サイバートラストのサーバー証明書用のパブリックルート認証局がMozillaの承認を取得
〜 日本国内のデジタルトラストを支えるインフラとしてパブリックルート認証局の構築に向けた取り組みを推進 〜
サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北村 裕司 以下、サイバートラスト)は、サイバートラストのサーバー証明書用のパブリックルート認証局※1 が、ウェブブラウザの「Mozilla Firefox」(以下、Firefox)を開発するMozilla Foundation(以下、Mozilla)の承認を取得したことを発表します。サイバートラストは、これまで日本国内のデジタルトラストを支えるインフラとして、パブリックルート認証局の構築に向けた取り組みを進めており、主要ブラウザベンダー4社のうちMicrosoftに加えて2社目の承認を取得しました。また、GoogleとAppleについても承認取得を進めております。
サイバートラストは、デジタル化が進展する昨今において、信頼の起点となるルート認証局を国内で運用し、証明書の発行や証明書に関わるデータを日本国内で保護することが経済安全保障の観点からも重要と捉え、パブリックルート認証局の承認取得に向けて投資と準備を進めてまいりました。
このたびのMozillaの承認に先立ち、CCADB(Common CA Database)※2 を使用する認証局(CA)およびルートストアプログラムに関連するトピックについてグローバルで議論するグループでのパブリックディスカッションにおいて、サイバートラストは信頼ある認証局として認められました。Mozillaの承認により、次世代の「SureServer」シリーズの自社ルート認証局が「Firefox」に搭載可能となりました。
サイバートラストは、「安心・安全なデジタル社会の実現」というパーパス(社会における存在意義)と、「すべてのヒト、モノ、コトに信頼を」というミッションのもと、日本のデジタルトラストを支える認証局として、安心・安全なインターネット環境の向上を推進してまいります。
※1 ルート認証局とは:ルート認証局は、他の上位の認証局による認証を受けない最上位の認証局です。ルート認証局の信頼性は、外部機関による厳しい監査や、ポリシーの公開、運用実績などによって示されます。また、パブリックルート認証局は、「信頼されたルート認証機関」としてパブリックに信頼された証明書を発行でき、パブリックルート認証局の証明書は主要なブラウザベンダーのアプリケーション・ソフトウェアに搭載されます。
※2 CCADBについて:サーバー証明書を発行するパブリックルート認証局は、Common CA Database (CCADB)と呼ばれるデータベースへ認証局の情報や、外部監査の報告書を登録しており、主要なブラウザベンダーは認証局の評価の際にCCADBを参照しています。また、CCADB Steering Committeeが主催するパブリックディスカッションにおいて、認証事業者や有識者などがルート認証局の信頼性について評価を行っています。
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■サイバートラスト株式会社について
サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として 25年以上にわたり提供している認証・セキュリティサービスと、ミラクル・リナックスのカーネル技術やオープンソースソフトウェア(OSS)の知見を応用したオンプレミス、クラウド、組込み領域向けのLinux/OSSサービスを展開しています。また、これらの技術や実績を組み合わせ、IoTをはじめとする先端分野に向けて、「ヒト・モノ・コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスを推進しています。
「すべてのヒト、モノ、コトに信頼を」。サイバートラストは、ITインフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。
■本リリースのURL
https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2024/0726-publicroot-mozilla.html
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