「3.11 検索は、チカラになる」の寄付を活用。ほくりくみらい基金、能登の記録・発信を行う6事業に対し助成を決定

公益財団法人ほくりくみらい基金(所在地:石川県金沢市、代表理事:永井三岐子)は、2024年度「3.11 検索は、チカラになる」企画によるLINEヤフー株式会社様からのご寄付により「のこす・つたえる・つながる助成 supported by LINEヤフー」の公募を実施いたしました。
本助成では、かつての能登半島の姿や、災害後の緊急期・復旧期・復興期の様子を記録・発信する活動に対し、1年間の助成を行います。
本助成によって生まれるアウトプットを通して、全国から能登半島への関心を集め、災害の風化を防ぐとともに、地域コミュニティの再生、防災教育、能登半島への関係人口の創出・交流につなげていくことを目指しています。
今回の公募では19件の申請をいただき、審査員による審査の結果、6事業を採択することとなりました。助成総額は4,534,000円となります。
当初の助成予定額は600万円でしたが、2団体より採択連絡後の辞退があり、結果、助成予定額を下回る金額での採択となりました。
助成原資は今後の助成等に充当させていただきます。
助成を決定した事業について
採択を決定した事業は以下となります。(※申請順にて掲載)

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事業名 |
団体名 |
採択金額 |
|---|---|---|
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イエにヨバレて -「高屋らしさ」の探究 - |
あわだちそう |
800,000円 |
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能登アーカイブリンク 〜震災の記憶を未来へつなぐ市民参加型アーカイブ〜 |
一般社団法人サポートスズ (石川県珠洲市) |
600,000円 |
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「わっしょい!」地域をつなぐ防災井戸掘りとメモリアル・アート井戸制作 |
tsu.ku_l (石川県珠洲市) |
1,000,000円 |
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能登復興映像プロジェクト [Season2上映会・意見交換会開催など] |
能登復興映像プロジェクト (石川県珠洲市ほか) |
500,000円 |
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のとレスキューファイルプロジェクト |
一般社団法人のと復耕ラボ (石川県輪島市) |
800,000円 |
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被災体験発信企画「ノトローグ-NOTO Logue-」語り部育成事業 |
一般社団法人NOTORN (石川県能登地域(4市5町)、オンライン) |
834,000円 |
選考の過程
公募開始 :2025年8月1日
申請書提出締切 :2025年8月31日
面接審査・選考委員会の開催:2025年10月1日〜3日
選考の対象 :応募書類一式、公開されている情報、団体への面接審査
選考委員名簿 (50音順・敬称略)
・稲垣 揚平 (エイジデザイン株式会社 代表取締役)
・上田 陽子(認定NPO法人金沢アートグミ 理事)
・武田 真一 (公益社団法人3.11メモリアルネットワーク 代表理事)
今後について
今後の助成プログラムについては現在準備中です。
準備が整い次第、ウェブサイトにて公募要項を公開します。
団体概要
名称:公益財団法人ほくりくみらい基金 (代表理事:永井 三岐子)
設立日:2023年4月3日 / 公益認定日:2023年12月1日
所在地:〒920-0031 石川県金沢市兼六元町15番28号
事業内容:地域課題の解決に向けて活動する当事者および支援者団体、事業体への助成金の公募・支給、プロボノやボランティア活性化の仕組みづくり など
オフィシャルWebサイト: https://hokuriku-mf.jp/
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