目標1,000台!「車の寄付で被災地応援プロジェクト」始動!~九州豪雨支援~
走れる車、廃車する車、どんな車でも九州豪雨の被災地支援に。車の寄付を全国から募集!

一般社団法人日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市/代表理事:吉澤武彦、以下「協会」)は、2025年8月に熊本県・鹿児島県・福岡県で発生した九州豪雨災害で被災された方や支援団体に車の無償貸出支援を実施しております。
現在1,800件を超える貸出の申込みがあり、支援に必要な車の台数は約650台と想定しています。当初150台は準備できており、新たに50台の寄付をいただくことができました。それでもなお、約450台が不足しており、被災者の移動や暮らしの再建に影響が及んでいます。
さらに、集まった車両の維持費、保険料など、支援の運営には多くの経費が必要であり、活動資金は総額約5,000万円にのぼる見込みです。
こうした状況を受け、協会は全国から車の寄付を募る「車の寄付で被災地応援プロジェクト」を開始します。
本プロジェクトでは、被災地で直接支援に活用する「活用寄付」500台と、車種・状態を問わず資金化して支援につなげる「リサイクル寄付」500台(活動資金5,000万円の内、約2,000万円の資金調達)の、あわせて1,000台の寄付を目標としています。
まだ走れる車は 被災地へ、条件に合わない車や動かない車も資源として活かし活動資金に変えることで、すべての寄付を被災地の力に変えます。
被災地から1,800件以上の貸し出し要請 車不足解消に協力を
9月4日現在、1,800件以上の貸出要請が協会へ寄せられております。私たちは、車不足に陥っている状況を少しでも解消し、現地の復旧復興の後押しをしたいと考えています。
本プロジェクトの目的は大きく3つあります。
①支援活動に必要な車を集める、②活動資金を集める、
③「車の寄付」が被災地支援に繋がることを世の中に広める
です。
本プロジェクトを行うことにより、被災され車を必要とされている方の生活再建が進みます。
そして、車の寄付をすることが広がることで、災害により移動手段を失った方々への支援と、車の有効活用を両立させる新たな選択肢を広げる一歩となります。
手放す車が被災地を支える資源となり、新しい社会貢献の形を知る機会となる本取組みのご取材をぜひよろしくお願い申し上げます 。
■「車の寄付で被災地応援プロジェクト」の概要
・目 的 :令和7年8月九州豪雨支援に必要な車と資金の確保
・実施期間:2025年9月4日から2025年12月25日まで
・募集台数:合計1,000台
①活用寄付:500台(※すでに50台の寄付をいただいております)
②リサイクル寄付:500台(目標寄付金額:約2,000万円)
※1台の車両の寄付単価が4万円/台で試算
・対象地域:全国(※一部離島を除く)
・募集する車と条件:
①活用寄付:
対象車種:全車種(特に乗用車)を募集
車検残3ヵ月以上/車齢15年以下/走行15万km以下/安全快適に走行が可能な車
②リサイクル寄付:
どんな状態の車も寄付ができます。車検切れ、故障している車も大歓迎!
車種、状態によっては被災地での活用を提案させていただく場合がございます。
(詳細は後述参照)
■本プロジェクトでの車の寄付の流れ
①協会に寄付をしてもよい車両をお持ちの方は、フォーム、電話で問い合わせる
フォーム:https://www.japan-csa.org/blog/cardonation
電話:050-5482-3178 / 対応日時:平日9:00-18:00
②協会より車の寄付、募金の流れについて説明を受け、寄付に同意する
③協会より送付される書類の記載や必要書類の取り付けを行う
④協会と引取日程の調整を行う
⑤指定の日時・場所にて車両をお引き渡し
⑥活用寄付の場合、安全点検・名義変更を速やかに実施
リサイクル寄付の場合、提携するリサイクル会社にて速やかに廃車・リサイクル処理を実施
⑦手続きが完了後、協会より報告
詳細リンク→https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php
「車の寄付」でインターネット検索
■九州豪雨での「車の無償貸出支援」(鹿児島・熊本・福岡)について
◆貸出対象:令和7年8月に発生した九州豪雨で被災された方・支援活動を行う団体
◆支援期間:
①鹿児島県 : 8月17日~12月25日
②熊本県 : 8月21日~12月25日
③福岡県 : 9月10日~12月25日
◆貸出場所:
①鹿児島県 : 霧島市役所1階 (鹿児島県霧島市国分中央3丁目45−1)
②熊本県 : 西部公民館 西区役所旧館(熊本県熊本市西区小島2丁目7−1)
③福岡県 : 福津市未来共創センター キッカケラボ(福岡県福津市手光2222)
◆貸出車両 : 乗用車(軽・普通)、軽トラック
◆貸出形態 : ●長期貸出 [車種:軽乗用・普通車] 期間:最長14日間(期間中何度でも利用可)
●短期貸出 [車種:貨物車] 期間:最長3日間(期間中何度でも利用可)
◆費 用 : 無料
◆申込方法 : 協会HPの申込フォームまたは電話で申込み
※詳細は、以下よりご確認いただけます。
①鹿児島県 : https://www.japan-csa.org/blog/archives/10025
②熊本県 : https://www.japan-csa.org/blog/archives/10546
③福岡県 : https://www.japan-csa.org/blog/archives/10626
◆無償貸出をご利用いただいた方の声
2025年8月17日より鹿児島県霧島市にて、災害サポートレンタカー(車の無償貸出支援)を開始しました。車を借りに来られた利用者の方々の声をご紹介します。
■リサイクル寄付とは
協会が提携する自動車専門のリサイクル会社が車を引取り、車の状態に応じて、「廃車として資源を再利用」または「中古車として適切に流通」し、その過程で算出されるパーツや資源の金額が、協会への寄付金となる仕組みです。

●リサイクル寄付の募金額の使い道
九州豪雨の被災地における車の無償貸出支援の事業費(車両維持費、運搬費、拠点設置費、旅費、保険料、人件費など)や管理費
■日本カーシェアリング協会について
2011年4月、東日本大震災後の宮城県石巻市で設立された非営利団体。自動車の寄付を募り、仮設住宅の住民で車を共同利用するカーシェアリングを開始。今までに延べ1,500台超の車の寄付が集まっており、その車を活用した被災地での無償貸出支援の他、地域の車の共同利用を通じた地域づくり事業であるコミュニティ・カーシェアリングの普及促進や、生活困窮者やNPOへの車の貸出支援などを行っています。
団体名:一般社団法人日本カーシェアリング協会
代表者:代表理事 吉澤武彦
本部住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
電話:0225-22-1453 メール:info@japan-csa.org FAX:0225-24-8601
設立:2011年4月 (法人化は2011年7月)
支部
秋田支部:秋田県秋田市上北手荒巻堺切24-2
栃木支部:栃木県栃木市吹上町1300-3 2F
佐賀支部:佐賀県武雄市東川登町大字永野6766-1
静岡支部:静岡県富士市岩淵751-1
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像