国内最高齢の現役助産師、94歳の坂本フジヱさんが、いま伝える言葉とは?
MBSテレビのドキュメンタリー番組「映像’18」では、29日(日)深夜0:50放送で「フジヤン、94歳~ある助産師が伝える言葉」と題し、国内最高齢の現役助産師、坂本フジヱさんの日常を追いながら、出産を控えた母親や育児に悩む若い親たちに伝えたい、いのちの言葉を伝える。
国内最高齢94歳の助産師、フジヤンこと坂本フジヱさん
和歌山県田辺市にある坂本助産所
国内最高齢94歳の助産師、フジヤンこと坂本フジヱさん
「生まれるドラマのなかにはものすごいエネルギーがいる。人間ひとりが生まれるというのは奇跡やな。みんなこの世に生まれた奇跡」
(予定日を過ぎた妊婦さんへ)「とにかく普通にしてたらいい。怖がったりしたら、痛みが足してくる。そやから眠るぐらいの気持ちでのんびりしてたらいいわ」
(出産後退院する時に)「今から1年間、親が辛坊しきれんかったら6か月、徹底して大事にそだててやったらいい。その時に一生の根性が決まる。今とにかく大切に育てたらいい」
「みんな必ず違う。同じ人間ひとつもない。お産が同じでないのと一緒や」。
94歳になった今、フジヤンはほかの助産師たちの助けを借りながら仕事をしている。診療全般を担当している前地雅子さん(52)は、もう14年、フジヤンの後ろ姿を見ながらやって来た。今では中高生へ「自分の命、これから産む命を大切にして欲しい」と伝える講演もフジヤンに代わって勤めている。まだ足元にも及ばないという前地さんに、フジヤンは「私もあんたらに学ぶことはなんぼでもある」という。フジヤンの日常である「普通の人生のひとコマ」としての出産、子育てを追いながら、フジヤンが長年の経験の中で培ってきた自然体の「いのちの言葉」を伝えてゆく。
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