【アイザワ証券 静岡大学との提携10周年記念イベント】キャンパスアイデア甲子園 開催のお知らせ

―想像力を実装力へ。学生と大学と企業が共に進化する仕組みを育てるために―

アイザワ証券株式会社（本社所在地：東京都港区、代表取締役社長：藍澤 卓弥、以下「当社」）と国立大学法人静岡大学（本校所在地：静岡県静岡市駿河区、学長：日詰 一幸、以下「静岡大学」）は、2015年3月に包括連携協定を締結し、起業・教育・地域連携の分野で協働を進めてまいりました。連携開始から10年以上が経過した今、これまでの取り組みを振り返りつつ、両者の協力関係をさらに発展させる新たなステージへ踏み出す時期を迎えています。

特に、2018年度からは寄付金を活用した起業家・ビジネス人材育成プログラム「アイザワゼミ（現：MOVE ON）」を通じ、学生が主体となって課題発見から解決策の提案までを行う実践型の学びの場を提供してきました。アイザワゼミを通じて学生ベンチャーの創出を後押ししてきたことは、本連携の大きな成果の一つであり、学生の挑戦を具体的な成果へ導く役割を果たしています。この10年間で培った経験と信頼は、学生の創造力を引き出す環境づくりや大学との協働の礎となっています。

キャンパスアイデア甲子園について

こうした歩みを踏まえ、10周年の節目として新たな一歩を記念する企画として、「キャンパスアイデア甲子園」を開催いたします。本イベントでは、学生自身がキャンパス生活の中で感じる課題に対して具体的な解決策や改善策を考え、提案することを通じて、より良い学校生活の実現につながる実践的な学びの機会を提供します。応募作品は単なるアイデアにとどまらず、最優秀賞に選ばれた提案については、静岡大学イノベーション社会連携推進機構および当社の伴走支援のもと、学生の手で学内での実装を目指します。本イベントでの課題発見・解決・実装の一連の経験は、アイザワゼミが掲げる「次世代アントレプレナーシップ育成」の理念にも直結しており、学生が将来の起業や事業創造に必要な基礎力を身につける機会にもなります。

本イベントの最大の特徴は、「学生のアイデアを本当に形にする」ことです。学生生活の中で感じる不便や「こうだったらいいのに」という率直な想いを、現実的な仕組みへと昇華させる機会を提供し、学生の主体性や実行力を育むことを目指しています。また、本取り組みは直接的には「キャンパス課題の解決」を目的としていますが、学生が自ら課題を発見し、解決策を提案し、実行へ向けて関係者と対話するという一連のプロセスは、将来の社会で求められる実践的な力にもつながります。結果として、こうした取り組みが地域や社会の課題解決へと自然に波及していくことも期待しています。将来的には地域や社会の課題解決にもつながる可能性を秘めていますが、まずは学生が主体的に考え、学校生活をより良くすることを第一の目的としています。

今回のイベント開催は、静岡大学との連携が新たな段階に入ったことを象徴するものです。当社は、この10年間で築いた協働関係をさらに強化し、次の10年に向けて学生の成長を支えるパートナーであり続けたいと考えています。学生のアイデアが学内で実装され、キャンパスに変化をもたらす一連のプロセスを、静岡大学とともに支え続けることが私たちの願いです。

「キャンパスアイデア甲子園」を通じて、多様なアイデアが集まり、学生同士や教職員、企業との新たなつながりが生まれることを期待しています。そして何よりも、学生一人ひとりの発想が静岡大学の未来を切り拓き、より豊かなキャンパスライフを形づくる原動力となることを願っています。

今後もアイザワ証券は、静岡大学との協働を通じて、教育の質向上に寄与し、学生の挑戦を支える取り組みを推進してまいります。

イベント概要

イベント名	キャンパスアイデア甲子園
イベントURL	https://www.oisc.shizuoka.ac.jp/aizawa/ ※外部サイト：静岡大学公式HPへ遷移します
エントリー資格	代表者が静岡大学に在学している学生であること ※詳細については本イベントの公式HPよりご確認ください

スケジュール

2025年12月1日（月）	学校内広報開始・参加募集開始
2026年2月13日（金）	募集締め切り
2026年2月19日（木）	予選（書類審査）結果発表
2026年4月16日（木）	決勝（プレゼン審査・質疑応答・審査・表彰）
2026年4月以降	最優秀賞チームの学内実装準備開始（伴走支援開始）

以上