助産師と考える「心の取扱説明書」 北陸電気工事株式会社で従業員向けメンタルヘルスセミナーを実施

ストレスチェックの“次の一手”を ストレスに強い職場づくりの土台を構築

株式会社WithMidwife

株式会社With Midwife(本社:大阪市、以下With Midwife)は、2025年5月21日(水)、北陸電気工事株式会社(本社:富山市、以下北陸電工)の全社員を対象に、メンタルヘルスとセルフケアに関するオンラインセミナーを実施しました。このセミナーはWith Midwife所属の助産師(・保健師)が講師を務め、従業員が自身のメンタルヘルスの状態を正しく把握しセルフケアと職場内の相互ケアにつなげるための機会となりました。

2025年5月21日(水)、北陸電工の全社員を対象にしたオンラインセミナー「自分の取扱説明書って知ってる?-ストレスを正しく認知して、自身のケアに活かそう!-」が開催されました。

本セミナーは、医療専門家による従業員健康支援サービス「THE CARE」を展開するWith Midwifeが設計・登壇したもので、従業員が自分の精神の健康状態を正しく認識することができ、周囲の様子にも気を配り積極的に声を掛けるなど、互いに支え合える職場環境づくりを行う目的で企画されました。

■開催背景

北陸電工では近年、ストレスチェック結果や職場の声から、従業員のメンタル不調への対応の必要性が顕在化していました。

2025年1月には厚生労働省が提供する、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」を活用した全社的な研修を実施し、その際のアンケート結果では、当初の想定を超える高い関心とニーズが明らかとなりました。

これにより、北陸電工ではメンタルヘルス研修の継続的な実施が優先課題として位置付けられるようになりました。

このような背景を受け、北陸電工は、医療専門家による働く人のメンタルケアサービスを展開するWith Midwifeとタッグを組み、現場の声や職場特性に即したメンタルヘルス研修を企画・開催する運びとなりました。事前の打ち合わせでは、前述のアンケートで従業員から寄せられた疑問を解消する内容を取り入れるなど、ニーズに沿った研修となるように丁寧に打ち合わせを重ね、2社の連携と協力のもとにセミナーが設計されました。

■セミナー概要

近年、働く人を取り巻く環境が複雑さを増す中で、「ストレス」とどのように向き合い、心身の健康を維持していくかは、すべての従業員にとって避けて通れない重要なテーマです。

本セミナーでは、ストレスとメンタル不調の関係を正しく理解し、日常で活用できるセルフケアの実践法を学ぶことで、従業員一人ひとりが自らの状態を把握し、必要な対処や支援につなげられるよう支援しました。

講師には、With Midwife所属の助産師・保健師の国家資格を持つ医療専門職が登壇。医療現場の知見と企業での支援実績をもとに、変化の時期に起こりやすい不調やストレス反応に対する具体的なケア方法について、現場感のある視点から伝えられました。

セミナーは、以下の3つの観点から構成されています。

  1. ストレスとメンタルの関係を正しく知る

    ストレスの基本構造とメカニズムについて整理し、「ストレス=悪いもの」ではないという理解を深めました。また、ストレッサーの種類や、メンタル不調につながる背景もあわせて学びました。

  2. ストレスチェックの活用と、時期に応じたメンタル不調への対応

    ストレスチェック制度の目的や意義を再確認したうえで、結果を日々のセルフケアにどう結びつけるかを具体的に紹介しました。さらに、年度の変わり目やライフステージの転換期など、心身の変化が起こりやすい時期に見られる不調やその背景にも触れ、タイミングに応じた柔軟な対処の重要性を解説しました。

  3. セルフケアと、同僚とのかかわり方
    自分のストレスサインに早めに気づき、対処するためのセルフケアの基本を紹介しました。また、職場でお互いに支え合うための声のかけ方や関係性の築き方にも触れ、個人と職場双方でのメンタルヘルスの支援のあり方を考える機会となりました。

セミナーでは、設問に対して匿名でリアルタイムに投稿できる参加型のワークを実施しました。参加者の意見にはその場で講師がフィードバックを行い、双方向の対話形式で進行。感じたことや気づきをその場で共有することで、会場には一体感が生まれ、学びが自然と深まる時間となりました。

「セルフケアの大切さに気づいた」「ストレスの捉え方が変わった」「参加型だったからこそ理解が進んだ」といった声が多数寄せられ、単なる知識の習得にとどまらず、参加者一人ひとりが『自分ごと』として捉えるきっかけとなったことがうかがえます。

中でも印象的だったのは、「誰かに相談することの難しさ」や「相談への心理的ハードル」といった、課題意識を率直に言語化する声が見られた点です。こうした意見を踏まえ、北陸電工では今後も支援体制の強化に取り組むとともに、従業員自身がストレスに対処するための研修や学びの機会をさらに充実させていく予定です。

■医療専門家によるケアを企業にも届ける「THE CARE」とは

THE CARE公式サイト https://the-care.withmidwife.jp/

本セミナーの企画・運営企業であるWith Midwifeは、企業で働く人を取り巻く様々な悩みに伴走する健康相談サービス「THE CARE(ザ・ケア)」を展開しています。

導入企業の従業員は、専用のアプリを使用して、チャットやテレビ電話を通じた匿名でのオンライン相談ができるほか、定期的な健康情報の閲覧や育休サポートプログラムなどを利用することができます。

相談に対応するのは、看護師・助産師(・保健師)の国家資格を併有する医療専門家=ウェルネスコーディネーターです。複数の国家資格に基づく知見を活かし、健康に関する医療知識だけではなく、妊娠・出産や女性特有の悩み、キャリア相談などにも対応しています。

With Midwifeは今後も、北陸をはじめ全国の企業の健康経営パートナーとして、課題に応じた最適な支援を届けてまいります。

■企業概要

企業名:株式会社With Midwife

設立日:令和元年11月1日

資本金:300万円

代 表:岸畑 聖月

所在地:大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303

理 念:「生れることのできなかった、たったひとつのいのちでさえも 取り残されない未来」の実現

目の前のいのちだけでなく、流産や死産など、目に見えないいのちも私たちは日常的に目にしています。そんないのちも、決して取り残されない社会を、私たちは助産師の「寄り添う(care)」チカラで実現します。

公式HP:https://withmidwife.jp/

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会社概要

株式会社WithMidwife

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URL
https://withmidwife.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303
電話番号
070-8400-4723
代表者名
岸畑 聖月
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2019年11月