〜大田区文化振興協会主催の課外活動支援プロジェクト〜 中学生による《宝島》リモート演奏動画の制作を実施
地域と公立中学校の連携によるコロナ禍における演奏体験の創出
(リモート演奏動画は、大田区文化振興協会公式YouTubeページにて公開します)
大田区文化振興協会「大田区JHSウインドオーケストラ」
URL:https://www.ota-bunka.or.jp/event/sponsored/jhs
当協会は、公益財団法人として、地域と密着した様々な文化芸術活動を展開しています。
平成29年より、区内中学校課外活動の支援を目的に、部員確保や専門指導に課題を抱える吹奏楽部を対象とした芸術支援事業“大田区JHSウインドオーケストラ”を開始しました。
事業3年目となる令和元年度には、これまでよりもさらに規模を拡大。
総勢10校から89名の参加生徒とともに、令和2年3月29日に第三回『春風コンサート』の実施に向けて練習を重ねておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、コンサートの開催は叶いませんでした。
そこで、コロナ禍における演奏体験の創出と、コロナ禍でも安全に、少しでも“演奏”を実現できることを目的に、令和元年度にご参加された一部の学校生徒にご参加いただき、吹奏楽の名曲「宝島」のリモート演奏動画を制作しました。
本動画は、練習を共にした仲間との思い出を形に残し、今後の文化活動の糧になることを目的として、大田区文化振興協会公式YouTubeチャンネルにて、配信を行います。
▼演奏動画撮影
参加学校(6校)へ訪問し演奏の撮影・収録を実施した。
大田区立大森第一中学校、大田区立大森第三中学校、大田区立大森第八中学校、大田区立大森第十中学校、大田区立糀谷中学校、大田区立東蒲中学校
制作:株式会社massenext
動画制作協力:有限会社PAPA-X
【大田区JHSウインドオーケストラについて】
■概要
大田区内中学校課外活動の支援を目的に、部員数、専門指導に課題を抱える少人数の吹奏楽部を対象とした芸術支援事業。20人程度の少人数バンドによる単独演奏と、区立中学校吹奏楽部の生徒による合同演奏に分けて参加者を公募し、単独演奏の参加校には指揮者による学校訪問指導を、合同演奏の参加者にはプロの演奏家による指導のもと、合同練習を実施する。練習の成果は大田区民ホール・アプリコ 大ホールで開催する「春風コンサート」で発表する。
■目的
少子化による部員数の確保の難しさや教員負担など様々な課題を抱えている「課外活動」において、学校を越えた中学生が有志で集まり、合同で活動を行うという今後の新しい課外活動の方法の一つとして提示する。普段少人数で活動している吹奏楽部員が大編成での演奏を経験し、迫力と感動を味わうことで、音楽への興味や今後の演奏意欲を高めるきっかけとなることを目的とする。また、プロの演奏家から指導を受けることにより、演奏技術の向上を図る。
主 催:公益財団法人大田区文化振興協会
共 催:大田区教育委員会
運 営:株式会社 massenext
協 賛:株式会社ヤマハミュージックジャパン
運営協力:スター楽器株式会社
[平成30年度春風コンサート風景]
■令和元年度の活動について
令和元年度は10校から参加者が集まり、プロの演奏家による指導を受け令和元年9月~2月まで合同練習を行った。また、少人数バンドは2校参加し、指揮者による学校訪問指導を実施。
それぞれの練習の成果を令和2年3月29日に、大田区民ホール・アプリコ大ホールにて発表する予定であった。
令和2年に発生した新型コロナウイルス感染拡大による感染防止対策のため、令和2年2月3日以降の合同練習及び同年3月29日の『春風コンサート』の実施が中止となったため、出演予定だった生徒を中心に約60名の中学生による「宝島」演奏動画を制作し、令和3年3月27日(土)に、演奏を行う予定であった大田区民ホール・アプリコ大ホールにて、令和元年度参加生徒に向けた修了式を実施し、上映した。なお、令和2年度は感染の見通しが立たないことから活動を中止、令和3年度は再開予定。
[令和元年度練習時風景]
<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
大田区文化振興協会 文化芸術振興課
担当:佐野 百合子
Tel:03-3750-1611 Fax:03-3750-1150
Mail: sano@ota-bunka.or.jp
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