商船三井CVC(MOL PLUS)が核融合炉関連装置・システムを展開する京都フュージョニアリング社への出資を決定

~安全性に富んだ次世代クリーンエネルギーとして期待されるフュージョン(核融合)エネルギーの社会実装に向けて~

株式会社商船三井

株式会社MOL PLUS(代表:阪本拓也、本社:東京都港区、以下「MOL PLUS」)は、核融合炉周辺およびプラントに必要な機器・システムの研究開発を担うプラントエンジニアリング企業である京都フュージョニアリング株式会社(代表取締役:長尾昂、本社:東京都千代田区、以下「京都フュージョニアリング」)への出資を決定しました。

京都フュージョニアリングは、安全性と十分な供給量を満たす次世代クリーンエネルギーとして期待される核融合炉およびフュージョン(核融合)エネルギー(註1)の実現を目指す企業・研究機関と協業し、フュージョンエネルギーの産業化に向けて事業を推進しています。またフュージョンエネルギーにおける機器、部材等の国内外でのサプライチェーン網を構築に向け、様々な関係者と協業しています。

 

MOL PLUSは、京都フュージョニアリングの取り組みがフュージョンエネルギーソリューションの社会実装実現に大きく寄与することに期待し、今回の資金調達に参画させていただきます。今後、フュージョンエネルギーの利用過程で生ずる輸送ニーズや、海洋事業への展開において、海運業の立場から貢献します。

 

MOL PLUSは、今後もスタートアップ企業への出資や協業を通じ、スタートアップ企業が持つ斬新なアイデアやテクノロジーと商船三井グループがもつリソースに相乗効果を生ませ、『海運業と社会に新しい価値をプラスする』、新規事業の創出を目指し続けます。

 

(註1)核融合は、核分裂とは根本的に異なる技術であり、大きな圧力と高い温度において水素原子同士が結合することで、膨大なエネルギーが放出されます。また、海水から燃料を取り出せるため、事実上無尽蔵の燃料が地上に存在し、温室効果ガスを排出しないことからエネルギー問題と環境問題を根本的に解決する可能性を秘めるエネルギーです。


<京都フュージョニアリング株式会社について>

京都大学の長年にわたる核融合研究の成果に基づき2019年に設立された、核融合特殊プラント機器の開発に特色を持つエンジニアリング企業です。

プラズマ加熱装置、熱取り出しブランケット、高性能熱交換器、水素同位体ポンプを始めとした先端核融合工学分野において世界有数の技術力を有しており、英国原子力公社を始め全世界の核融合研究開発機関・企業を顧客に持ちます。

日本のものづくり力を結集し、革新的なエンジニアリングソリューションを世界に提供することで、人類に究極のクリーンエネルギーを提供し、フュージョンエネルギーという新たな世界市場の創出を目指しています。

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会社概要

株式会社商船三井

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URL
https://www.mol.co.jp/index.html
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号
-
代表者名
橋本剛
上場
東証1部
資本金
654億35万円
設立
-