青山商事として宮崎県内で初めて小林市へ「防災毛布」を寄贈 ~お客様から下取りしたスーツをリサイクル毛布に 自治体の災害対策を支援~
9月13日に市役所で贈呈式を開催
小林市は、2017年・2018年の新燃岳(霧島山)噴火に伴う災害に見舞われており、現在も噴火警戒レベル1や2など緊張した状態が続いています。また、2022年9月の台風14号による記録的な大雨での被害もあり、災害に強いまちづくりに努められています。また当社では、①過去に大規模な自然災害を経験した地域であること ②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地であること ③当社店舗を営業している地域であること の3つを基準に、防災毛布寄贈の取組みを行っています。そうした背景からこの度、小林市へ寄贈することになりました。
【贈呈式 概要】
日 時 | 2023年9月13日(水)11:00~ |
場 所 | 小林市役所 本庁舎2階 第2会議室 (宮崎県小林市細野300番地) |
出席者 | 小林市 市長 宮原 義久 様/危機管理課長 南正覚 宏志 様 青山商事株式会社 取締役 兼 専務執行役員 山根 康一/洋服の青山 小林店 店長 宮部 順一 |
寄贈品 | 防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚/1枚あたりのサイズ 200㎝×140㎝ |
<参考資料>
防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)の寄贈取り組み
防災毛布は、店頭で回収したスーツ等の一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取り組むエコ活動の一環として、年間を通して衣料品を商品割引券と引き換える『下取りサービス』を「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などで実施しています。回収した衣料品は、主に海外へのリユースや、車の断熱材・荷物の緩衝材などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を鑑みて防災毛布へのリサイクルも開始しました。全国47都道府県(離島含む)に営業店を展開する当社として、被災の経験から災害対策に取り組む地域住民の皆様に少しでもお役立ていただければと、2019年より自治体へ寄贈しております。
下取りスーツから防災毛布へのリサイクル工程
・「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などで回収されたスーツの一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛機で綿状に加工されます。その後、綿状になった原料と再生ポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。
・専用機械で撚りをかけて糸に仕上げます。この糸を紡織機で織り上げて反物にし、表面を起毛させ毛先を揃えます。
・反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。
・出来上がった毛布は真空パック詰めし、段ボールに梱包して弊社の商品センターにて保管しています。
◎下取り品の資源循環:https://bit.ly/432zv12
下取りの回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付
2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を新たにスタートしました。これまでにも「more trees」へは、2015年からスーツ売上金の一部を寄付しています。
【衣料品回収量に応じた寄付の実績】
2021年度(2021年4月~2022年3月) | 回収量 約340トン/寄付額 850,322円 |
2022年度(2022年4月~2023年3月) | 回収量 約350トン/寄付額 874,930円 |
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