【10月18日はメノポーズデー】男性更年期障害が労働生産性に与える影響について調査 男性更年期の症状レベルが重度の人は、軽度の人に比べ労働生産性が約24ポイント低いという結果に
骨太の方針に「男性更年期」への対策が初明記 身体の不調の原因を探る「男性ホルモン検査」をDクリニックにて提供 Dクリニック新宿 院長 鈴木医師が調査結果について解説
Dクリニック(東京、新宿、札幌、大阪、名古屋、福岡 計6クリニック)では、10月18日の“メノポーズデー”を迎えるにあたり、男性120名に対してAMSスコア(男性更年期障害の症状を評価するための質問票)と、WHO-HPQスコア(健康問題が労働パフォーマンスに与える影響を測定する質問票)について調査※1を実施いたしました。
※1:2025年8月実施、WEB調査、全国40代~60代男性120名

■2025年骨太の方針に「男性更年期」への対策が明記
2025年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2025(骨太の方針)」において、初めて男性更年期への対策が明記されました。男性更年期は、男性の健康課題の一つとして注目が高まっています。今回は、男性更年期症状に関する認知度や症状の実態、そして更年期症状が従業員の労働パフォーマンスに与える影響について調査を実施いたしました。
■男性更年期について理解している人はわずか12%という結果に
男性更年期障害とは、主にテストステロン(男性ホルモン)の減少が引き起こす様々な健康問題です。女性は50歳前後から女性ホルモンの急激な減少により更年期障害を経験することがよく知られていますが、同様に男性も年齢とともにテストステロン(男性ホルモン)の低下により、更年期に似た症状が出現します。テストステロン(男性ホルモン)は20代をピークに減少していくので、早い方で30代から男性更年期の症状を訴える方もいます。症状としては、不安やモチベーションの低下、記憶力の低下、性欲の減退、筋力や骨密度の低下などが挙げられます。これはLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)とも呼ばれています。
Dクリニックの調査では、この男性更年期について理解している調査したところ、「理解している」と回答した人はわずか12%でした。女性の更年期については認知があるものの、男性の更年期についてはまだまだ理解している人が少ないことが伺えます。
■セルフチェックの結果、男性更年期の疑いがある男性は68%
続いて、男性更年期治療に関して国際的に使われている自己診断チェックシートを用いて調査したところ、男性更年期の疑いがある人が68%いることがわかりました。症状レベル別では、重症の人が18%、中等度の人が22%、軽度の人が28%という結果となりました。また身体の不調を感じている領域としては、身体的領域(40%)が最も多く、次に性的領域(31%)、心理的領域(29%)、と続きました。


■男性更年期の症状レベルが重度の人は、軽度の人に比べ労働生産性が約24ポイント低い
次に、症状レベル別の労働生産性※2を分析するため、世界保健機関(WHO)が開発した「WHO-HPQ(Health and Work Performance Questionnaire)」を用いて労働生産性スコアを算出しました。その結果、男性更年期の症状レベルが重度の人は軽度の人に比べて、労働生産性が24ポイントも低いことがわかりました。この24ポイントという差は、症状が重い従業員ほど仕事のパフォーマンスが大きく低下していることを示しています。
※2:本調査における労働生産性とは、従業員が健康な状態で発揮できる仕事のパフォーマンスを100%としたときに、現在どの程度のパフォーマンスを発揮できているかを示す指標です。WHO-HPQ(世界保健機関が開発した質問票)を用いて測定し、スコアが低いほど健康問題による生産性の低下が大きいことを示します。

上記の、男性更年期を理解している人がわずか12%という結果からも、まずは男性更年期について正しく知ることが重要です。そして不調を感じた場合は、放置せずにテストステロン値(男性ホルモン値)を測定してみましょう。男性更年期は適切な治療により改善が期待できるため、早期発見が健康と仕事のパフォーマンス向上につながります。
■男性ホルモン検査
男性ホルモン検査では、医師の問診およびテストステロン値の測定により、男性更年期障害による心身の不調のリスクを明らかにします。また、通常の男性ホルモン検査に加えさらに精密な検査を行いたい方へ向けた、男性ホルモン検査プレミアムもご用意しています。
男性ホルモン検査
価格:16,500円(税込)
検査内容:問診、血液検査
※自由診療の検査プランです。
男性ホルモン検査プレミアム
価格:33,000円(税込)
検査内容:問診、血液検査、体組成測定、超音波骨密度検査、PWV脈波伝藩即測定、握力検査
※自由診療の検査プランです。
■男性更年期について
Dクリニック新宿 院長 鈴木雄一郎医師コメント
「男性更年期は、テストステロン(男性ホルモン)の低下によって引き起こされます。このホルモンは筋肉や骨の維持だけでなく、脳の認知機能や気分の調節にも深く関わっています。
テストステロンが減少すると、身体面では疲労感や筋力低下、精神面では意欲低下や気分の落ち込み、さらに集中力や記憶力の低下が生じます。特に重要なのは、モチベーションや判断力に関わる脳内物質の分泌にも影響を与えるため、これらの症状が複合的に現れることで、仕事のパフォーマンスが大きく低下してしまうという点です。
当院では、国際的に使用されているAMSスコアによる症状評価や血液検査などを組み合わせ、身体・精神・性的側面から総合的に診断を行っています。ホルモン補充療法などの適切な治療により、多くの方で症状の改善が期待できますので、不調を感じたら年齢のせいと諦めず、お気軽にご相談ください。」

■Dクリニックについて
東京・新宿・名古屋・大阪・福岡・札幌で頭髪治療において、320万人の治療実績を有する※6つの専門クリニックです。NPO法人F.M.L.にて最新医療の研究をもとに、同一の治療プロトコルを共有しています。皮膚科、形成外科、メンタルヘルス(精神神経科)等の各分野の専門医が連携し、AGA(男性型脱毛症)をはじめとする男性の頭髪の悩みを解決するために、最新の医学情報を共有しながら、研究を重ね、治療に活かし、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。
https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/
※1999年7月~2024年1月の延べ患者数
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