ロボットに“魂(ココロ)”は宿るのか? 200万再生に迫る伝説のボカロ曲『ココロ』小説化第2弾!
舞台は現代と500年後の世界――「ココロシステム」を巡る、ヒトとロボットの温かくもどこか寂しい物語。
♪孤独な科学者に作られたロボット 出来栄えを言うなら “奇跡”
だけどまだ足りない 一つだけ出来ない それは「心」と言う プログラム
幾百年が過ぎ 独りで残された 奇跡のロボットは 願う
知リタイ アノ人ガ 命ノ 終リマデ 私ニ 作ッテタ 「ココロ」
(ボーカロイド楽曲「ココロ」[作詞・作曲:トラボルタ]http://www.nicovideo.jp/watch/sm2500648より)
ボーカロイド楽曲制作者・トラボルタ氏の作詞・作曲による、不朽の名曲「ココロ」。2008年の発表直後から、高い調声技術と物語性の強い歌詞、思わぬ結末を迎えるストーリー展開に心を掴まれたリスナーが続出しました。
その後、2009年・2010年には舞台化、2012年にはボーカロイド小説『ココロ』が発刊され3万部を越えるヒットを記録、ニコニコ動画での再生回数は200万回を目前にするなど、その魅力は拡大し続けています。
本書は、ノベライズ第2弾として、ボーカロイドブームの根源にもリンクする世界観はそのままに、前作で描き切れなかった新たな展開がスタートします。「ココロシステム」を巡るヒトとロボットとの、温かくもどこか寂しい物語をお楽しみください。
■「君が覚えていてくれる限り、俺はいつも君と一緒なんだ」
A.D.2012――処分されようとしていた少女型ヒューマノイド「二号機」を匿うため、「佐原」は北海道行きのフェリーに乗っていた。港には「二号機」を見送る「天本」の姿があった……。
A.D.2501――「ココロシステム」の捜索をしていた「乙(レン)」は、「二号機(リン)」を見つけたものの、敵による爆撃を受け、意識を失った。その後、損傷し、瓦礫に埋もれた乙を、一人の男が見つけ出し、手を差し伸べるのだった……。
■続編ならではの特典も
ファン垂涎! 「特製キャラシール」も付いています!
(特典は数に限りがございます)
【著者プロフィール】
トラボルタ
2007年12月、二コニコ動画に『ピンクスパイダー』を投稿しボカロPデビュー。キャラクター・ボーカル・シリーズ02「鏡音リン」を使用し、“伝説のRINマスター”というタグが付くほど調声レベルが高い。温かみのある曲調と物語的な歌詞で、優しく励まされるような楽曲に定評がある。
石沢克宜[いしざわ・かつよし]
脚本家。ライター、映像制作などを経て、現在は舞台の脚本や小説の執筆を中心に活動している。舞台版『ココロ』の脚本・演出を担当し、ドワンゴ主催のニコニコミュージカル『ニコニコ東方見聞録』にも参加。コミカルでテンポのよい舞台に定評がある。ボカロノベル『ココロ』では、舞台の脚本をベースに新たな物語を書き下ろした。また、ボカロノベル『秘密警察FILE:01 -Escape-』(http://www.amazon.co.jp/dp/4569808697/)も執筆している。
【商品情報】
■発売日:2013年5月29日
■判型:四六判並製304ページ
■定価:1,200円(税別)
■ISBN:978-4-569-81082-9
【ご参考】
《ノベル特設サイト》 http://kokoronovel.com/
《PHP研究所》 http://www.php.co.jp/comics/
《アマゾンドットコム》 http://www.amazon.co.jp/dp/4569810829/
《ツイッター @vocalo_novel》 https://twitter.com/vocalo_novel
【本件に関するお問合せ】
株式会社 PHP研究所 広報
TEL:03-3239-6229 FAX:03-3239-6248
E-mail:prinfo@php.co.jp
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