点検作業を達成!!
アプリ公開から3年でマンホール画像560万件、電柱画像190万件の投稿を達成しました。この数字はこの数字は日本のマンホールの37.5%・電柱の5%になります。(※1)
市民参画によるインフラ点検作業が労働人口の減少する日本において効果的に発揮することを証明することができたと私たちは考えています。
こうした社会的意義、技術的革新が評価され、2024年3月には内閣官房主催のDigi田甲子園2023の民間企業・団体部門でベスト4を受賞し、総理大臣より表彰されました。
パートナー企業からの評価
2023年3月より東北電力ネットワーク株式会社と配電設備の巡視点検に関する実証試験を実施しています。
東北電力ネットワーク株式会社からは、「市民参加型のインフラ点検の新しいモデルケースとして高く評価している。従来の巡視点検方法に替わる革新的な手法として、将来的に電力インフラの維持管理に大きく貢献できる可能性があると考えている。」との評価をいただいております。
社会インフラの老朽化問題の解決、インフラ事故を未然に防ぎたい
高度経済成長期に整えられた日本のインフラは、現在、圧倒的にそのメンテナンスが追いついていません。例えばマンホールの場合、日本では全国1500万基のうち年間10万基しか交換できず、300万基余が耐用年数(※2)を超えています。電柱や道路なども含め、様々なインフラがこれから老朽化の課題に直面します。そうした現状にTEKKONが貢献してまいります。
業界初の市民による社会インフラ点検ゲーム『TEKKON』
社会インフラである「マンホール」と「電柱」の写真画像を集めるツールとして、弊社が開発したアプリが社会貢献型 アプリ「TEKKON」です。ユーザーは電柱やマンホールの写真を撮影し、アプリにアップロードすると、ゲーム内でのペットの育成を楽しんだり、ポイントを受け取ることが可能になります。
一方、自治体やインフラ企業はユーザーが集めた写真を活用することで効率的にインフラの点検作業を行うことが可能になります。
今後の展望
当社では、今後、TEKKONを通じてより多くの市民の皆様にご参加いただき、インフラメンテナンスの重要性への理解を深めていくとともに、AIを活用したデータ分析の精度向上により、インフラ管理の効率化を実現してまいります。
アプリ名:『TEKKON』
利用料金:無料
ダウンロード方法:
iOSアプリ版:App Store(iPhone)配信
(https://apps.apple.com/us/app/tekkon/id1628928893)
Androidアプリ版:GooglePlay配信
(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tekkon.Tekkon&pli=1)
対象機種:iOSアプリ版:iPhone(iPhone6s 以降 OS ver.15)
Androidアプリ版:Android(Android 以降 OS ver.7)
出典
※1 国土交通省のHPを参照(https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_13_03.html)
※2 一般社団法人日本グラウンドマンホール工業会調べ
本件に関する問い合わせ
会社名:Whole Earth Foundation(ホール・アース・ファウンデーション)
WEBサイト:https://wholeearthfoundation.org/ja/
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