アリババグループが展開する越境ECプラットフォーム「Tmall Global」に、線虫がん検査「N-NOSE®」が出店
アリババが実施した日中医療ツーリズム新規事業に関する記者説明会に、当社代表 広津崇亮が登壇
アリババ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:岡田聡良)が新たに提供する日中ツーリズム事業で、アリババグループの「Tmall Global」と連携し日本のヘルスケアサービスや医療サービスを中国の消費者にお届けするサービスに出店するもので、9月から「N-NOSE」販売を開始いたします。
https://hirotsubioscience.tmall.hk/ (9月以降公開予定)
当社は、中国最大級の越境ECプラットフォームである「Tmall Global」に出店することで、観光で日本を訪れる方や国内にはない医療サービスを求める方に日本発の技術である「N-NOSE」を紹介し、中国国内でのがんの早期発見に対する意識向上および行動喚起を目指します。
アリババ株式会社主催「越境ECのTmall Globalを活用した日中医療ツーリズム新規事業に関する記者説明会」に、HIROTSUバイオサイエンス 広津崇亮が登壇
2023年8月21日(月)、アリババ株式会社は同グループの中国最大級の越境ECプラットフォーム「Tmall Glolbal」と連携し、新たに日中医療ツーリズム事業を立ち上げ、医療先進国・日本のヘルスケア・医療サービスを中国の消費者にお届けする新たなサービスについての記者説明会を開催しました。
当日は、中国の消費者のヘルスケア・医療に対する消費ニーズの高まり、本新規事業の意義・内容と強みについて紹介がありました。
また、ワンストップインターネット海外医療サービスプラットフォームを提供する中国企業のGLZHealth(オリーブ・ブランチ・ヘルス)とアリババとの間で、今回の日中医療ツーリズム事業に関する事業提携式が行われました。
今回のプロジェクトで、「Tmall Global」に出店する日本のヘルスケア企業として当社代表取締役の広津崇亮が登壇し、訪日客対応における挑戦と期待について話しました。
【当社 代表取締役 広津崇亮のコメント概要】
中国には14億人の市場であり、高齢者に限らずより若い世代において健康志向が高まっており、自国にない医療サービスを求めているため、ビジネスチャンスがあると考えています。「N-NOSE」は嗅覚に優れた線虫が人の尿中に含まれるがんの匂いを検知することを利用したがんの一次スクリーニング検査であり、このような生物を用いたがんのリスク検査は世界初の技術*です。
このたびアリババグループが運営する中国最大の越境ECである「Tmall Global」に出店することで「N-NOSE」をより多くの中国消費者に知っていただき、がんの早期発見に役立てていただきたいと考えています。
*2023年8月自社調べ(生物を用いたがんのリスク検査として)
【記者説明会概要】
・開催日:2023年8月21日(月)
・内容:
‐越境ECにおける医療ツーリズム事業の展開に向けたプラットフォームとしての取り組み
アリババグループ Tmall Global グローバル事業開発 ゼネラルマネージャー 趙 戈(チョウ・カ)氏
‐日中医療ツーリズム新規事業について
アリババ株式会社 代表取締役社長CEO 岡田 聡良氏
‐中国消費者のニーズからみた日中医療ツーリズムのポテンシャル
GLZHealth(オリーブ・ブランチ・ヘルス) 創業者兼CEO 鄧 瑰瑋(デン・クーウェイ)氏
‐アリババ株式会社とGLZHealth事業提携式
‐日本ヘルスケア企業からみた訪日客対応における挑戦と期待
株式会社HIROTSUバイオサイエンス 代表取締役 博士(理学) 広津 崇亮
N-NOSE検査キット購入から検査結果受領までの流れ(イメージ)
「Tmall Global(天猫国際)」について
アリババグループの事業部門として2014年に設立された「Tmall Global」は、中国消費者の海外ブランド製品に対する旺盛な関心と需要を満たす、中国を代表する越境Eコマース・プラットフォームです。
また「Tmall Global」は海外のブランドや出店企業が実店舗網を持たずに中国消費者の興味を喚起し認知度を高め、貴重な消費者インサイトを入手できることから、中国戦略全般を構築する上で最も有効なプラットフォームです。
https://merchant.tmall.hk/tmg?lang=jp
アリババ株式会社について
アリババグループ最初の日本支社として、2008年に日本市場に進出しました。世界中のバイヤーとサプライヤーをマッチングするグローバルB2B事業「Alibaba.com」を活用し、日本企業の海外進出を支援しています。
会社名:アリババ株式会社
所在地:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F
代表者名:代表取締役社長CEO 岡田 聡良
設立年月:2008年5月30日
主な事業内容:BtoBおよびBtoCの海外進出支援サービス
コーポレートサイト:https://www.alibaba.co.jp/
参考
【HIROTSUバイオサイエンスについて】
生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指しています。
2016年に設立し、研究者の豊かな発想とたゆまぬ努力で、N-NOSEが実用化されました。
人生100年時代、健康寿命の延伸が重要視される一方で、2人に1人ががんに罹患すると言われています。
こうした社会的課題の解決に、人工機器にもかなわない嗅覚に優れた線虫の力を活用した世界初の画期的な技術をもって、貢献いたします。
また、2023年6月、WHO FoundationおよびベンチャーキャピタルのOurCrowdの提携により設立され、世界の健康問題の解消にむけたインパクト創出支援を目的とするインパクトファンド「Global Health Equity Fund」と、医療体制が整っていない国々への「N-NOSE」の海外展開に関する覚書を締結しました。
多くの方の健やかな未来のために、生物診断をより身近に、より発展的なものにするために、研究開発と実用化に邁進しています。
会社名:株式会社HIROTSUバイオサイエンス
所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名:代表取締役 博士(理学) 広津崇亮
設立年月:2016年8月
主な事業内容:線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト:https://hbio.jp/
【「N-NOSE」について】
嗅覚に非常に優れた線虫C. elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査。
尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんを調べることが可能です。
線虫が反応することが確かめられているがん種は、口腔・咽頭がん/食道がん/肺がん/乳がん/胃がん/肝臓がん/すい臓がん/胆のうがん/胆管がん/大腸がん/腎臓がん/膀胱がん/卵巣がん/子宮がん/前立腺がんの15種類。
2020年 1月の実用化以降、累計40万人以上が受検しており、法人での導入は1,700社を超えました(2023年7月現在)。
サービスサイト https://lp.n-nose.com/
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