ChillStack、NEDO Challenge「GENIAC-PRIZE」トライアル審査にて受賞プロジェクトに選出
AIエージェント経由のRCE(リモートコード実行)リスクに対応する動的検知基盤の構築を提案
AIを用いた高精度な不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを開発・提供している株式会社ChillStack(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊東 道明、以下「ChillStack」)は、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」の「生成AIの安全性確保に向けたリスク探索及びリスク低減技術の開発」において、トライアル審査67件の応募の中から8件の受賞プロジェクトの一つに選出されました。

受賞内容
プロダクトを開発する本審査に先行して実施された、プロトタイプの開発を競うトライアル審査において、懸賞広告との合致性、特定したリスクの評価、対策技術(プロトタイプ)の評価、新規性の評価、公共性の評価から審査が行われ、受賞者が決定しました。
ChillStackは、AIエージェントを介したRemote Code Execution(RCE)という深刻なセキュリティリスクに対し、サンドボックスと異常検知を組み合わせた堅実かつ拡張性のある防御アプローチを提案。その成果が評価され、受賞プロジェクトとして選出されました。
NEDO Challenge「GENIAC-PRIZE」概要
NEDOでは、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策を、懸賞金型の研究開発方式によって募る「NEDO懸賞金活用型プログラム(NEDO Challenge)」を実施しています。この取り組みでは、コンテスト形式を通じて将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘し、共同研究の創出や事業化の促進を図ります。
「GENIAC-PRIZE」は、「NEDO Challenge」の一つで、生成AIの社会実装を目的としたプロジェクトです。生成AIの活用によって解決が期待される社会課題をテーマに、具体的なニーズに基づいて開発・実証されたAIアプリケーションやその成果を募集し、成果に応じて懸賞金を授与します。
https://geniac-prize.nedo.go.jp/
株式会社ChillStackについて
【会社概要】
会社名 :株式会社ChillStack
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目16番10号 代々木エアハイツ 206
創業 :2018年11月
代表取締役:伊東 道明
コーポレートサイト:https://chillstack.com/
事業内容:
「社会のイノベーションを、AIとセキュリティの最先端技術で支える。」
ChillStackは、AIやDXの発展にともなうリスクを包括的に解決する、世界トップレベルのAIセキュリティ技術によるソリューションを提供しています。企業向けには、不正・異常分析や安全なAI活用を支えるサービスを展開。官公庁とも連携し、より複雑で高度な社会課題の解決に向けた研究開発や社会実装も進めています。
<サービス>※一部抜粋
・経費の不正・不備を自動で検査するAIシステム「Stena Expense」
https://expense.stena.chillstack.com
・不正利用の自動検知で生成AI活用を促進するサービス「Stena AI」
https://ai.stena.chillstack.com
・サービスのセキュリティリスクを洗い出す「セキュリティ診断」
https://pentest.chillstack.com
・AIのセキュリティ対策に関する研究開発、コンサルティング「AIディフェンス研究所」
代表取締役 CEOプロフィール

伊東 道明(Ito Michiaki)
AI×セキュリティの研究に従事し、国際学会IEEE CSPA2018にて最優秀論文賞、IPAセキュリティキャンプ・アワード2018 最優秀賞を受賞している。
自身が国際セキュリティコンテストでの優勝経験をもち、セキュリティ・キャンプ2019 - 2025にてAIセキュリティ講義の講師を担当するなど次世代のAIセキュリティ人材の育成にも従事している。「Forbes 30 Under 30 Asia 2025」選出。
採用情報
現在ChillStackでは、ミッション&ビジョンに共感し、共にチャレンジしてくれる仲間を募集中です。ChillStackを知っていただくための情報交換やカジュアル面談も随時行っておりますので、お気軽にご連絡ください。ご応募お待ちしております。
note
ChillStackのnoteでは、社員インタビューや「Stena Expense」の誕生秘話などを掲載しています。ぜひご覧ください。
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