室町ビルサービス株式会社、見積作成の効率化・査定業務の高度化に向け「見積自動作成AI」「明細行蓄積AI」を導入、運用開始
株式会社THIRDが室町ビルサービスと連携して開発し、見積作成時間の削減、見積品質の標準化、適正価格での査定判断を支援

室町ビルサービス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久智弘、以下、室町ビルサービス)は、修繕・工事見積業務における効率化と査定判断の標準化を目的に、「見積自動作成AI」ならびに「明細行蓄積AI」の運用を開始したことをお知らせいたします。
本取り組みは、株式会社THIRD(本社:東京都新宿区、代表取締役:井上惇、以下、THIRD)が室町ビルサービスと連携して開発・提供したものです。
本システムにより、協力会社から受領したPDF見積を読み取り、名称・仕様・単価などを項目別にデータ化したうえで、室町ビルサービスの社内フォーマットへ整形し、既存の見積システムに取り込み可能な形式で出力します。さらに、過去の協力会社見積の明細行をデータベース化し、多様な条件で検索・比較分析できる環境を整備することで、適正価格の判断を支援し、査定業務の標準化につなげます。
■開発背景:見積作成の属人化が、品質のばらつきにつながっていた
室町ビルサービスでは、見積作成が担当者の裁量に委ねられていたことから、査定の精度や作業品質にばらつきが生じていました。
また、修繕や工事の内容によっては協力会社へ見積依頼が必要となり、受領した見積を室町ビルサービスの社内フォーマットに整える工程が発生します。手作業中心の運用では時間がかかるだけでなく、担当者ごとにアウトプットが異なり、見積品質の標準化が難しい状況でした。
■開発したAIシステムの概要(THIRDが連携して開発・提供)
1. 見積自動作成AI:PDF見積の読み取り〜社内フォーマット化までを効率化
見積自動作成AIは、協力会社から受領するPDF見積をアップロードすることで、見積内の情報(名称、仕様、単価など)を項目別に読み取り、見積の構造を整理したうえで必要情報を抽出します。
さらに、室町ビルサービスが保有する既存の見積システムへの取り込みを前提に、PDFから1行ずつ転記していた工程を見直し、Excel等で一括作成できる形で出力。協力会社見積を室町ビルサービスの社内フォーマットへ書き換えるための情報整理も支援し、担当者による品質差の抑制と作業時間の7割の削減を目指します。
主な機能(例)
-
PDF見積の読み取り(名称/仕様/単価 等を項目別に抽出)
-
室町ビルの社内フォーマットへ整形(既存の見積システムに取り込み可能な形式で出力)
-
見積構造の整理に基づく、データ化品質の安定化

2.明細行蓄積AI:過去の見積データを資産化し、適正価格の判断を支援
明細行蓄積AIは、過去の協力会社見積の明細行をデータベース化し、蓄積された見積データを多様な検索条件で比較・分析できる仕組みです。
これにより、協力会社から提示される単価について、過去実績との比較が可能となり、適正価格での査定判断を支援します。属人性が高くなりがちな査定業務を、データに基づく判断へと移行し、業務標準化の実現を目指します。
主な機能(例)
-
協力会社見積の明細行データベース化
-
条件検索・比較分析(仕様、単価、協力会社名、見積日 等)
-
査定業務の標準化を支援(過去根拠に基づく判断)

■今後の展望
両社は、見積作成・査定業務の透明性と再現性を高めることで、業務効率化だけでなく、見積品質の標準化、適正価格の提示、ガバナンス強化にも寄与する仕組みづくりを推進していきます。
■室町ビルサービスコメント
【担当者コメント】
AI技術を活用した作業時間削減、アウトプット・見積品質の標準化により、発注者様へスピーディーかつ高品質な見積書を提供してまいります。
【経営陣コメント】
今回は建築部門の本社建築事業部での導入となりますが、今後は会社全体の重要基盤インフラと位置付け、社内での更なる横展開をしていきたいと考えています。
■THIRD井上代表取締役コメント
室町ビルサービス様のDX推進に向けた重要施策である本システムの導入・運用開始をご支援できたことを、大変嬉しく思います。
建設・不動産業界において、複雑な仕様を含む見積業務や属人的な査定判断は長年の課題でした。今回、見積作成の「自動化」に加え、過去データを「資産化」し比較可能にする仕組みを構築できたことは、業務効率化のみならず、適正かつ透明性の高い査定を実現する上で大きな一歩であると考えています。
「経験と勘」に頼りがちだった業務を「データに基づく判断」へと進化させる本システムは、現場の皆様の負担軽減と、見積品質の標準化・ガバナンス強化に大きく寄与するものと確信しております。
今後も、AI技術と当社の建築知見を掛け合わせ、室町ビルサービス様のさらなる事業成長とDXの深化を全力でサポートしてまいります。
■室町ビルサービス株式会社について
設立:1964年3月
URL:https://www.murobil.co.jp/
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 ホウライ堀留ビル4F・5F
代表取締役社長:大久 智弘
TEL:03-5695-7521(代)
会社概要:
室町ビルサービスは、1964年に三井銀行(現三井住友銀行)の建物管理会社として設立以降、同行の親密会社として、建物の総合管理や設計・施工管理を行ってきました。
■株式会社THIRDについて
設立:2015年10月
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷4-25-13 濱庄ビル2階
代表取締役:井上 惇
TEL:03-6274-8031
会社概要:
THIRDは、AI技術を強みとして、不動産業界や建築業界向けのDXを提供するスタートアップです。2015年にゼネコン出身の工事現場監督が集まり建築工事のコスト削減コンサルティングを主軸に創業しました。現在は現場監督の知見をAIに置き換え、不動産管理の労働生産性を改善するAI-SaaSソフトウェアの「管理ロイド」や、工事のコスト削減を実現する「工事ロイド」などを提供しています。
また、不動産業界/建築業界向けおよび金融業界や製造業界向けのAIの受託開発を行うAIソリューション事業を展開しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 商業施設・オフィスビルシステム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード
