セコム、「AED CR2-Auto」を販売開始
ショックボタン操作不要のオートショックAED ラインアップ追加
自動体外式除細動器)として、ショックボタン操作を行わなくてもAEDが自動的に電気ショックを与えるオ
ートショックAEDの市場普及を加速するためにラインアップ強化を図ることとし、10月2日(月)から「AED
CR2-Auto」を、販売開始します。
日本で普及しているAEDの多くは、電気ショックが必要と判断された場合に救助者が電気ショックボタンを押す必要があるセミオートAEDですが、救命行為に不慣れな救助者の場合、ショックボタンを押すことを躊躇して適切なタイミングで電気ショックが実施されないケースがあり※1、また、心肺蘇生を行った救助者には、強いストレス症状などがみられたとの報告もあります※2。
一方、オートショックAEDは、傷病者の心電図解析をして電気ショックが必要と判断された場合には、自動で電気ショックが実施されるため、傷病者への処置が遅れるリスクの低減や、救助者の不安・ストレスの軽減が期待でき、多くの国でオートショックAEDが浸透しています。こうしたオートショックAEDの特徴やメリットを踏まえ、セコムは2021年12月に日本で初めてオートショックAEDを発売し、現在2機種のオートショックAED をラインアップしています。
現在、オートショックAEDは、新たに導入いただくAEDの10%強を占めるに至っていますが、需要の高まりと機能面の多様化ニーズを踏まえ、価格面で発売中の2機種の中間に位置する3機種目のオートショックAED「AED CR2-Auto」の販売を開始することとしました。
セコムは2004年に日本で初めてレンタル方式のAEDパッケージサービスを発売して以来、AEDの状態のオンライン管理、AEDが使える人を育成・管理するスキルアップサービスなどを発売。AED累計販売台数は33万台、セコムのAEDによる救命人数は3,500名を超えました。(2023年8月時点)
これからもセコムは、AEDの更なる普及と救命率の向上のためにサービスの普及とAEDラインアップの充実を図り、“AEDがいつでも、誰でも使える社会”の実現に取り組んでいきます。
※1:Automated external defibrillator and operator performance in out-of-hospital cardiac arrest/J.A. Zijlstra et al. (Resuscitation 118 (2017) 140-146)
https://www.resuscitationjournal.com/article/S0300-9572(17)30217-4/fulltext
※2:バイスタンダーが一次救命処置を実施した際のストレスに関する検討/田島 典夫他(日本臨床救急医学会雑誌)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsem/16/5/16_656/_article/-char/ja/
■特長
1.ボタン操作不要で、自動で電気ショック
電気ショックボタン操作が不要で、心電図の解析後に自動で電気ショックを実施します。
2.クイックステップ電極
電極パッドを袋から取り出しフィルムを剥がす行為を無くした、人間工学を駆使して設計された電極パッドで、傷病者に電極パッドを貼り付けるまでの時間短縮を実現。※ストライカー社製AEDの比較による
3.クリアボイステクノロジー
AED使用時の周囲の騒音を内蔵マイクで検知し、騒がしい環境下でもAEDが自動的に音量と音質を調整し、
AEDの音声ガイダンスを明確に聞きやすくする機能。
4.日本語/英語切換
AED本体パネルに付属のボタン操作ひとつで「日本語⇔英語」への言語切り替えが可能。
5.レンタル方式ならではの充実のサポート
消耗品の使用期限をセコムで管理し、交換時期にお送りします。また、AEDを使用した場合は、セコムまで連絡いただければ新しい消耗品を発送するほか、万一の盗難、自然災害による故障や破損の際は無料でAEDを交換します。
■料金体系
レンタル料:5,500円/月・台(税込6,050円)
保証金:20,000円/台(非課税)
契約期間:5年間(以降、1年毎の自動更新で最長8年まで)
■寸法・質量
・AED本体
高さ97mm×幅226mm×奥行226mm、約2.0kg (バッテリー・電極パッド含む)
・キャリングケース収納時
高さ130m×幅245mm×奥行274mm、約2.75kg (AED本体含む)
●セコムのAEDラインアップ
https://www.secom.co.jp/business/medical/aed/
●セコムのAED関連発表資料
・ニュースレター(2018年6月7日)
「セコムAEDパッケージサービス」累計販売台数20万台を突破 救命人数は2,300名超、“AEDがいつでも、誰でも使える社会”の実現に向け市場をリード
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20180607.html
・報道資料(2018年10月1日)
AEDのレンタルサービスとオンラインサービスをパッケージで提供
「セコムAEDオンラインパッケージサービス」を発売
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20181001_2.html
・報道資料(2018年12月7日)
日本初、家庭用AEDのオンラインパッケージサービス「セコム・MyAED」を販売開始
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20181207.html
・報道資料(2021年12月1日)
日本初、ショックボタン操作不要のオートショックAED「AED 360P」を販売開始
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/nr_20211201.html
・報道資料(2022年2月14日)
カラー液晶画面付き、オンライン管理のオートショックAED「AED3250」を販売開始
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2021/nr_20220214.html
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