再生医療関連のセルソース 製造拠点拡張のお知らせ
再生医療関連事業のセルソース株式会社(代表取締役社長 CEO 裙本 理人、以下「当社」)は、神奈川県川崎市が管轄する殿町国際戦略拠点 キングスカイフロントに、新たな製造拠点としてZERO LAB(拠点名称・羽田グローバルCPC)を開設しました。
当社はこれまで、東京都渋谷区の2つの製造拠点にて幹細胞・血液由来の加工受託やエクソソーム関連の研究開発等を行ってきました。この度、近年の加工受託件数の急増や業容拡大を鑑み、厳格な財務規律に基づいて検討した結果、製造拠点拡張と業務集約化を実施することを決定しました。
また、先般採択された経済産業省「令和4年度第二次補正予算『再生・細胞医療・遺伝子治療の社会実装に向けた環境整備事業』」の一環として、滑膜幹細胞の受託加工体制も実装します。
製造拠点拡張の目的
1)製造体制の強化
当社の主な事業である脂肪由来幹細胞や血液の加工受託件数は、東証マザース(現・グロース)市場への上場以前と比較して約7.5倍に増加しており、提携医療機関の拡大にともなって今後も伸長していくことが見込まれます。
よって、製造拠点面積を現在の10倍以上に拡張することで対応可能件数を引き上げるとともに、将来的な新規事業の開始やグローバル展開を見据えて製造体制の強化をはかります。
2)業務効率の向上
これまで東京都渋谷区の2つの製造拠点にて受託加工や研究開発業務を行ってきましたが、ZERO LAB開設にともない、段階的に業務を集約してまいります。これにより業務フローの見直しやスタッフコミュニケーションの円滑化による業務効率の向上を実現します。
3)財務体質の強化
現在の都市型CPCと比較して面積当たりの固定費が大幅に削減され、加工受託件数の増加にともない1件あたり製造原価が低減する見込みです。より高いROIを実現し、さらなる財務体質の強化をはかります。
参考:殿町国際戦略拠点 キングスカイフロント
世界的な成長が見込まれるライフサイエンス・環境分野を中心に、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点であり、国家戦略特区・国際戦略総合特区・特定都市再生緊急整備地域に指定されているエリアです。その中に位置するライフイノベーションセンターは、再生・細胞医療の産業化拠点として整備され、様々な関連機関が集積しています。
・キング スカイフロント 公式ウェブサイト
・神奈川県「再生・細胞医療の産業化拠点『ライフイノベーションセンター』の整備・運営について」
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/cnt/f531405/index.html
以上
セルソース株式会社
再生医療の産業化推進を目的とし、再生医療を提供する医療機関さまへの法規対応サポートと、脂肪由来幹細胞や滑膜由来細胞、血液の加工受託を行う再生医療関連事業を展開しています。再生医療等安全性確保法にもとづく特定細胞加工物製造許可施設(施設番号:FA3160006)にて68,000件以上の細胞等加工を受託しており、豊富な実績をもとに医療機関さまに安心してご利用いただけるサービスの提供と、研究・技術開発に努めています。
所在地
・本社 東京都渋谷区渋谷1-23-21 渋谷キャスト11F
・羽田グローバルCPC
神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目25番22号 ライフイノベーションセンター
設立 2015年11月30日
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